推しを勝手に好きになって勝手に萎えた話
アウトプットが大事だとわかりつつ、できる限り、文章にしたくないと思うことがある。
文章にする、そこに記すということは「それで形を確定する」ということだ。曖昧で、もやもやとした、不定形のものが書き記すことで形を得る。感情であれ、思考であれ、その状態で固着する。
もちろん自分の意識にのみ作用することだから、いくらでも撤回すればいいのだけど、私の意思は極端かつ頑固なので、一度「これ」と思ってしまうとなかなか覆らない。私はそれが恐い。
敢えて「箱の中の猫の生死は不明」の状態のままにし