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【あの時ミスをしてよかったね】ミスから学んで成長していくために #1150

おはようございます。
ついに猫アレルギーを克服した森下です。
#慣れってすごいね

過去を振り返った時に「あの時失敗をして良かった」と思える経験を増やしていくことが、失敗、ミスに対しての捉え方を変えていきます。というお話です。

<ミスは怖い?>

自ら進んで突っ込んでミスをしに行く、そんな人は極めて少数だと思います。

なんで少数になってしまうのかと言えば、答えはシンプルでミスするのが嫌だからです。

みなさんミスするのは好きですか?笑

では、なんでミスが嫌なのかと言えば、ミスをすると怒られたり、恥ずかしい思いをしたり、能力が低いと評価されたりという経験をしてきたからです。

仮にミスをいいものだと捉えているのであればミスはたくさんしていくはずですからね。

ではミスというものを、無理くりポジティブに捉えてみましょう。

・ミス(失敗)は成功の素
・チャレンジした結果
・成長(成功)のヒント
・ミスする理由が分析出来る
・ミスした分成功に近づいた
・笑い話が出来た

というような感じでしょうか。

こんなふうに思えたらいいことは頭ではわかってるけど、実際にはそう思えないことの方が多かったりしますよね。

ミスした時、ミスした後すぐにはそう思えないかもしれません。

人様に偉そうに言ってる僕だって、うまく行かない時は落ち込んだりイライラしたりします。
#だって人間だもの

みなさんも人生において一度や二度くらいは大きな失敗、挫折をしたことはあるでしょう。

でもどうですか?
それは今でもしんどいですか?それともあんなことあったなとか、あの時のおかげで今があるなと思えてますか?

僕も若かりし頃は中途半端にイキっていて、うまく行かずにお金で困ったこともありました。

その当時はしんどかったし、どうしようと焦ったり不安になったりしたこともあったけど、今となっては笑い話で、その時が今の出会いや環境はないと思うんです。

スポーツでも仕事でも、結果を出し続けるなんてほぼ無理ゲーで、多かれ少なかれ浮き沈みはあるものです。

チャレンジをしてるなら尚更で、チャレンジをしてるからこそ失敗するわけであって、必ずうまくいくことはチャレンジとは呼びません。

絶対に失敗をしたくないのであればチャレンジをしなければいいんです。でもそれでは成長はしないので、長期的に見た時に失敗する可能性は高くなるけど。

結局、目先の結果や評価ばかりに捉われてしまうとミスを避けようとしたり、恐れたりしてしまうんです。

ちょっとミスすることにビビってるなと思ったら、長期的な目標に意識を向けて、成長にフォーカスすることが大事です。

<失敗から学んだ経験を増やす>

ミスを良いものとして捉えていくためには、ミスをして良かったと思う経験を増やしていくことです。

先ほどの僕の例ではないけれど、その時は落ち込んだりしんどかったりすることも、時が経てば「あの時があって良かった」と思えることを増やしていくことです。

頭ではミスや失敗は成長に繋がるとわかっていたとしても、やはり本当に成長に繋がったと思える経験に勝るものはありません。

となると、やはりチャレンジの数を増やしていくことが重要になりますよね。

僕はよく「どんなチャレンジが出来た?」と同じくらい「今日はどんな失敗が出来た?」と聞きます。

たくさん失敗できたということは、それだけチャレンジしたということですから、目標が達成できなかったとしても、それは十分に価値のあることだと思います。

日頃から小さなチャレンジを繰り返していれば、その分失敗する数も増やせます。

そのチャレンジと失敗を振り返って次の日の課題にしていけば「失敗から学べた」「失敗は成功の素」だと経験値として落とし込むことができるはずです。

<ミスをした時の反応>

その人がミスを良いものとして捉えるか、悪いものとして捉えてしまうのかは、周りの反応の影響も結構大きかったりします。

特に子どものころの、周りの大人たちの影響というのは、良くも悪くもデカいんです。

例えば、ミスをした時に、そのミスを怒ったり責めたりすると「ミスはしてはいけないもの」「ミスは良くないこと」と学習してしまう恐れがあります。

そうすると、選手(子ども)はミスを避けてチャレンジしようとしなくなったり、不安やプレッシャーを感じやすくなるし、無難なことしかしなかったりするわけです。

そして、周りのミスする人たちを許せなかったり、バカにしたりしだす。そのネガティブな影響は周りにも伝染していきます。

そうならないためにもミスをしたことに対して怒らない、チャレンジや努力といったプロセスを評価する、ということがとてもとても大切です。

ちなみに、ここで伝えたいのは怒らないことがいいということではないし、褒めておけばいいことではないんです。

ミスしたという結果に対して評価するのではなく、それまでの準備(プロセス)に対して評価をすべきだということ。

例えばミスをしてしまったとしても、普段から一生懸命に頑張っていて、チャレンジをした結果がミスなのであればそれは素晴らしいことだと思います。

選手としてはそのミスからたくさん学ぶことはあるし、成長していくと思います。

ミスした原因が準備不足であったりする場合は、その準備に対して指摘をする必要はあります。(もちろん伝え方は大事ね)

ともかく、結果に目が行きがちになってしまいそうなところを、それまでのプロセス(努力、チャレンジ、準備)にフォーカスして伝えていくことが出来れば、ミスをいいものとして(悪くないものとして)捉えられる可能性は高くなります。

<まとめ>

① 目先の結果や評価ばかりに捉われてしまうとミスを避けようとしたり、恐れたりしてしまう。

② ミスを良いものとして捉えていくためには、ミスをして良かったと思う経験を増やしていくこと。

③ 結果だけではなく、それまでのプロセス(努力、チャレンジ、準備)にフォーカスしてフィードバックをすること。

あの時ミスした自分に、ミスをしてくれてありがとうと言えるように今を頑張ることが出来れば、例えミスが怖くとも勇気を持ってチャレンジできるようになるはずです!

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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(6歳)と娘(2歳)の4人家族。横浜在住。
メンタルトレーニングの情報を中心に書きたいと思います。

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