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ルーマニアの大学院:授業について(経営学専攻)

まず、10~2月が1期、3~7月が2期目、8、9月の夏休みをはさんで、10月から2年目に突入というのが、ルーマニアの大学院の日程です。なお、2、7月はテスト期間なので、授業はありません。

今回1期目を終えて、テストによっては、1月中に行われるものもあったので、2月上旬にテストが終わってからというもの、わりと2月は時間がありました。

さてさて、2期目の授業ですが、下記になります。

月曜日:Financial management and control

ROEから始まり、経営指標を用いた、企業分析の方法を学ぶ授業

火曜日:Econometrics

計量経済学。経済学の理論に基づいて経済モデルを作成し、統計学の方法によってその経済モデルの妥当性を判断するといったもの。授業の前半は先生がホワイトボードで経済モデルを説明し、後半はパソコンを使って、それを実践していくような感じです。

水曜日: International Marketing

授業の前半を先生が一般的なマーケティング論について話し、後半は学生たちのケーススタディで、各グループごとに調べたものを前で発表していきます。

木曜日:International Commercial Law

国際商法。授業の前半を先生が一般的な国際商法について話し、後半はその日ごとに渡される契約書やケーススタディを読んでディスカッシュしていきます。

金曜日:International Human Resource Management

国際人事マネジメント。授業の前半を先生が一般的な国際人事について話し、後半は学生たちの発表になります。

水曜日から金曜日の授業はすべて、個人に課されるテストもありますが、グループワークやプレゼンがあり、成績としては、全体の約30%くらいをその成果が占め、前期はほとんどこうしたことがなかったこともあって、結構大変です。

しかしながら、こうしたことは、アメリカなどの大教室で何百人も受けるような授業スタイルだと、なかなかできないことだと思います。多くても50人くらいの少人数の授業だからできるとことです。

ちなみに水曜日と金曜日の授業は、今期フランスから留学生の一団が来ていて、全部で50人くらいで授業を受けていますが、他の曜日は、多くても30人くらいで授業を受けています。

グループのメンバーは、学生の任意ですが、EUやEU以外の国出身者を混ぜることのほか、一国で固まることは認めないといった簡単な縛りはあったりします。こうしたことは、そもそもEU以外の学生が少ないので、自分にとってはとても助かって、結構いろいろなグループから勧誘がありました。

まあそもそもグループを組む前から、普段から、クラスメイトと旅行に行ったり、飲みに行ったりしていたので、友好関係が深まっていたのもあると思いますが。

最近の1週間の過ごし方としては、月曜日から金曜日までは、授業で、土曜日に留学生たちで集まってのフットサルをやりに行って、余裕がある時は、平日にプールに行っています。空いてる時間は、わりと授業の予習やその他語学の勉強をしている感じです。

そういえば、仲の良いクラスメイトが今年の1月からオランダにインターンで3ヶ月間働きに行っているのですが、もうすぐその期間も終わるし、良介はいつこっちに来るんだと言われたので、急遽4月の上旬にオランダに行くことにしました。

なにやらその友人が車も持っているらしく、ベルギーやドイツなどの周辺諸国も行く予定なので、今から楽しみです。またブログに書かなくては!

それにしても、こんな直前に申し込んで、往復2万円で航空券が買えるのは、本当に嬉しい。

SNSのおかげで人と人とのコミュニケーションは距離に関係なく、ほとんど0円でできるようになったけど、実際的な移動に関しては、まだまだお金は高いし、飛行機ももっと早くならないかなと思います。AIとか、遺伝子とか、宇宙の研究も興味はあるけど、次世代のモビリティについても、とても興味があります。 自動運転とかだけじゃなくて、何かないのかなと。


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