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仕事ってむずかしいな〜

こんちは
けんしろう常務です

さて今回は、働き甲斐について話します。

【好きな行動】

先日 友人から「仕事をしていてなにが楽しいの」と真顔で質問をされました

ハッと考えさせられすごく難しい感情に
その場はそれっぽい答えで切り抜けたわけですが

帰宅してからもそのことが頭から離れず考え込む

その時の思いつきや感情は後から見返すとおしろくて
振り返ってみると昔の自分に教わることもたくさんある

なぜ好きでもなかったクルマを商材にしているのにこんなにも仕事が好きなんだろう

この機会に自分の頭の中を言語化することにしました

以前 こんなことを言われたのを思い出した
仕事をするうえで大事なのは「名詞」ではなく「動詞」の部分であると

たとえば自動車業界の話で言うと

”クルマ”が好きかどうかではなく
クルマを”売ること”が好きかどうかが大事
はたまたお客様に”喜んでもらうこと”が好きなのか
お客様と”話すこと”が好きな人もいる

これはあくまでも一例であってものすごく簡易的にみえる
もっともっと突き詰めていくとより本質的な部分が見えてくる

”売ること”が好きなら別に商品はなんだっていい
”喜んでもらうこと”が好きなら職種までガラッと変えてもおもしろいかもしれない

要するに自身にとってどの動詞が好きかを理解しておくと仕事の幅がより広がり深まるということ

そう考えると自分は「人と”話すこと”」「人に”感謝をされること”」が好きだと気づく

だからこの仕事が楽しくて仕方がないと気づく

仮に明日から商材がクルマじゃない他のなにかに変わろうが人一倍に売ってやるという気持ちになれる

なぜなら「クルマ(名詞)」が好きなのではなく「売ること/感謝をされること(動詞)」が好きなのだから

とはいってもクルマほどお客様と密になれる商材ってなかなか無いんだけどね

最近の趣味|料理

【思っているけど言えないこと】

常務からクルマを買っていただいた人は本当に運が良いと心の底から思っている
というかそう思うようにしている
それくらいじゃないとお客様に失礼でしょ

会社を敵に回してでもお客様第一主義を徹底する営業マンはほんとうに少ないと決して表に出てくることのない心の奥深くで自負している
だいぶ勘違い野郎かもしれない

お客様のためならコンプライアンス違反なんて当たり前だし然るべき時には土下座だって喜んでする
それくらい真面目に開き直っている

とはいっても仕事で結果を出し続けるにはお客様にも仕事をしてもらわなければいけない
お客様にとっての仕事とはクルマをひたすら買い換え続けてもらうこと

ビジネスは信用の交換だからね

クルマ自体は気に入ったものが見つかることがなにより
しかし担当になる営業マンは選べない
紹介とかであればまた別の話だけども

たまたま常務が担当の営業マンになったお客様には「本当に運が良いですね!」と伝えたいくらい本気でそう思っている

自分以外の営業マンが担当になったお客様をみると”お気の毒に”と思う
これが決して良いことなのかはわからないけど思ってしまうから仕方ない

自分が選ばれなかったことへの悔しさからでる感情も含めてだとは思うけどセールスマンとはこれくらいの自信や反骨心があっても許されるのではないのだろうか

好きが高じて人生のほとんどを仕事に熱中することができる

これまでに数え切れないほどの納車をさせていただいたわけだけど
お客様の喜ぶ顔とありがとうの言葉が聞けるとそのたび鳥肌が立つ

営業とは脚本家 兼 俳優だと思っている

こんな流れで話を進めていこう
相手はおそらくこんな返事をしてくるだろう
この話題は逆効果になるかもしれないから触れないでおこう
こんな提案をしたら喜んでくれるかもしれない

描いたシナリオを自分自身で演じきる仕事

脚本家であり俳優でもある自分を演じ続けることの繰り返しなんだけどそれが楽しくて仕方がない

最近の趣味|料理

【一旦 泣く】

たまにこんな声を聞く
「お客様の欲しいクルマの在庫がなくて売れなかった」

営業マンは必要性を生み出すことが仕事だからお客様が”ほしい”クルマを買ってもらうのではなくこちらが”買ってほしい”クルマを買ってもらうのが答えだと思っている

相手の言いなりになっているようであれば自動販売機で代用が効く
そもそも人じゃなくていい

そして繰り返し買っていただかないとこちらも仕事にならないので「長く乗ってください」とは言い難いわけです

納車をさせていただく時にはもうすでに次のクルマを買い替えてもらうためのシナリオが頭にある

実際に担当させていただいているお客様のクルマを買い替える平均的な期間は1年に一台のペース

短ければ6ヶ月 長くても2年

5年に一台のペースで買い替えて満足してしまっている人にはよく考え直してもらう

仮に今30歳だとして元気な状態で運転できるのが長めに見積もって65歳までとしよう

そうするとどうだろうか
35年間で7台しかクルマを替えられないじゃないか

1年に一度のペースであれば35台もクルマを買い替えられる
そしたら思い出も5倍になるんじゃない

なかなかゴリ押しだけど決してネタでもなんでもない
いつもこんなふざけてるのかふざけてないのかよくわからないようなことを言ってご理解いただくわけです

来年にはクルマを買い替えるというポジティブなプレッシャーがあれば稼ぐしかなくなり仕事にも精が出る

キャバ嬢に貢ぐオジさんみたいになってないかな大丈夫かな

まぁそんな日々の繰り返し
素敵なお客様に囲まれて自分自身も成長させていただいております

営業職だけに言えることではない
事務職だろうが自分にとって働きやすい環境をつくるために社内の人間に営業をかけ続けなければならない

看護師であれば医者や患者
保育士や教員であれば生徒
どんな職種に就こうが営業力はすべてに必要なこと

新卒1年目は商談に失敗すると悔しくて会社の喫煙所でタバコを口にくわえながらひたすら泣くという今では考えられないようなことがよくあった

そんなことも最近ではなくなったことは成長しているからだと思う反面
当時のフレッシュでピュアなメンタルが時間の経過と共に訪れる慣れのせいでどこかへ消え去ってしまった思うとちょっと寂しかったりもする

あのときの熱を掘り起こしたい

最近の趣味|料理

【悩む規模】

話は変わるけど

人間と会って話をしていると決まって「悩み」の話題に行き着く

しかしどうなんだろう
人によって夢や目標、生きがいは違うわけだけども
聞いていると"しょうもないこと"で悩んでいる人が多い気がする

"しょうもない"っていうのは別にディスっているわけでもなんでもなく
「なんじゃその今すぐ解決できそうな悩みは」と言いたくなってしまうようなってこと

生きることにもっと必死になって死と向き合えば自然と壮大な目標が設定ができると思うんだ

悩みを抱える多くの人は生き甲斐不足なんだと思う

夢や目標がないと人生に色味がなくなり本当にちっぽけなことでも悩んでしまう

死ぬまでにクリアできるかわからないような壮大な目標を掲げると身の回りに起きていた悩みのほとんどがどうでもよく思えてくる

こんな考え方になってからは身の回りで起こる小さなトラブルや人間関係がどうでもよくなった

そんなくだらないことに時間を使っていられなくなる
要するにそれどころじゃなくなる

とは言っても何も悩みがないのも不幸だと思う
バランスだよね 結局

みんなはどうなんだろう
実際のところどうなの?

いつも気楽で悩みが無さそうな人も、心の底を叩いて見てみるとどこか悲しい音がしたりもする

まぁいろいろあるよね 人間だし

本日もありがとうございました。