見出し画像

職場において、すこし外から見守る人って大事かもという話。

今日は仕事において、少し離れて外から見守る人がいる事はとても大事なのではないか、と言う話をします。

この記事を書いている人:
現職教員としてはたらく20代。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職経験あり。教育についての自分の経験や科学的情報、心身安定に関する情報を発信しています。


学年や担任についていないから気づいたこと

note記事で何度も書いているのですが、今年は復職の年でしたので学年や担任業務にはついておりません。

そのため他の先生たちよりも、いろんな学年の動きや、新任の先生の大変さなどを客観的な視点で見られることに気づきました。

新年度が始まり早くも3週間が経とうとしていますが、当初のクラス開き等のバタバタ感はなんだ落ち着きを見せています。

新任の先生で担任となった人たちも、学校の雰囲気に一見すると馴染んだように見えてきます。また最初は少しよそよそしかった新しい学年団たちもそれぞれスタートアップを切り、雰囲気が馴染んできているように思います。

最初は緊張していた授業開きでしたが、もうすっかり授業の雰囲気にも慣れ、しっかりと準備してきた授業準備の貯蓄が、今の心の余裕を生んでいると実感しています。

そんな中、ある業務でご一緒となっている新任の先生と打ち合わせをする機会がありました。お話をしているうちに、あることに気づいたのです。

常に少し先のことが気になってるようで、焦っているような様子

1対1で話していて気づいたのが、生徒対応や授業準備に追われ、今ここにいる打ち合わせ以上にいろいろなことに心がとらわれている様子は感じられたのです。

もちろん完全に上の空と言うわけでは無いのですが、言葉が焦ってしまっているといいますか、常に先に先にと言う雰囲気なのです。

もちろん、たまたまその瞬間がそうだっただけなのかもしれません。
その日はとても追われていることが多かったのかもしれません。

ですが、自分がそういった相手の雰囲気に気づく位、私自身に余裕が生まれていることに驚きました。そして、そのことに気づけことで、私はその先生をサポートすることができたのです。


高見の見物と言うわけでは決してない。

ここまで書くとなんだか余裕ぶっていて、ちょっと高見の見物みたいに聞こえてしまう気がしました(笑)

決してそういった傲慢な気持ちで書いてるわけではなくて、少し業務にゆとりがあって心にも余裕がある人が、近づきすぎず見守っている位の距離でサポートできる状態は、すごく健康的な組織の状態なんじゃないかなと直感的に思っただけなのです。

心の余裕があれば、生徒の変化だけではなく、そういった先生の変化へのサポートも可能です。

✳︎✳︎✳︎

そこで改めて思うのは、先生の忙しすぎる仕組みをどうにか直せないかなと言うことでした。

今年の私の身分は、ちょっと特別な身分です。

また通常の忙しさに戻ってきた時こんな悠長なことは言ってられないでしょう。だからこそ、先生それぞれが少しずつ業務にゆとりを持って、その結果心のゆとりが持てるような仕組みにするにはどうしたらいいか。

参加しているオンラインゼミや、普段の業務で、わたしができることを考えていく一年にします。


🖋あとがき

ここまで記事を読んでくださった方、ありがとうございました😊

よかったら、ほかのエッセイや読書ノートも目を通してもらえたら嬉しいです!

< 自己紹介 「7つの習慣と教師とわたし」>

<2021年4月現在、特にスキをしてもらった記事たち>

✅新卒教員だったあの頃の自分が、苦労したこと。

✅スタートラインは「わたしが教育すれば変わる」と思わないこと

<2021年4月現在、特にたくさんみてもらった記事>

✅ジャーナリングアプリ「muute」を1ヶ月続けてみて気づいたこと。|復職エッセイ





サポートは美味しいおやつとコーヒーで心をみたすことに使わせていただきます☕️