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人と比べずにもうちょっと海外で挑戦したい

海外に出てもうすぐ一年が経とうとしています。

今年の振り返りをしてみると、今までとは比べ物にならないほど充実した一年になったと思っています。

それまで日本でしか生活したことがなかった僕は、外国に住みたい、という目標を立てて、それを実行に移すことができました。

最初、国はどこでも良かった。だから、ご縁のあったフィリピンに行くことになりました。

大変なことは山ほどありました。

コロナ禍により2年越しになった夢の実現は、2年前と異なる感覚の中、理想とのギャップが大きいものでした。

世間では、当たって砕けろ、と言うことがあります。これは、異なる環境に飛び込んで揉まれながら成長しろ、という意味だと思っています。

ただ、異なる環境で揉まれることがこんなにきついものだとは思いませんでした。

今振り返ると、あれはまだまだ未熟だったのでしょう。こうして今、フィリピンを離れてジョージアという国で生活する上で、まだまだ果たしきれない野心を抱えるようになりました。

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環境は目まぐるしく変わり、仕事では苦労した一年でした。

前職のサーバー管理の仕事は退屈でした。フィリピンの人たちと働いていた頃、その仕事をこなすのに自分の能力の1%も使っていないと思っていました。

その確率をどうやって上げたら良いかがわからなかったのです。

日本人は細やかな対応をできるとは言うけれど、多くのフィリピン人たちに対して細やかな対応をとっていると日が暮れてしまいます。雑で仕事をしない人たちとどうやって仕事をしたらいいのか。

そもそも得意分野を仕事にしていないから、楽しいという気持ちは皆無でした。つまらない、と思いながら仕事をしていたから、何をやっても無駄でした。

おまけに努力しても評価の一つしてくれない会社でした。

今改めて思っても、会社を辞めた選択は間違ってなかったと思っています。良い会社でもどこの国で働くかは考えものです。

ただ、ゼロになってフリーランスという世界に飛び込んでからは、もっと上手いやり方があったという後悔があります。

仕事をする以前に仕事の取り方がわからなかった。営業なんてやったことがない。

そんな自分には自分で仕事をつくることの難しさを知ることになりました。

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なんで挑戦したいのか。

僕はそんな状況に立たされても、まだ自分を信じています。まだまだ自分はやれると信じています。

新卒で入った会社の同期、ジョージアにいる同世代、世間の28歳。

20代後半になると、仕事の分野で目立つ人が徐々に現れ始めます。そういった人たちと比べると自分がうまく行ってないことなんて山ほどあります。

そこで、仕事ができないとか、お金がないとか、嘆いたところで意味がないのです。ネガティブになる時は、いつも人と比べた時だからです。

だから、もう人と比べる行為は闇への誘いでしかないのでしょう。無理をしてでも考え方を変えなくてはなりません。

人は人、自分は自分。

そういったフラットな気持ちになった時、僕は「挑戦したい」という気持ちが湧きます。

そしてその挑戦とは、海外で働いて生計を立てるということです。

もし自分がプロ野球選手だったら、日本じゃなくてアメリカで野球がしたいと思うでしょう。

お金よりも挑戦心。

かつて、大家友和というピッチャーがいました。彼は、日本で芽が出なかったけれど、その状態でアメリカに渡り、揉まれました。結果、下部組織から這い上がり、メジャーの舞台まで登り詰めました。

僕が憧れるのはこういったタイプの人です。

なぜ挑戦したいのか、と言ったら、挑戦者に憧れているから、が正しいのかもしれません。

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たぶん止まりたくないのだと思います。成長欲求はすごく高いし、だから今日も本を読んでいます。

それが自分の性格だから、僕は挑戦をしたい。

今、ここで泣き言を言って日本に帰って就職をしても、後悔するのでしょう。それは僕が日本を嫌いだからとか、日本に住みたくないからではありません。むしろ、暮らしやすい日本も今やひとつの憧れです。

でも、挑戦できる体力がある状態で、自分がしたい挑戦をしなかったら後で絶対に悔やむことになるでしょう。

それだけは絶対に避けたい。

いつまでもふらふらしてられないのは十分わかっています。だからこそ、真剣に、本気になってやるのです。

この文章を書いたその瞬間から、次のステップに向けての情報を集めていきたい。

今年はもう残り少ししかないけれど、来年は良い年にできるように今年のうちから準備をしておきたい。

世の中には挑戦したくてもできない人もいます。そう考えると僕はまだまだ恵まれていると思います。

気を引き締めて、また頑張っていこうと思います。休んでる暇はない。


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それでは、また明日お会いしましょう!

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