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[教育]社員教育は必要か?

田舎の小規模な町工場では、1日あたりの生産高が最重要案件であり、社員教育(特にOFF-JT)は不必要だと、時々思うことがある。だがこれは誤りだ。

教育をしていかなかった場合、会社の持続的成長が全く期待できない。朝起きて→会社に行って→作業して→帰宅して→寝て→起きて、というだけの毎日は、マンネリ化してとても楽しくない。つまり、働く人が長続きしない。マンネリ化を防ぐためには、働きながら何かしら成長していくための取り組みが必要であろう。

わたしは「社員教育」という言葉が、上から目線で好きでない。自分が常に成長したいと思っているため、教育を受けたい方なのだ。

で、いろいろ考えた結果、今年度は、怒涛のように、社外の外部講師に来社頂き、わたしを含めて全員で社内研修を受講する予定だ。英会話だとか、特殊技術だとかのスキルアップではなく、もっと基本的なことからスキルアップしていこう。田舎の小さな町工場だ。楽しく成長しようではないか。

1)就業規則の読書会(講師は社労士)
2)ハラスメント講習会(講師は社労士)
3)営業秘密に関するキックオフミーティング(講師はコンサルタント)
4)モチベーション維持のための講習会(講師はコンサルタント)
5)イカ釣り講習会(講師は社員)
6)アジ釣り講習会(講師は社員)
7)カワハギ釣り講習会(講師は社員)
8)有機溶剤取扱の講習会(講師は環境測定専門家)

を開催する。すでに、決定事項だ。どれも本年度の最重要案件である。

就業規則は、せっかくお金かけて作っているのに、読んだことがないし、興味がない社員が多い。わたしも興味がなかったが、社会情勢の変化に伴い、私も含めて会社全体が理解しておくべきだろうと考え、ここは社労士さんに講義してい頂く予定で準備をすすめている。

ハラスメント講習会は、次回で第2回目である。特に、昭和生まれな人たちは、昭和における悪しき価値観が体から抜けないため、定期的にこの講習会は行う。あっ。悪しき価値観って、パワハラの方です。思わず厳しく言ったらパワハラになった的な話を時々テレビなんかで見ますので、そうならないための理論武装です。これも社労士さんに準備して頂いている。

営業秘密に関するミーティングは第1回は既に終了し、次回で2回目である。SNS時代、何が営業秘密であるかを理解しなければ、大ごとになるので、その勉強会である。これは、佐賀県地域産業支援センターにご協力頂き、専門コンサルタントに依頼した。

その他、釣りの講習会も重要案件だ。どのような釣り方をしたら、本命が釣れるのか、真剣に講習会をやるつもりだ。地元の伝説の漁師さんと同じくらい魚の気持ちがわかる弊社の社員が講師になる。

ちなみに、魚釣りが、メンタルヘルスケアにとても有効であることは、以下で解説させて頂いている。


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