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海外就職におけるコンピューターサイエンスの経験が持つ強さ

昨日に引き続き、海外就職の話題です。

海外、特に欧米での就職を目指すにあたり、大事になってくるのが環境と職種です。

海外だったらどこでも良い、なんでも良い、は過去の自分。それで失敗した経験があるので、今回は場所選び・仕事選びには慎重になりたいと思っています。

ただ、いきなり未経験の分野に飛び込むのは不可能と言って良いでしょう。日本で実績を上げて、海外に挑戦するのが正当な方法なのかもしれません。

しかし、僕が挑もうとしているのはいきなりの海外挑戦。

100発打って当たるかどうか、という狭き門を通ろうとしています。

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いろんな仕事を見ていく中で思うのは、ITの強さです。

IT、特にプログラミングを使ったアプリケーションの開発、そしてクラウド関連のバックエンドの整備、そしてコンピューターサイエンスの大卒資格。

これらの経験があると、就職にはかなり有利になってきます。

この話はIT専門職だけには留まりません。デザインや僕の専攻していた学問である地理の分野でも同様です。

ネットで情報を集めていると、デザイン学校を出ているよりもコンピューターサイエンス、地理学出身よりもコンピューターサイエンス。

コンピューターサイエンスの勉強をしていた人の需要がこの世の中のかなりの部分を占めるのではないかとすら錯覚してしまいます。

それほどITが強大な力を持っていることに気づくことになりました。

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注釈をすると、僕はマーケティングやセールスなどの分野は専門外なので実情をよくわかっていません。

ただ、海外就職という文脈で考えた時、「ものづくり」をしたいなら、ITは切っても切り離せない関係になっているかもしれません。

あまりこういうことは考えたくはないのですが、もし過去に戻れるなら、コンピューターサイエンスの勉強と開発経験をもっと積んでいたかったと思ってしまいます。

僕は高校時代は理科系科目が全て苦手な文系の人間でした。また、通っていた中学高校が男子校で居心地の悪さを感じていたので、男子ばかりの理系に行くことも抵抗がありました。

そういった環境で育った経緯はありますが、当時の僕にはコンピューターサイエンスの選択肢はありませんでした。

大学を卒業して、縁があってITの世界に入り、いきなり大規模システムのバックエンドの仕事を任されるようになりました。

そこからは仕事に楽しさを見出せず、転職を経験するも、効率も向上心も上がらない5年間を過ごしてしまいました。

だから、ゼロベースで働き方を考えたいと思っていた今日この頃となっています。

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どんな仕事をしたいか、と考えていたこの半年間が終わり、次のステージに向かうも、結局ITです。

ITを嫌いになったらもう生きていけないかもしれない。ドラえもんのいない世の中でジャイアンが一人で上に立つ世界のようです。

自分の軸である「海外(欧米)」を貫くには、やはり妥協は必要なのかもしれません。

少しネガティブになってしまいましたが、情報をたくさん集めて現状をちゃんと認識するのは大事だと思いました。今までの僕に欠けていたのはそういった部分なのでしょう。

ただ、持っているものを活かすのも大事なことです。

僕にはITという選択肢がある、という事実は強みになるかもしれません。未経験だから飛び込めないものは、逆に経験があるからチャンスはある、ということです。

仕事で悩み、結局答えは出せていないけれど、もっと長い時間をかけながら、自分の人生を生き抜いていこうと思います。

つらい時こそ、希望を忘れずに。


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それでは、また明日お会いしましょう!

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