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48.怒られる覚悟

真面目な人ほど怒られる覚悟が薄れている。
怒られるということを忘れている。

私は大学生活を通してすごく丁寧な人間になったと感じているし、元々の性格ゆえ怒られることはそもそも少ない。 

さらに大学も四年生になり、自分が指導するような立場に居ることが多くなった。

しかし、どんな天才やマシンと言われるぐらいの人間でも必ずミスはする。

生きている限りミスは付きもので、ミスのない人生などあり得ない。
逆に失敗のない人生があるとすれば、喜びの少ない人生だろう。

そして、ミスや失敗をほとんどしてこなかった人間が、そこを指摘されると身の振り方を間違えてしまうことが多くある。

私もよくあるが、失敗をしないことに慣れてしまうと、失敗した時に言い訳がすぐに出てしまう。

さらに、誤魔化してしまうこともある。

自分が失敗しないことを前提に行動を起こしてしまって、怒られることを想定に入れていない。

つまり、怒られる覚悟が足りていない。

自分の行動に責任を持つこと。
それは同時に怒られる覚悟を持つということ。

私も、この心構えを忘れずに生きていきたい。
そして一年生、二年生にはそういった行動を願いたい。

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