たぶん、noteの投稿で鍛えられるスキル
毎日毎日、PCに向かいカタカタと投稿を続けていると、一つ一つの行動が無意識に近い状況で行われるようになると思います。
…いや、どれだけ続けてもネタに詰まるときもあれば、そろそろ毎日投稿を諦めよう…と思うシチュエーションはありますよ(;^ω^)。
しかし、習慣とは身につけることも大変でしょうが、唐突に止めることも難しいものだったりします。
私も数年前までは喫煙者でしたし、禁煙に失敗した経験もあります。
それは、喫煙行動が習慣化してしまっていたからです。
タバコで得た教訓は「悪習に染まってはいけない」ということです。
悪習というのは、あからさまなものばかりではありません。
日々の生活の中で、どんな人も必ずと言っていいほど、何らかの悪習は抱えているはずです。
…あ、これはそのうちネタにしよう(・ω・)b
ということで、今回は「悪習」ではなく、noteでの投稿活動を続ける中で鍛えられる「良習」について書いていこうと思います。
最後までお付き合いいただけると幸いです。
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多くのテキスト形式の投稿者は、noteで得られる能力として真っ先に思い描くのは「文章力」ではないでしょうか?
そのほかにも「構成力」「継続力」「情報収集力」も挙げられるかもしれません。
( ̄▽ ̄;)…あくまで私が思い描いたものなので、違うご意見の方もいるでしょう。
今回、私が挙げる能力は「濾過(ろか)力」とも呼べる能力です。
【濾過 - ろか - 】
液体や気体を多孔質の物質に通して固体粒を取り除くこと。
(デジタル大辞泉より)
(;´・ω・)…多孔質⁉ついでに調べてみましょう。
【多孔質】
多数の細孔をもつこと。木炭、ゼオライトなどにみられ、吸着能力と関係する。ポーラス。
(デジタル大辞泉より)
(;゚Д゚)…余計にわからん‼
ということで、正誤はさておき私なりに定義づけるなら「自分というフィルターを通す行為」という意味で、この投稿では用いていきます。
自分というフィルターで何を通すのでしょうか?
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私は現在、社内外での会議やミーティングの議事録を作成しています。
議事録で大切なのは、全体的な流れよりも、何について話し、どのような決定が成され、今後の対応をどうするのかが明確でないといけないと考えています。
そのために必要なのが「自分というフィルターを通す行為」だと思うのです。
少し具体的に書いていきますね。
よほどアジェンダが明確か、ファシリテーターが優秀でない限り、会議やミーティングでは不要な情報も飛び交います。
感情的な発言や思い付きでの発言、終わった議論を蒸し返してみたり、異様に発言が長い人がいたり…。
…あくまで一般論ですよ⁉(・∀・)w
長い会議を経験されている方は、ぜひ録音してみてください。
二度ウンザリしますから(笑)。
…と、このように不要な情報と、本当に必要な情報を選り分けるのが、フィルターの役目というワケです。
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noteで投稿をする場合、多くの方は無意識に頭の中で情報を選別し、記事にされていると思います。
ましてや毎日投稿をされる方は、わざわざ長い下書きを何度も推敲したりせず、ある程度の推敲は脳内で処理しているはずです。
言葉の取捨選択。
投稿活動では、無意識に膨大な選択を逐次行っており、無自覚に鍛えられているのだと私は考えていますし、実感しています。
例えば、つぶやきでは140文字という制限があります。
伝えたいことを正確に伝えるためには、あらゆるムダを省く必要があります。
一方で、私のようにテキスト投稿をする場合は、あえてムダを残すことで、個性的な投稿になることがあります。
|ω・)…ここで言うムダとは、実は感情を指しています。
以下、議事録作成とnoteの投稿についての違いと共通点を考えて行きましょう。
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noteの投稿で個性を出したいのであれば、感情表現の言語化を意識するのがいいのではないかと考えています。
どのような情報であれ、唯一無二の出来事というのは、なかなか存在しません。
似て非なる出来事がある限り、人は脳内でカテゴライズする特性があるので「どこかで聞いた気がする…」と錯覚するためです。
ただ、出来事に対しどのような感情を抱き、それをどのように言語化するのかは、個性が現れる部分です。
「嬉しい」「悲しい」「楽しい」「苦しい」
どの言葉を、どのように装飾するのか?
自分の感情をきちんと把握し、伝わる言葉に置き換えることで、読み手が受ける印象は大きく変化するでしょう。
出来事と感情を切り分けて把握すること、そして、伝わる表現に置き換えることは、ビジネスシーンでの議事録作成や折衝でも有効な能力です。
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議事録に感情は不必要です。
時系列も、個人的には不要だと思っています。
「何が問題として採り上げられ」「どんな提案が成され」「どんな決定をしたのか」
これらを箇条書きで挙げれば、最低限の情報として次に見る際に分かりやすいと思っています。
もちろん、それぞれの会社で書き方が決まっているケースもあるでしょうが、議事録を作成する目的を考えれば、削れる情報は載せる必要がないでしょう。
ですが、時に議事録に起こしている最中に、改めて気づくこともあります。
そのような場合は、個人の主観を別項目として記載し、上司や会議参加者にフィードバックをもらう体制を整えておけば、議事録が事実確認・状況確認のツールとしてだけでなく、社内の意思統一のツールとしても活用できると思っています。
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長くなってきたので、そろそろまとめたいと思います。
note投稿者の多くは社会人として、何らかの形で社会と接点をもっています。
それは大学生も同様です。
記事を投稿するのは、個人の裁量であり、そこで得た多くの経験は自分に還元されます。
しかし、視座を高くもつことで、noteでの活動は単なる趣味や文章表現を磨く場だけでなく、十分に自らの生活を向上させるツールにもなり得ると私は考えています。
どのような意図で投稿をされているのかは、それこそ個人個人違うと思います。
ですが、一つの行為を多くの行動に結びつけることで、良習は磨かれていくのだと思うのです。
今回は、noteを続けることでビジネスなどの社会活動にも活用できる能力があるという話をさせていただきました。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。
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