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Cluj-Napoca

日本人の方々が、下までスクロールしてくれることを信じて、まず英語で、そのあとに日本語で書きます。

Cluj-Napoca is the second largest city after Bucharest and its GDP amounted to 33.2 billion in 2015, accounting for 22.1 percent of the country’s total GDP.

This city has succeeded in achieving an economic growth and be attractive for foreign companies.

Cluj-Napoca is the city with the largest number of start-up companies with 1,750 ventures in 2015.

Above all, there is a huge IT potential. This is because there are a lot of competent graduates from The Babes-Bolyai University and The Technical University.

Cluj-Napoca is the heart of the prefecture (county) and an academic city with a lot of international students. Cluj has a very developed international airport, where you can go from the center of the city within approximately 30 minutes and fly directly to Rome, Barcelona, London or Paris with a direct flight. You can have either a city break or a business meeting and be home next day, or why not simply have a nice meal and do some shopping in Milan during the weekend and be back on Monday to work.

Thanks to a lot of foreign students that come here every year, the city is changing for better day by day.

While feeling the change, I enjoy studying here. Almost everyday walking in the center of the city I can hear students speaking French, German or English. A truly international atmosphere!


 Cluj-Napoca(クルージュナポカ。ルーマニアで2番目に大きい県の名前です。地図で見ると、Cluj-Napocaという場所があるかと思いますが、その中の中核がClujという都市になり、私が住んでいるところです。)は、ブカレストに次ぐ第2の都市で、2015年にGDPは332億ドルに達し、国全体のGDPの22.1%を占めています。

 スタートアップの会社数では、首都のブカレストよりも多く、1,750社となっていて、特にITの会社が多いのと、EUに加盟しているものの、まだまだコストパフォーマンスが良いことから、アウトソーシングの一大集積地となっていることが特徴です。

 国内で2番目の大きさになるので、日本で言えば、大阪に当たるかと思いますが、落ちついている街の雰囲気や文化を大切にするところなどから、個人的な感覚としては、大阪よりは京都のように思われます。

 街の中心部には、スタジアム、大きな公園、オペラハウスがあるほか、街のいたるところに教会があります。教会は、ルーマニア正教のほか、ローマカトリック教会、プロテスタント教会の様々な宗派やイスラム教徒、ユダヤ教徒のためのものがあります。

 写真は、初雪時の街の中心の公園。

 観光地として、すごく見所があるかというと悩ましいところではある一方で、クラスメイトにも聞いたりしたところ、子供を育てたり、生活したりするのには、治安も良いし、ルーマニア国内でも、屈指のところというのが、今のところの私の認識です。

 ここに留学に来た理由の一つとして、東欧的な価値観を知りたいということがあり、アジアやアフリカは注目されているけど、東欧ってイマイチまだ目立っていないように思います。

 まだその価値観について、断定できるほど長く過ごしているわけではありませんが、ここに来て強く思うようになったのは、ルーマニアという国が資本主義の先を行っているように感じることです(経済的にまだ発展段階だろって意見もあることは重々承知の上で)。ほとんどの先進国は、現在、経済的な成長が飽和してしまっていて、これまでのような成長をベースにした、生活を享受できなくなってきています。

 そうなった時に、こちらの人に話は戻りますが、能力は高く、海外に行けば、いくらでも稼げそうなのに、街が好きだから、ここで暮らしていくといったマインドを持った人の割合が他の国に比べて、多いように思います。
 
 いずれにせよ、まだまだわからないところばかりではありますが、日々経済が成長しているのを肌で感じながら、勉強できるのは、日本にいたら、できないことの一つではあると思います。

 もちろん、良いことばかりではありませんが、イイところだけ取れないということもわかるくらいの年齢にはなったので、悪いところも受けられるくらいの度量を見せたいとは思います。
まあ特に受け入れる必要がないものは相手にしないし、やばいと思ったら、逃げるもしくは助けを求めますが。

 本当にお陰様で、今のところ、周りの方の優しさに助けられ、問題なく過ごせています。

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