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アイデアメモの取り方〜小説のちょっとしたコツ

崖っぷち作家のニジマルカです。 小説のちょっとしたコツや小技をご紹介するシリーズ。 今回は「アイデアメモの取り方」です。 メモはほとんど役に立たないアイデア出しの本を読むと、よく「日頃から気になったことをメモしておきましょう」と書いてありますよね。 私も「なるほど」と思って、ずいぶんたくさんのメモを取ってきましたが、漠然としたメモが役に立ったことはほぼありません。 「この本の著者は本当にこんなやり方でアイデアを出しているのか?」といぶかしく思ったほどです。 ですが

小説のアイディアをひねり出す<小説の書き方>

アイディアは小説の根幹であって、長い執筆作業を支えるエネルギーです。それだけに良いアイディアをどう生み出すかが小説を書く鍵になります。 特にミステリでは、あっと驚く謎やトリック、犯人などを用意しないと読者は満足してくれません。ところが…… 小説の神様が降りてきて、アイディアを授けてくれる あるとき、ふっと素晴らしい謎とトリックの2点セットが頭に浮かぶ などと言うことはまずありません(プロ作家だってもちろんそうです) 小説指南本にはなんて書いてあるか?小説指南本は、ほとんどす

読者が欲しがっているものは何か

崖っぷち作家のニジマルカです。 身も蓋もない言い方をすると、読者は得をするために本を読んでいます。 つまり何かが欲しくて本を読むのですね。 ですから、作者側としては、読者が何を欲しがっているのかを知っておく必要があります。 今回は「読者が欲しがっているものは何か」という話です。 作品を抽象化すると人の欲望にたどり着く世間には、大ヒット作品やベストセラー作品がありますよね。 ああいった作品がなぜ売れているかというと、ごく単純に言えば、読者の欲望をきちんと満たしている

編集者が考える「原稿のレベルを上げるためにできること」【ポプラ社小説新人賞への道】

こんにちは。 「ポプラ社小説新人賞への道」もいよいよ終盤。 今回は、知りたい人が一番多いであろうポイント…… 「どうやったら原稿の質があげられるか」についてです。 小説を書きあげたけど、そこからどうしたらいいのか分からない。 どうやったら「うまい小説」「面白い小説」にレベルアップするのか。 というか、小説ってどうやったら良くなるの? そんな悩みを抱えている人もいらっしゃるのではないでしょうか。 小説に正解はありません。 なので、「こうすれば絶対に良くなります!」とい

あなたがグーなら「チョキ」の前に立てばいい。それが戦いを略す戦略です。

自分の強みって何?という悩みを、僕は何十年も抱えながら生きていたような気がします。大学も中退で、バイトもすぐ辞めて、就職した会社でもさほど優れていた訳でもない。そんな僕が少し変わったのが、起業してからです。一切の言い訳ができない状況は、自己分析といった自分と向き合うような暇を作ってくれませんでした。売上を作らなくちゃいけないという焦燥感だけの状況が、「自分の強み」というものを無理やり捻り出してくれた様に思えます。 自分の強みは自分で作るべきという事を伝えたかったのですが、「

文章を書く前に、知っておきたい3つのこと

コピーライターとして、SNSやブログ、ホームページなど自分のメディアで発信した人、広告やプレスリリースなどを作りたい人、エッセイやコラムを書きたい、ライターとして記事を書く力をつけたいという方向けに、講座や個別指導をしています。 毎月100人以上の人の文章を添削してきて、気づいたこと。文章を書く前に、これは知っておいた方がいいなと思うポイントを3つに絞ってお伝えします。 ①人はそんなに読んでいない人の文章を読む時、自分は、どんな風に読んでいるだろう? もうその人の文章が

ASICSが、「#応援したいスポーツ」の投稿をnoteで募集します!

このたび、ASICSが運営する「ASICSスポーツ応援プロジェクト」が、「#応援したいスポーツ」というテーマの投稿コンテストをnoteで開催します。 さまざまなスポーツの大会中止が相次いでいますが、スポーツを楽しむ思いはどんなときでも変わりません。 この機会に、皆さんの応援したいスポーツについて、noteに投稿してみませんか? 競技のこと、観戦のことなど、真面目でもゆるくても構いません。部活動で青春を捧げた競技や、テレビで観て夢中になったエピソードなど、みなさんにとっての

これからの生き方を考えるきっかけに。ひふみ×noteで、投稿コンテスト「#ゆたかさって何だろう」を開催します!

