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わたしの仕事=すべき事

言うほど毎日文芸創作活動をしているわけでもないしな。
つまり、毎日労働していないわけだ。そこから改善しないとかな。

パトロンやメンターが付けばいいんだけどねえ。

手に職つけるのがいいのか。

まあ何事も地道に継続していかないとだろうけど。

保育士を目指すとかよさそうに思うんだよな。すべて今までやってきたことが統合を持つように思う。

児童心理、人の心がどういうプロセスで出来上がるのか、どこから魂がやって来るのかを哲学する、科学する。
ピアノを弾く。
絵を描く。
物語を聴かせる。

あんまり我を出すと逸れるだろうから、自分の作品を読み聞かせたり、弾いたりってのはないだろうけど。

あと心理カウンセラーの資格も興味あるんだ。

俺と同じ感性の人間を癒やすことができるだろうと思うから。

岡潔も大分貧乏したようだけど。

パティスミスは三十過ぎてからパンクロックの始祖になったようだけどね。

年齢なんてただの数字ですよと言う人も居るし、今が残りの人生で一番若いんだと言う人もいるし。

いつまで夢見てるんだと言う人もいるし、おまえに才能なんてないぜと言う人もいる。

ところで、別にアルバイターで職を転々とするのも悪くないかなと思ってる。いい作品のヒント、スパイスになりそうだ。ルポライター的なね。
色んな職を経験すれば、社会像がリアルになるから、真に迫る作品を残せるかもしれない。気分は最悪かもだが。
最悪ホームレスでも「移動するシェルター」的な住居があれば生きていける。
それ、ノマドワーカー? ミニマリスト?

携帯電話とBluetoothキーボードがあれば、どこでも文筆業はできるのかも。
問題は電気。

充電はどこでさせてもらえるのか。
携帯代はどのように支払うのか。
銀行は住所不定で持てるのか?

結局は誰かに依存する結果になりそうだ。
障害者ならば「いろんな人に依存するのが自立だ」と言えるけれど、普通の人は「誰にも依存しないのが自立だ」となる。

社会不適合者の生活で満足しようという人もいる。シャフろうぜと。

それはそれでどうかと思うけど。
でも国民に借金があるから、金銭面で自立すべき、というのは国の嘘という人もいるし。

結局のところ、周りに心配かけないようにして、周りにいいように生きるんだったら、それって自分軸じゃないよね。死人と同じ。自分を殺してる。時間も殺してる。
「時間を殺す者は、つまらぬ者になる」

有限の生涯時間。有限の生。
無限の心。無限の魂。すると無限の成長時間。

俺も「金貸して」とは言いたくないけど、どうせそんな未来がやってくる。ダメなやつだから。

「これも報いなんかなあ」
そうボヤく人生がやってくる。弱い人間だから。

「これも報いなのかなあ」
やめてくれ。聞きたくない。
それは未来の俺だ。
きっと俺は何も成せない。何も残せない。

そう思ってるうちはそうさ。
岡潔は「誰もなし得ないだろうと言われた難問」に挑み、それらをほとんどすべて解決した。

文芸における「誰もなし得ない問題」とはなにか?
「誰にでも書ける言葉」で「誰にでもは書けない」ものを書くことではないか。

一体それは何だろうか。

自分の情緒だ。自分の魂の音色だ。

自分の魂を奏でることは誰にでもはできないのかもしれない。
一方で誰もが無意識にやっていることではある。
日々の動作の中で。日々の言葉の中で。

日本人は情の人であると言うけれど、実際は日本人はどういう生活をしているのか?
それを理解できない外国人が多いのではないか。

生活様式は変わるが、変わらない心の内の風景。
それを5歳児にもわかる言葉で描くのが、私の仕事ではないか。

少し具体的になったが、まだ抽象的だ。
「要点は針を突き刺すような正確さで言え」

日本人の心の風景を描く文学の要点はどこだろう。
日本的情緒であろう。

「お互いさま」
「おかげさま」

また、外国人も、その自らの情緒に無関心であるから、彼らの情緒を描いて示してあげることも大切なのではないか。

とはいえ、それは各国の文豪が既にやっている仕事のように思う。

音楽や絵画なら、見せたり聞かせたりすれば、すぐにわかる。

でも、文芸は認識だから。言葉だから。
文芸でわからせるには、言葉の通じる人でなければならない。
最近は日本人でも日本語が通じないと言う。

ところで、私はいつか外国語で小説を書きたいと思ってる。翻訳家泣かせだが。

誰もが独創的な人生を送っている。
一人の人生は一つの作品だ。
プラス1、できればいい。
欲張らないことだ。

自分の人生を描いたら、あとは人のものを想像してみるだけ。

結局は自分の人生を、様々な他人の位置に置いて、そこで自分はどう動くのか?
それを描くのが文芸ではないか?

もしもあの人が、代わりに僕の人生を歩んでいたのなら、もっと違う人生になっていただろう。

ならその人生の映像を見せてよ。

それが作品になる。

①自分を色々な位置に置いて、人生を動かす。それを作品の形にする。

②様々な人を自分の位置に置いて、あの人ならどう生きたかを描く。

この二つの形式でやればいいのではないか?

まずは自分の人生を語ることからだな。

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