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Salina Turda: Turda(トゥルダ)の塩鉱山

私が住んでいる隣町のTurda(トゥルダ)には、ヨーロッパ最大級の塩鉱山があります。

この塩鉱山ですが、1800年代から堀りはじめ、現在は塩の採掘場としては稼働していないものの、ルーマニアの中でも屈指の観光スポットになっているので、誰かが来てくれた場合には、案内することにしています。

というわけで、7月上旬に友達が来てくれた時も行ってきました。

住んでいるClujの街からは、バスで約45分、終点で降りて、10分くらい歩くとそこがSalina Turdaと言われる、塩鉱山です。

この塩鉱山は、地下に広がっていて、入ると、温度は約10度代で、夏などにはひんやりを通り越して、羽織るものないと、寒いくらいです。

中は階段またはエレベーターで下まで行けるような構造になっていて、地下400メートルの最下層には、ボートが楽しめるほどの岩塩湖があります。

途中の層には、観覧車や卓球、ボーリングといったスポーツをできるところがあるのですが、そもそもこれは、ここの空気が新鮮で気管支系が悪い子供に良いとのことから、作られているそうです。

つまり、遊んで、良い空気を吸っているうちに身体を健康にしちゃおうということで、アミューズメントパーク風になっているよう。

日本だったら、まず塩のアイスクリームとレストランが先にできそうなので、なんだか社会の違いを感じるような気がします。(ちなみにアイスもレストランも塩鉱山内部には現在ありません。2017.7)

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