#読書感想文 No.44
年末に大学の課題を終わらせようとしたのですが、どうにも身が入らず、丸一日読書に充てる日がありました。
自称「積読王(仮)」の私ですが、久々に集中して読破したので、フィードバックとして投稿してみます。
あ、余談ですが、変更したプロフ画像は、恥ずかしながら本人です(笑)。
数年前に「作業風景を撮りたい」ということで、カメラマンさんに撮影してもらいました。
…これで、あんまりキャピキャピした文章は書けなくなりました(笑)。
べ…別に未練なんてないんだからねっ!!(/;・ω・)/。(ツンデレ風)
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さてさて、大変多くの方に読まれているということで、真新しい情報を求めていたのですが…本書を推している方が居たら申し訳ないのですが、私個人としては、特に目から鱗が落ちるような内容はありませんでした。
これは、私自身がコミュニケーションに関する書籍をよく読んでいることの他に、「キャリアコンサルタント」の試験勉強で学んだ知識が、かなり重複して登場していたからです。
逆に言えば、今現在、「キャリアコンサルタント資格試験」の勉強をされている方や、コミュニケーションに対して「苦手」というより「疲れる」といった方にオススメかもしれませんね。
個人的な意見ですが、「コミュニケーションが苦手な方」は、「話し方」の前に「聴く力」を養うことをオススメします。
というのも、人との会話で重要なのは、自分が満足することではなく、いかに相手に満足してもらうかだと思うからです。
あ、語弊がありそうなので、少し説明しますね。
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読んでいて面白いなーと思うのは「話し方」であって「話そのもの」ではないということです。
一般的に浸透してきている「メラビアンの法則」を採り上げてみましょう。
メラビアンの法則とは、言葉でどんなに「楽しい」と言っていても、態度や表情がつまらなそうであれば、「つまらなそう」という見た目の印象のほうが強く伝わる、ということを示したものです。また、この割合から、「7-38-55のルール」と呼ばれることもあります。
上記の補足として、「7-38-55」というのは、「言語情報-聴覚情報-視覚情報」の割合を指していて、実際に話している内容(言語)よりも、見た目(非言語)に印象が左右される、というモノです。
ただ、気をつけてもらいたいのは、「会話」という行為において、「会話」が継続するためには、「話し手」のスキルもさることながら、「聴き手」の能力に依存するということです。
「話し上手」というのは、これまた誤解が生じそうですが、誰でもなれます。
「(;´・ω・)…嘘だ~!!」と思う方は、「話し上手」な方の話を「聴き手」として、じっくり傾聴してみてください。
「モデリング技法」というのですが、「話し上手」な方を観察していると、自分の中で「話が上手な人ってどんな人だろう?」という問いについての参考となる人物像が出来上がります。
あとは、その人物像を模倣すれば、「話し上手」になれます(ホントです)。
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「聴き手」としての能力が上がると、会話の主導権を手に入れることができます。…なんか悪そうな言い方に聞こえたらゴメンなさいね( ̄▽ ̄;)。
「コーチング」や「コンサルティング」「カウンセリング」の共通点は、この傾聴力を磨く部分ではないかと思っています。
会話が「学びの場」となるには、「聴き手の導く力」があってこそです。
…話が脱線してきたので、まとめに入ります(笑)。
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他人からの印象を良くするには、「話し方のスキル」を磨くことが近道となりそうです。
ですが、私個人としては、「聴き方」も印象を良くする要素ではないかと思っており、「会話」の過程で好かれる割合は、必ずしも「話し方が9割」ではないと考えています。
それは、私自身の人生での学びの経験上、「話し方」と同等程度に「聴き方」も重要だと思うからです。
…読んでいただけると分かるのですが、本書でも「聴き方」についての記述があり、かなり重要なファクターとなっています。
あくまでも、読む前の本書から連想されるイメージをもとに紹介文を書いてみました。
コミュニケーション能力というのは、社会生活の中では基本スキルに位置していると思いますが、果たしてどれだけの方が基本をマスターしているのでしょうか?
私は正直、自信がない部分も多々あります(・ω・)。
本書に限らず、常に自身の能力を客観的に測るクセをつけておくと、過信によるトラブルは避けられるのではないでしょうか?
ぜひ、基本に立ち返る意味で、読んでみてもらいたいと思います。
ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の投稿は以上です。
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