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ルーマニア生活

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2016年9月から2年間の予定で、ルーマニアはClujの大学院(経営学)に留学しています。こちらの社会情勢や生活を中心に書いていこうと思っています。
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記事一覧

4/15:ウィズエアーマラソン

4/15:ウィズエアーマラソン

本日は、人生で初めてとなるフルのマラソン大会に参加してきました。(ここでのフルは、自分なりの全力、つまりフルパワーという意味で、参加したのはハーフマラソンです)

結果的には、18キロ地点までは、わりと普通に行けて、最後の3キロがきつかったという感じでした。

大会前には度重なるトラブル(切れ痔、謎の左足首の痛み、大会前夜の右足小指の流血)で、全く練習もできずで、かなりヤバめでしたが、なんとか走り

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3/27〜3/31:世界で唯一首都が分断されている国キプロスへ

3/27〜3/31:世界で唯一首都が分断されている国キプロスへ

バルカン半島に行こうと思っていた矢先に、ちょっとした身体的トラブルに加え、卒論やインターン関係でパソコンを持っていく必要が本当はあるのではないか?ということが頭によぎり、バルカンへの旅行はやめて、結局キプロスに行ってきました。

地中海東南の島国キプロス。

キプロス島は、島の南北で国が分断され、南側がキプロス共和国で、国連、EUに加盟していて、その面積は四国の半分程度、人口約90万人(千葉市の人

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2/26:卒業まであと124日

2/26:卒業まであと124日



写真は先週の土曜日の夕方に、人々がキャンドルを手に街を行進してた時のもの。ルーマニア人の友人に聞いたけど、何のイベントかはわからないとのこと。おそらく少し早いけどイースター関係の宗教的なイベントではないかとのこと。

Clujに2/9に戻ってきて、2週間が経過した。

街のコンパクトさや、帰ってきてからのウェルカムなムードにかなり癒され、あらためてこの街が好きだなと思った。

(今日もショッピ

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Why I came to Cluj, the Heart of Transylvania(Romania)

Why I came to Cluj, the Heart of Transylvania(Romania)

日本人の方々が、下までスクロールしてくれることを信じて、まず英語で、そのあとに日本語で書きます。

Why I Came to Cluj, the Heart of Transylvania (Romania)

There are three main reasons for which I come to Cluj in September 2016.

First, I alway

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ルーマニアに留学した理由3

ここワルシャワは、11月の後半から雪が降り始め、それとともに最近は気温も0度前後といった感じになっている。

写真は、ワルシャワ中心部の文化科学宮殿(スターリンによる贈与という名目で建設された)

下記は、今日の16時頃の大学前の写真であるが、特に天気が悪いわけでもないのに、外はこんなに暗く、日が落ちるのは本当に早い。

ところで、ルーマニアに来てから、5人いかないくらいの人からルーマニア留学に興

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決戦は金曜日!

本日9/8(金)は、クラスのマドンナ的な女の子とお茶をしてきた。

これまでクラスのメンズが、何回か彼女を食事に誘ったり、実際に行ったりしたらしいけど、結果は言わずもがなといった感じだった。(要するに、ダメだったということ)

そんな彼女はルーマニアのNTTデータに勤めていて、そのNTTデータが自分のアパートの近くなので、たまに道を歩いていると、ふと会うことがあった。

他にもシャッピングモールな

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8月終わりのクラス会

8月終わりのクラス会

昨日8/30は、ここClujに引き続き、残っているクラスメイト(夏休みなので、ルーマニア外から来ている人はもちろん、ルーマニア人も自分の実家に帰っている人が多い)で会うことになり、基本的に、僕は外国人からの誘いは断らないことをルールとしていることもあり、参加した。

結果として、参加人数は10人程度だったけど、その分ほぼ全員と色々と話せたので、よかった。

色々な話をしたけど、印象に残ったのは、卒

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Hunedoara:フネドアラ城

Hunedoara:フネドアラ城

前回の記事で書いたように、サルミゼゲトゥサに行きも帰りも車で行けたので、時間が節約でき、少し離れたフネドアラという街の城に行くことにしました。

なお、この城に行くきっかけを作ってくれたのは、車に乗せてくれた方で、世界でもその綺麗さで有名なところだから、ぜひ行った方が良いと勧められました。城は、ルーマニア西部、トランシルバニア地方のフネドアラ県にあります。

15世紀にトランシルヴァニア地方一帯を

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Sarmizegetusa:サルミゼゲトゥサ

Sarmizegetusa:サルミゼゲトゥサ

8/10、ルーマニアにあるサルミゼゲトゥサという、古代都市の遺跡に行ってきました。

このサルミゼゲトゥサは、その昔ローマ帝国に属州にされるまで、ダキアという国の首都であったりと、その歴史的経緯からルーマニア人にとって、非常に重要な場所です。

しかしながら、クラスメイトに行ったことがあるか聞いたところ、9割近くが行ったことがないという場所でもあり、以前からとても興味がありました。

ほとんどの人

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ルーマニア人の特徴

こういう何人だからという括りで話すのは好きではないのだが(出身地によって、各人の性格を決めるべきではなく、文化的差異を学んで、仕事に活かすぶべきというのがインターナショナルマネジメントの基本である)、そういう特徴の人が多いんだなといったくらいの解釈で留めるなら、それは有効に働くこともあると思う。

例えば、世界的に見れば、日本人は、時間に正確だったり、責任感が強くて、協調性があるというのはよく言わ

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Cluj-Napoca

Cluj-Napoca

日本人の方々が、下までスクロールしてくれることを信じて、まず英語で、そのあとに日本語で書きます。

Cluj-Napoca is the second largest city after Bucharest and its GDP amounted to 33.2 billion in 2015, accounting for 22.1 percent of the country’s tot

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ルーマニアに留学した理由

ルーマニアに留学した理由

実は、最近またこのことについて、聞かれることが多くなっている。

こちらに来た当初に散々話したものの、なかなか信じてもらえなかったこともあった一方で、日々色々な人々と会う中、自分の気持ちが整理されるようなこともあったので、また同じような内容になるのは承知の上で、書きながら再考してみたい。

まず、そもそも大学院(経営)に留学したかった理由としては、日本にいるときに税理士法人で働いていて、会計や税務

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ルーマニアの大学院:授業について(経営学専攻)

ルーマニアの大学院:授業について(経営学専攻)

まず、10~2月が1期、3~7月が2期目、8、9月の夏休みをはさんで、10月から2年目に突入というのが、ルーマニアの大学院の日程です。なお、2、7月はテスト期間なので、授業はありません。

今回1期目を終えて、テストによっては、1月中に行われるものもあったので、2月上旬にテストが終わってからというもの、わりと2月は時間がありました。

さてさて、2期目の授業ですが、下記になります。

月曜日:Fi

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Salina Turda: Turda(トゥルダ)の塩鉱山

Salina Turda: Turda(トゥルダ)の塩鉱山

私が住んでいる隣町のTurda(トゥルダ)には、ヨーロッパ最大級の塩鉱山があります。

この塩鉱山ですが、1800年代から堀りはじめ、現在は塩の採掘場としては稼働していないものの、ルーマニアの中でも屈指の観光スポットになっているので、誰かが来てくれた場合には、案内することにしています。

というわけで、7月上旬に友達が来てくれた時も行ってきました。

住んでいるClujの街からは、バスで約45分、

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