キドヤスコ

千葉県在住、2人(男子5歳&女子2歳)を育てるワーママ。生まれは山形の旅館です♨ 読書…

キドヤスコ

千葉県在住、2人(男子5歳&女子2歳)を育てるワーママ。生まれは山形の旅館です♨ 読書やランニング、バスケットが好き。毎日パワフルな子供とワチャワチャしています。

最近の記事

チオビタドリンク考

平日夜、夕食後の汚れた皿を前に、昔見たコマーシャルをぼんやり思い出す。 知っている人はいるだろうか? 私が小学生に上がる前に見ていたチオビタドリンクのコマーシャルだ。 https://m.youtube.com/watch?v=DBSmEzw-VyM 菅野美穂さんのとかよりずっと前のやつ。 おじいちゃんとおばあちゃんがゆっくり荷車を押すアニメーションは、日本昔話みたいで好きだった。 小さい頃、これを寸劇のように披露する遊びにハマっていた時期がある。 めっちゃ疲れてる演

    • 3月の読書記録

      2月、河津桜が咲いてるなあと思っていたらもう4月。。。 今年は暖冬のはずですが、ソメイヨシノはまだ開花し始めたばかり。 ちょこちょこ読んでも、つい読みっぱなしになってしまう今日この頃。 備忘録として最近読んだ4冊を記しておきたいと思います。 くもをさがす 西 加奈子著 闘病記的なエッセイだから、ちょっと身構えて読む。 …やけどしました。 熱々だった。 当たり前の日常がどんどん痛みや苦しみに浸食されていく姿はつらい。 でもそれ以上の熱量で、人間の愛や希望を描く西さんの姿は本

      • 【読書感想文】『いやはや熱海くん(1)(2)』(田沼 朝著)

        中学・高校と週刊少年ジャンプを愛していた。 いや、一方的な恋だったか。 『SLAM DUNK』『るろうに剣心』『NARUTO』「シャーマンキング」… 「今ここ」自分の事に全集中の男子はまぶしくて目が離せない。 発売日を待ちわびる日々。 合併号(次週の発売がない)なんて出ようものなら、何を目標に次の一週間頑張ればいいんだ!と途方にくれていた恥ずかしい過去を思い出す。 そんな漫画ばかり読んでいただろうか。 ずっと、大学生以上の歳にはなりたくないとぼんやり思っていた。 自分が

        • 【読書感想文】『死ぬまで生きる日記』(土門蘭著)

          ゲートキーパーという言葉をご存じだろうか? ゲートキーパーは生きることに悩んでいる人の「命の門番」と言われている。 5人に1人が「本気で自殺を考えたことがある」という調査結果(厚労省H28年意識調査)もある現代、家族や職場の同僚、学校の友人といった周囲が、ゲートキーパーとなって、そのサインに気づいて支えていくことが重要であると謳われている。 最近職場の大学でも学生向けのゲートキーパー講座があった。 講演者が持ってきた資料には、「死にたい」と思ってしまう社会背景や気持ちを打

        チオビタドリンク考

          読書感想文「勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方―」 苫野一徳著

          なんか学校行きたくないなあ。 適当な理由をつけて学校を休み、お客さんが帰った後、温泉に一人ぷかぷか浸かる。(実家が旅館なので) 朝日がさんさんと降り注いて気持ちがいい。 狭い教室と、よく分からない勉強から解放される。 ああ、ここには私一人だけ。ずーっとのんびり浮かんでいたい。 でも… このまま学校行かなかったらやばいよなあ。こんなところで躓くわけにはいかんなあ。 そんな不安がちらっとよぎる。 でもやばいって何がやばいんだろう。 この学校生活、勉強はなんのため?

          読書感想文「勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方―」 苫野一徳著

          全然ちゃんとしてなかった

          朝はいつもバタバタしている。 なかなか起きない保育園児2人を起してごはんを食べさせ、着替え、その間に夜ご飯の準備と朝ごはんの片づけ、水筒にお茶入れて、連絡帳入力して…。 のんびりテレビを見ている子供たちに、つい「ちゃんとして!」「もう時間ないよ!」「自分でやらないと」「ママ行っちゃうよ!」なんて言ってしまう。 今日もそんな風に何とかタスクをこなし終わり、保育園までの道を歩いていると、下の子が「ママはさ、むかし自転車乗ってて車とぶつかったんだよね?」と聞いてきた。 「そうそ

          全然ちゃんとしてなかった

          不調について考える

          「かかー(ママ)、 でんぐり返し見てて!すごいでしょう! 」 夜、子供たちが布団の上でぐるんぐるん回っている。 「かか(ママ)は小学生の時、めっちゃ得意だったよ。後ろに回るやつもできたしね」 と、ちょっとマウントを取ってみる。 でもいざやってみようと思うと、なんと怖くてできない。首の骨が折れるのではないかと本気で心配になる。子供の手前、思い切ってやってみると変な方向に転がって子供に笑われた。思いっきり無様である。 生湯葉シホさんの記事(以下)を読んで、体の変化や不調について

