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マンネリという状態は悪いことばかりなのか?

【マンネリ】
マンネリズムの略。手法が型にはまり、独創性や新鮮味がないこと。
(デジタル大辞泉より)

私たちは日常生活において、さまざまな言葉を用いていますが、意味や特性を深く考えることなく使用することも多くあるのではないでしょうか?

本来の言葉にはない、言葉に対するイメージは、案外私たちの価値観によってねつ造されていることもあると私は考えています。

ということで、今回は「マンネリ」について書いてみようと思います。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

イヌ・チワワ・伏せ・疲れた顔・室内・黒い

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上記のマンネリの意味合いは「手法が型にはまる」と「独創性や新鮮味がない」こととされています。

「手法が型にはまる」というのは、試行錯誤の結果、作業などがルーティン化した状態を指すと考えられます。

また、「独創性や新鮮味がない」とは、代り映えのないことと言い換えることもできるでしょう。

個人的な見解ですが、時と場合によっては、このマンネリ化された状態というのは、一つの完成形に達したという終着点として捉えることができるのではないでしょうか?

私も含めて多くの人は、新しいことに興味を抱き、チャレンジ精神という前向きな言葉で何かを生み出すことを奨励します。

ですが、noteの毎日投稿に対して多くの方が挫折するように、継続することは羨望されることではあるのに、あまり重要視されていない部分もあるように思うのです。

マンネリとは、物事を継続するに当たっては、到達すべき「型」なのではないでしょうか?

イヌ・子犬・箱・物憂げな表情・眼差し・茶色の

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「仕組み化」という言葉があります。

【仕組み】
1 物事の組み立て。構造。機構。
2 事をうまく運ぶために工夫された計画。くわだて。
(デジタル大辞泉より一部抜粋)

仮にマンネリをシンプルという言葉に置き換えてみてはどうでしょうか?

物事の本質的構造を見極め、日常の行動に落とし込めることができたのなら、私たちは非常にシンプルな生活になると思います。

それは、仕組み化された生活であり、ムダを省いたものでもあり、ある意味で退屈にも感じる作業なのだと思うのです。

例えば、スティーブジョブスが毎日、同じような服装で過ごしたのは、人間が一日に決断する回数が35,000回以上とされている中で、いかに重要な決断に自分のリソースを割くか?という仕組みを作りあげた結果です。

他にも、Facebookのマーク・ザッカーバーグや、オバマ前大統領も似たような理由で、選択する機会を意図的に減らしています。

私たちは、代り映えのない生活をマンネリだと感じますが、大きな成功を収めた偉人たちにとって、マンネリとは必要な概念だったと私は思うのです。

人々・通勤・ラッシュアワー・モーションブラー・街・行き交う人々

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実は、現在の私のプライベートも、かなりマンネリ化が進んでいます。

同じ時間に起き、曜日ごとに決まった服装に着替え、決まった時間に電車に乗り、決まった出勤路を歩き、毎日同じドリンクを購入し、仕事に就く日々。

帰宅時も、決まった道を辿り、コンビニで買うものも同じモノ。帰宅後はシャワーを浴びて、noteの記事を投稿し、夕飯を食べて、次の日のnoteの骨子をまとめ、大学などの学習を進め、読書をして就寝…。

(;´・ω・)…超マンネリ(笑)。

ただ、このマンネリの部分があるからこそ、仕事やイベントに集中できますし、多角的な思考を持つことができていると自分では思っています。

ムダな決断は極力抑えるようにしているので。

以上のことを踏まえると、私にとっては、日常にマンネリな部分があることで、逆に新鮮な発見を毎日できている気がするのです。

あなたがどのように感じるかは分かりませんが、ネガティブに聞こえる言葉をリフレーミングしていくことで、マンネリな日々から抜け出すことができるかも知れません。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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