【結果発表】 審査結果を発表しました!以下の記事リンクからぜひご覧ください。 このたび、レオス・キャピタルワークスの投資信託「ひふみ」がnoteとコラボして、「#ゆたかさって何だろう」というテーマで投稿コンテストを開催します。 未曾有の激動の時代が訪れて、だれもが「生き方」について考えることが多くなっていると思います。それとともに「ゆたかさ」についての価値観も、それぞれが少しずつ変わってきているのではないでしょうか。 今回は、そんな今だからこそ考えてみたい「ゆたかさ」に

【作家志望のひと向け】純文学5大文芸誌の文学新人賞についてまとめてみたよ!

※5年ほど前にブログに書いた記事を2020年現在の情報へ修正したものです。当時、めっちゃバズったのでおそらく需要があるかとおもい、蔵出しすることにしました。  むかし、ぼくは同人誌「らくせん」というものの編集長をして、文学フリマに参加したりしたことがある。そのせいか、公募しているいわゆる純文学系の文学新人賞の情報や応募作品、最終候補作品がぽろぽろと手元にやってきたりする。  だいたい作品を送ってくれるのはぼくとかなり仲良しなひとで、かつぼくがこのひとはいつかデビューするん

vol.36 写真の構図 簡単だけど難しい日の丸構図

こんにちは。今回も引き続き構図のお話していきます☺️ このnoteは写真を0から始める方向けマガジン「始めよう、写真」の記事です。初めてご覧になる方はぜひvol.1からどうぞ。 今回は比較的撮りやすい日の丸構図についてお話していきます。でもこれが簡単なようで難しいんです… 日の丸構図とは日の丸構図とは、文字通り、日の丸です。  写したい被写体を写真のど真ん中に持ってきて撮る、簡単な構図です。 主題が何かが一目で分かるし、見る手に伝えやすい写真の構図です。 ただこの日の

「小説家になろう」に投稿された小説2000作品のタイトルを分析してみた

 Twitterで「#RTした人の小説を読みに行く」タグを利用した批評企画を細々とやっていると、国内有数の小説投稿サイト「小説家になろう」のユーザーからのコンタクトを多く受ける。WEB小説を片っ端から読んでいく試みをはじめてから、異世界転生をはじめとするいわゆる「なろう小説」には戸惑い続けてきた。ぼくも多くはないけれどライトノベル作品を読むことはあるし、アニメは比較的よく観ている方になるとおもうし、「オタク文化」もそれなりにわかるっちゃわかるほうだろうとはおもいつつも、やはり

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キャバ嫌いがオンラインキャバクラを体験してみた

コロナ自粛のせいで外に出れなくなり、その代わりにオンラインでのあれこれが活況になってますね 仕事はもちろんのこと 飲み会なんかもオンライン飲み会が流行りまくってます 僕自身も10回くらいやってますが、気楽で良いもんです さて、そんな中、先日Twitterで、知らないアカウントからDMが来てました 確認してみると、オンラインキャバクラのアカウントで なんと、無料体験してTwitterなどでシェアしてくれないか?というもの たまにこういう

ライター、写真家、イラストレーター、インストラクターなど、フリーランスのみなさんに向けて、note活用事例やアイデアをまとめました

外出自粛がつづくなか、クリエイターのみなさんによって、さまざまな取り組みがnoteではじまっています。 noteとしてなにかできることはないかと考え、それらの取り組みをもとに、note活用のアイデアをまとめました。それぞれのアイデアごとに、参考になりそうな記事も紹介しています。 思うように活動ができない今、みなさんの参考になれば幸いです。 1. 作品やノウハウを販売する ご自分の知見・ノウハウや作品を記事にまとめて、有料noteで販売してみましょう。有料noteの設定方

コロナ時代のリモートフォトグラフィー、始めます!

コロナ時代のカメラのあり方の一つとして、「リモートフォトグラフィー」が話題にあがりつつあります。最初にまず伝えておかなくてはいけないのは、これは既存の写真や撮影方法を否定するものでも置換するものでもありません。そこはまずご了解ください。 一方、これは「仕方なくやっていること」でもありません。制限された状況の中でできることを考えるのは、すべてのクリエイティブの原初的なエネルギー源だと思うのですが、我々は現在、知る限り最も苛烈な抑圧の中で生きることを余儀なくされています。そんな