          不調について考える

          【読書感想文】「なぜふつうに食べられないのか」磯野真穂 著

          夕食を終えて子供がyoutubeに夢中になってる間、キッチンに隠れて1人チョコモナカジャンボを食べる。 口いっぱいに広がる冷たくて甘い味。あーこの瞬間のために今日頑張った!ご褒美だ!!という日が週に2・3日ある。 でも食べ終わった後、アイスの袋を見ると303kcalの文字。 303kcalはけっこうだな。明日の朝走ったら相殺されるかな。でも昨日も食べた。体重、コレステロール、BMI…色んな言葉が頭にぷかぷかと浮かんではかき消す。この瞬間、チョコモナカジャンボも私の体も実態のな

          【読書感想文】「なぜふつうに食べられないのか」磯野真穂 著

          いいことばで

          2歳になる娘は、よく「アンパンマンたいそう」の歌を口ずさむ。 出だし 「もし 自信を無くして くじけそうになったら いいことばで いいことばで 思い出せ~♪」 「あれっ? 『いいことだけ いいことだけ 思い出せ~』だよ。」 「いいんだよ!『いいことば』で思い出すんだよ!」 そうか。 これもありだなと思った本日午後。 (アンパンマンたいそうの歌はこちら↓)

          いいことばで

          【読書感想文】「おいしいごはんが食べられますように」(高瀬隼子 著)

          ふんわり優しそうな題名に惹かれて読み始めましたが、見事に裏切られました! 物語は職場が同じ3人のやり取りを中心に進んでいきます。 その中で描かれている職場でのちょっとした悪意や矛盾、同調圧力のようなものは、自分が働いている中でも味わったことのある感覚。 単純に「わかるなあ。あるある!」と思う反面 読み進める中で、何かもっと怖くてゾワゾワしたものも感じました。 このゾワゾワした気持ち、なんか昔にも味わったことあるぞと思い返してみると、それは中学時代の出来事。 キーンコー

          【読書感想文】「おいしいごはんが食べられますように」(高瀬隼子 著)

          スライム考

          スライムをご存じでしょうか? そう、あのぬちゃぬちゃしたドロドロです。 我が家の子供たちはこのスライムが大好き。 100円ショップで買ってきたり、自分で作ったりして遊んでいます。 作り方も簡単。以下の材料を混ぜるだけ。 材料 ・洗濯のり ・ほう砂(ドラッグストアで売ってます) ・水(またはお湯) ・食紅やビーズ、ラメなど ほとんど自分で作れるし、刃物を使わないから危なくないのもいい。 入れる材料や量を変えて、自分好みのスライムを作るのはなかなか楽しいものです。 う

          【読書感想文】「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(ブレイディみかこ著)

          「先生!多様性って何ですか?」 「えーと、『ある集団の中に異なる特徴・特性を持つ人がともに存在すること』です。これ覚えてねー。大事な言葉だからテストに出すよう。」 -ある教室での一コマー この小説のテーマとも言える「多様性」という言葉。私がこの言葉を使うときってこんなイメージでした。 実感を伴わない、教科書の中に出てくる重要単語。 自分の住んでいる世界には関係ないなという感じ。 この本を読むと、そんなことをぼんやり思っていた無知無知で鈍感な自分に喝!を入れたくなります。

          【読書感想文】「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(ブレイディみかこ著)

          バスケットはお好きですか?

          半年ぐらい前、夫が『SLAM DUNK』の漫画を全巻大人買いしたものを拝借し、そのあまりの面白さにびっくりしました。 ギラギラ、キラキラ、メラメラ、ドキドキ。ああ青春っていいなあ。スポーツっていいなあ。全然ルール分からないけど雰囲気だけで全巻読めるわ。と思いながら何度も読む日々。その後、約6年ぶりの映画館で見た『THE FIRST SLAM DUNK』でさらに感動し、バスケット自体にも興味津々に。なぜ小中学生の時にはまらなかった自分!そしたら絶対バスケしてたのに!アニメ見てい

          バスケットはお好きですか?

          【自己紹介】はじめまして!

          はじめまして。キドと申します。 2人の子供(男子5歳&女子2歳)がいて、都内大学で事務の仕事をしております。 昔から書くことも読むことも好きでしたが、ここ数年は仕事や育児にテンヤワンヤ…。 お盆休みに久しぶりに山形の実家に帰って、姪っ子ちゃんたちの読書感想文のお手伝いをしていたら、無性に私も何か書きたくなりました! noteでは、日々の暮らしのことや好きなことなど、ゆるく楽しく書いていきたいなと思います。 今好きなことは、読書、漫画、ランニング、バスケット 梨木果歩、森見

          【自己紹介】はじめまして!