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8月終わりのクラス会

昨日8/30は、ここClujに引き続き、残っているクラスメイト(夏休みなので、ルーマニア外から来ている人はもちろん、ルーマニア人も自分の実家に帰っている人が多い)で会うことになり、基本的に、僕は外国人からの誘いは断らないことをルールとしていることもあり、参加した。

結果として、参加人数は10人程度だったけど、その分ほぼ全員と色々と話せたので、よかった。

色々な話をしたけど、印象に残ったのは、卒業後のことや、それぞれの国に関することについてだ。

前期にポルトガルに交換留学で行っていた、ルーマニア人の女の子は、ルーマニアとポルトガルの賃金の差が大きいことを上げて、いくらルーマニアが好きでも、好きだけでは、ルーマニアにいることはできないと言っていた。

例えば、ルーマニアで1,000万円もらっていて、ポルトガルでは2,000万をもらえるということであれば、また別の話になるけど、もちろんそうした次元の話ではない。

ルーマニアでは月に5万円稼げれば中流で、そこまで生活費は変わらないのに、ポルトガルでは同じように働いて、最低でも10万円は稼げるということだ。

働きすぎて、家族や友人との時間をあまり取れなかったり、自殺者が出る日本の社会も問題な一方で、お金が原因で将来の選択肢が狭まる社会も問題であるという話になった。

前期に一回だけ、違う学部から韓国人の女の子が授業に来たのだけれど、その女の子の言っていた、韓国の競争の激しさ、良い学校に入ることはもちろん、できれば留学して英語も流暢に話せなければ出世や良い生活は送れないと言った話を、皆が覚えていたことにも驚いた。

アメリカ人の彼とは、前職が同じ会計業界ということで、学校があるときにもよく話していたのだけれど、今回も色々話した。

中でも、会計業界の行き過ぎた働き方の話と日本人はアメリカ人よりも働いているという話は、印象深かった。

仕事がある組は12時前に帰り、ない組はその後も店を変えて、飲み続けた。

それにしても、久しぶりに長時間飲んでいたので、酔っ払ったというよりは、疲れた。

もちろんまだまだではあるけれども、英語で大爆笑を取れたことは嬉しかった。

8月中旬に大学時代の友人が、ルワンダから来てくれて話したのだけれど、会社の看板などを取っ払って、英語が母国語の人に、ちゃんと話を聞いてもらえ、議論で負けない日本人は、英語が話せるという人の中でも、おそらく1割くらいだろうということだ。

今回のクラスメイトとの話を通して、自分の伝えたいと思うことはだいぶ伝えられるようになった実感はあった反面(クラスに日本人が一人ということもあり、嫌が応にも自分一人の印象が日本の印象につながるため、日本のためにも頑張ろうという気になる)、議論になったら、まだまだ弱く、今後も向上させていきたいと思った。

外国人の学生で、交換留学生でなく、2年いるだけでも珍しいのに、今夏は日本に帰らず、引き続きルーマニアにいることで、皆とこれまでよりも仲良くなれている実感はある。

最近は、1対1でカフェに行ったりするなど、日本にいた時と同じような友人関係を、クラスメイトと構築できつつあることは、本当に嬉しい。

ところで、今、このブログを新しくできたショッピングモールのカフェで書いているのだけれど、目の前で何やらカメラが入って取材が行なわれている。

取材を受けているおじさんが有名な人なのかは、わからないけど、話している内容は、ルーマニアのおすすめの観光地のようである。

毎日のように行っていたカフェに、最近可愛い女の子が入って、なんだか集中しづらくなったので、久しぶりにこのカフェに来たのだけれど、取材はしていたけど、前回同様、僕以外客がいなくて、実に良かった。今後もこの平穏が続く限り、来たいと思った。

イタリアとギリシャの旅行記は下書きは作ってあるので、近いうちにあげたいと思います。

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