ふらっとトランジット・香港
你好!香港からお送りしています。
飛行機を2本乗り継いで着いた先は香港です。
旅の最後の目的地はイスタンブールだったものの、日本に帰る前にトランジットで香港に上陸しました。
あいにくの天気ですが、久しぶりに感じるアジアの活気に、これまでとは違った刺激を受けています。
***
ジョージアを出発し、イスタンブールを起点にエーゲ海、バルカン半島をぐるっと一回りした旅は、1ヶ月の期間を終えて、先週イスタンブールに戻ってきました。
数日間の滞在を終えて昨日、イスタンブール国際空港を出発しました。
コロナ禍以降、燃油サーチャージの高騰もあり、飛行機代は特に値上がりを続けています。
滞在していたジョージアのトビリシから東京行きのチケットを取らなかったのも、飛行機代が高すぎるからです。7万円?8万円?うーん。。
結果として、7万円を切ったイスタンブール発のフライトのチケットを取りました。
もちろん直行ではありませんが、旅に慣れている僕としてはあまり気にならないことです。
***
今回取ったチケットは、トルコのイスタンブールを出発後、カタールのドーハ、香港を経由して、成田空港に向かうもの。
2回トランジットがあり、航空会社は最初の2本がカタール航空、最後がキャセイパシフィック航空です。
重いスーツケースがあるため、LCCは断念。しかし、たまにはこういった贅沢(笑)なフライトも良いでしょう。
トランジットは、ドーハで2時間、香港では18時間となっていました。
ドーハは落ち着く時間すらなかったものの、香港はせっかく18時間もいるなら、と街に繰り出すことにしました。
こういった場合、スーツケースは預けっぱなしのため、手荷物だけを持って街に出ることになります。
***
香港は中国に隣接しており、コロナ禍の規制が比較的厳しい地域でした。
今年に入ってから徐々に緩和され、マスク規制は撤廃、ワクチン接種義務も撤廃、そして入境(香港に入ること)は陰性証明のみの提示という条件になっていました。
しかし、SNSで状況を見てみると、もはや陰性証明すらいらない、とのコメントが多数。
これはもしや。
一か八かに賭けて、僕はPCRを受けずにイスタンブールを出発しました。
香港国際空港に着いて、まず僕は空港内の無料シャワーを使いにいきます。事前に調べていた情報通り、空港内には無料シャワーがありました。
知らない人は通り過ぎてしまう存在感の無さ。しかし、それゆえゆったり使えました。
リフレッシュしたところで、いざ入境。イミグレでパスポートと記入した出入国カードを提示します。
すると、少しチェックされるもあっという間に終了。
陰性証明の必要なく入境することができました。
というわけで、晴れて香港上陸です。
学生時代に訪れて以来のため、僕にとっては7年ぶりくらいの訪問です。
***
入境できたものの、今回はそんなに時間があるわけではありません。香港のゲストハウスは7年前の嫌な思い出(詳細は割愛)があるため、宿泊は空港にすることにしました。
手荷物を持ったまま行動するため、軽くぶらつくだけにします。
空港についてWBCの日本優勝の記事を見、情報を追いかけていたら時間が経ってしまいました。急いで出発します。
空港からは電車で街の中心、九龍半島の南端に位置する尖沙咀(チムサーチョイ)に向かいました。
小雨が降る中ではあったものの、人々は街に繰り出し、とても活気がありました。
中国語だけでなく、日本語の看板もちらほら見られ、どこか懐かしい気分になりました。ドンキや無印良品など日本のお店もいくつかあり、もう日本に帰った気分にもなりました。
かつては香港の目玉だった、道路にせり出した看板は、老朽化で現在はほとんど撤去されています。
そんな寂しさも味わいつつ、九龍半島の一番南側に向かいます。
ビクトリア・ハーバーとその向こうの香港島。高層ビルが林立している光景が広がっています。
絶景。
悪天候にも関わらず、そこから見る景色はとても良く、改めて香港に来たという実感が湧いてきました。
つかの間の滞在。でも十分に楽しめている自分がいました。
***
この長い旅もいよいよ終わり。そしてこの長い海外生活もいよいよ終わり。
明日の朝、香港を出発し、日本に向かいます。
1年振りの日本に、僕はどんな感覚を抱くのでしょうか。
とはいえ、またすぐに海外に繰り出すでしょう。
僕の目標であるアメリカで働くことを実現するために、帰国してからは特に仕事面で努力をして、進んでいこうと思います。
そして、自分にとってよりよい人生を作っていこうと思います。
もうすぐ旅は終わります。
旅の様子はこちらにまとめています。
僕のことは以下の記事で紹介しています。
Twitterのアカウントはこちらです。
バナー写真の撮影場所はこちらです。
それでは、また明日お会いしましょ
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?