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続・先生こそ学びあいたい〜オンライン講座「学習する学校」で感じた、3つのこと

今回は、昨日参加してみた「みんなの職員室オンライン研修「学習する学校」のプレ講座」を通じて感じた、3つのことをお話しします!

(参考:この講座を受けるに至った経緯は、こちらの記事に書きました。)


1. 受講内容のアウトプットをする威力、実感

まず強く感じたこと。

実際に話を聞きながら、アウトプットする機会が複数回あるだけで、こんなにも緊張感を持ちながら有意義に講座を受けることができる!

私は普段、授業中に子供たちが学んだ内容をアウトプットする時間をいくつか設けているのですが、知識としてアウトプットの重要性を知っていたから取り入れていただけであって、学生時代に体験する事はそれほど多くありませんでした。

今回、実際に60分間の講座の中で2回ほど他の方と話してみたり、それをチャットで簡単にまとめて発信してみたりする機会をつくっていただきました。

それだけで、受講時の緊張感や主体性がかなり高まったと自信を持って言えます。


2.講師・福谷 彰鴻さんの言葉「学習に必要なのは〇〇」

これだけでもかなり大きな収穫だったのですが、さらに心を動かされたのは講師である福谷さんの言葉でした。

いくつか興味深いことがあったのですが、一番印象に残っているのは‥。

学習には「個人のビジョン」が必要


***

学習すると聞くと、「机に座って人の話をただ聞く授業を受ける勉強する」などといったイメージを抱きがちですが、本当はそうではない。

できなかったことができるようになっていくこと。
これが学習することと、お話しされていました。

例えば、赤ん坊が両親のもとに行き着くために両足で立ち上がり歩き出すように、子供たちが友達と一緒に遠くまで遊びに行くために自転車の乗り方を覚えるように。

そして、その学習において必要なのは、個人のビジョンだと言います。

例えば先程の例で言えば、赤ん坊が両親のもとに歩くと言う目的だったり、子供は友達と一緒に遊びに行くためという目的だったりです。
何かそこには個人のビジョンが存在していて、そこから主体的に学び出すと。

もちろん初めからそれがなかったとしても、だんだん掘り起こす作業をしていく中で見つけながら、そのビジョンを達成するためにさらに学習する。
この学習のスパイラルが、さらなる学習を生むのだろうと感じました。


3.個人のビジョン(動機)を掘り起こす質問が秀逸

三つめに印象に残ったこと。プレ講座といえど、そのビジョンの掘り起こしのためにいくつもの質問を用意されていたことです。

✅どうしてこの講座を受けようと思いましたか?
✅今回聞いた話で印象深かったところはどこですか。
✅どこに刺さりましたか。
✅また、どうしてその箇所が刺さったのですか。

といった質問がありました。

これらを考えることで、自分が今持ってる「個人のビジョン」をわかりやすく掘り起こすと言う効果があるようです。


ちなみに、私が「どうして」「今回の話のどこ」と考えたとき、

✅対話する同じ志を持った仲間に出会えるという点
✅学びあう過程で「学習」について学べるという点

に深く心に刺さったことがわかりました。

このことから、以上の2点を「成し遂げたい」と思っていると俯瞰して認識することができたのです。

1つの質問で気づきを得られた、と感動すら覚えました。

***


それにしても、プレ講座60分間だけで、予想以上に多くの学びを得られました。

自分の身として、復職後すぐと言うこともあり、自分自身の体を心配する面もあります。しかし、この講座を受けて勉強にもなるし自分のモチベーションにもつながるし、精神安定上、結果としては自分の心にとっても良いものになるのであれば、それで越した事は無いのかなあと。

今、9割くらいは講座を受けようと言う気持ちが固まってきています。
もし受けた暁にはこのような形で、ノートに感想や学びの記録を付け足していきたいと考えています。


そしてnote記事を読んでいる皆様にも、その学習の体験を少しでもお届けできたら嬉しいなあ。


🖋あとがき

ここまで記事を読んでくださった方、ありがとうございました😊
よかったら、ほかのエッセイや読書ノートも目を通してもらえたら嬉しいです!

< 自己紹介 「7つの習慣と教師とわたし」>

<2021年3月現在、特にスキをしてもらった記事たち>

✅スタートラインは「わたしが教育すれば変わる」と思わないこと。


✅休職したことで「働く」が見えた話

✅スタンフォードが中高生に教えていること



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