第1回 食べるから学ぶオーストラリア(前半)
世界旅クラブの記念すべき第一回目の企画。
『食べるから学ぶオーストラリア』をレポートします。
料理好きの子が多い世界旅クラブ。オーストラリア出身の先生をお招きし、料理づくりを通して『オーストラリア』を学びました。場所は子ども達が放課後によく遊びにくる我が家です。保護者や大学生の大人サポーターも参加してくれました。(企画をサポートしてくれた方から今回のオーストラリアの先生を紹介していただきました。)
午前はサンドウィッチづくり、午後がアンザッククッキーづくり。
2部制にして子ども達に参加したい方を選んでもらいました。
まずは午前のサンドウィッチの部から。
「おはよう」「おじゃまします〜」子ども達が続々と到着。
はじめに英語で自己紹介。恥ずかしそうな子ども達。“My name is〜.”で伝える子がいたり、名前だけ伝える子もいたり、みんなそれぞれの伝え方でした。
そして先生からオーストラリアのお話。
先生は小学校のALTとして長年勤務されていた方。子ども達が面白くオーストラリが学べるようにとiPadを使ったゲームスタイルのクイズを用意してくれました。分かりやすく面白いクイズにみんな釘づけ。
“What is the most common animal in Australia?“
(オーストラリアで一般的な動物はなんでしょうか?)
a) Crocodile (ワニ)
b) Koala(コアラ)
c) Kangaroo(カンガルー)
「Koala!!」「カンガルーでしょ!」「クロコダイルって何?」
子ども達が持っている知識や疑問が出てきました。
Which is a famous Australian landmark?
(有名なオーストラリアのランドマークはどれですか?)
a) Rainbow Bridge (レインボーブリッジ)
b) Sydney Opera House(シドニー・オペラハウス)
c) Taj Mahal(タージ・マハル)
「この建物知ってる!」「レインボーブリッジって日本じゃない?」
英語は分からなかったけど、クイズが面白かった!という声もあったくらい大盛り上がりでした。
場が和んできたところで、サンドウィッチづくりに取り掛かりました。
なりゆきに任せる「世界旅クラブ」。役割分担は決めていません。自然な流れで野菜を切るテーブル、チーズやハムを並べるテーブルに分かれ子ども達は好きなところに。
流れも細かく決まっているわけではありませんので、子ども達が思ったように、とりあえずやってみます。
野菜を切る、チーズやハムを並べる、バターをきる、パンの袋をあける、缶詰を開ける、パイナップルを焼く、、やることが結構出てきてました。やってみたいこと、やれること、みんなそれぞれ何かにトライ。大人サポーターも一緒にトライ。
チーズのシートを剥がして並べておいたら、チーズが溶けてチーズの山に、、。なんて予想していなかったコトも起こりました。でもこのチーズの山の登場にみんな大爆笑。
調理時間40分ほど。サンドウィッチの具材が完成しました。それぞれ好きな具材を選んでボリュームあるサンドウィッチをつくり、オーストラリアの飲み物である『ミロ』と一緒にいただきました。
トラベルノートづくりの時間
最後はトラベルノートづくり。キックオフミーティングで子ども達が選んだノートとロゴシール。その2つを子ども達に渡し、ノートづくりがスタートです。
参加記念として用意したオーストラリアの切手。先生が用意してくれたオーストラリアの動物シール。その中から自分の好きなものを選び、ノートに貼っていきます。先生からオーストラリアのコインもいただきました。
「今日の記念切手、先生からもらったシールを貼ったり、今日気になったこと、今日の一枚を描いたり、好きなように今日のページをつくってね」と伝えました。
ノートの裏にオーストラリアのコインを置いて鉛筆でこすり絵を描いたら?と先生が提案してくれ、興味を持った子がトライ。それを見た他の子が「私もやりたい!」と何人かがこすり絵に挑戦しました。
気になること、書きたいこと、描きたいこと、みんな好きなようにノートをつくっていきます。「こすり絵って面白いね」「その発想が新鮮!」どんなノートが出来上がるのか、大人サポーターもワクワクしながら側でノートづくりの過程を面白がります。
サッとつくる子。ノートづくりをじっくり楽しむ子。あとで書くよーと言う子。作り方と作るペースはそれぞれにお任せ。
こうして午前の部は無事に終了。
家に帰る子、習い事に行く子、近くの町内のお祭りに遊びに行く子。みんな笑顔で帰っていきました。
次は午後の部、アンザッククッキーづくりをレポートします。