【ノーベル賞受賞者の功績🏆】"History of Behavioral Economics"を読み解く🔥行動経済学 No.3 2023/10/26
行動経済学が最強の学問である🎊
経済学部に通う私も
いよいよ大学「学部」最終年になり
学問に全力を注ぐ時間も限られてきました👍
「知は力なり」という言葉を信じて
残りの大学生生活を満喫したいと思います
学部レベルのマクロ経済学等は
個人的によく理解できたつもりです
しかしながら、本当の経済の動向を理解すること、そしてビジネスで活かせる知性を会得するには、学部レベルの知識ではお話になりません😥
現実の経済データを、理論モデルと当てはめ
正しい計量手法によって実証分析できる力を醸成したら
きっと将来どこかで活躍できる人財になれる可能性を高めることに繋がると思います
そのため、計量経済学の勉強にもトライし、現在も知見を深めていけるように努めています
しかし、いくら数字や計量分析の知識を会得しても「数字を読みとく力」「非合理的な行動への対応力」「ビジネスへの応用力」が無ければ、この知識を有効活用することはできません
だからこそ、私はこのタイミングで正しい行動経済学の知識や理論を会得しなければならないと自覚しました💦
なぜならば、実際の経済動向や政治と結びつけながら
応用できる能力がなければ
知識を持つ意義も小さくなってしまうからです💦
何事もアウトプット前提のインプットが
大事であると、noteで毎日発信してきました📣
これは、どのような内容で
あっても当てはまります👍
先行研究の論文を一概に読んでも
記憶に残っていなかったり
大切な観点を忘れてしまっていたりしたら
学習の進捗は滞ってしまうと思います
だからこそ、この「note」をフル活用して
自分の知識を1%でも、定着させ
誰にでもわかりやすい解説をアウトプットできるように努めていきたいと思います
以下では、私がこれから学習する
全世界で注目を集めている「行動経済学」について
アウトプットしていきたいと思います🔥
なお、本投稿作成における参考文献は以下の通りです
前回のお復習い📚
行動経済学の歴史(History of Behavioral Economics)🔖
行動経済学の歴史
行動経済学の研究における著名な人物は、ノーベル賞受賞者のゲイリー・ベッカー(動機、消費者の間違い、1992年)、ハーバート・サイモン(限界合理性、1978年)、ダニエル・カーネマン(正当性の幻想、固定バイアス、2002年)、ジョージ・アカロフ(先延ばし、2001年)、リチャード・H・セイラー(ナッジ、2017年)などが挙げられます
18世紀、アダム・スミスは、人々は往々にして自分の能力を過信していると指摘し、「利益を得る可能性は、多かれ少なかれ、どの人も過大評価しており、損失を被る可能性は、ほとんどの人が過小評価している」と述べているのです
この意味で、スミスは、個人は自らの限界を抱えて合理的ではないと信じていたと言えるのではないでしょうか?
最近では、行動経済学は1960年代にはすでに形になり、数人の経済学者が情報を思い出す際の主要なバイアスを特定しました
可用性ヒューリスティック(availability heuristic)と呼ばれるこの考え方は、エイモス トベルスキーとダニエル カーネマンによって説明され、個人がデータを不合理に解釈するようになります
たとえば、サメの攻撃人々が思っているよりも起こらない傾向がありますが、見出しは人々にそうではないように感じさせるかもしれません
トヴェルスキーとカーネマンはまた、人間は同等の勝ちを得るよりも負けに対して潜在的により悲観的になるというプロスペクト理論を開発したことでも知られています
さらに最近では、リチャード・セイラーは、要因を特定した功績により、2017年にスウェーデン国立銀行賞の経済科学部門を受賞しました🎊
セイラーの研究には、限られた合理性(limited rationality)、社会的選好(social preferences)、自制心の欠如(lack of self-control)、個人の意思決定(individual decision-making)が含まれていました
行動経済学を学ぶ意義について🔖
今、世界の名だたるトップ企業で、「行動経済学を学んだ人材」の争奪戦が繰り広げられています
この投稿は、参考資料からインプットした「主要理論」をアウトプットすることで、ビジネスパーソン必須の教養「行動経済学」を解説することにチャレンジしたいと思います🎊
本書によれば、ビジネスパーソンにとって行動経済学ほど「イケてる学問」はないと述べられています😍
現に世界のビジネス界では「行動経済学の影響力」はますます強まっています
いま世界の名だたるトップ企業の間で「行動経済学を学んだ人材」の争奪戦が、頻繁に繰り広げられているそうです
行動経済学の知見に富んだ1人の人材獲得に何千万円もの資金が動き、
企業には「行動経済学チーム」までできているそうですね👀
また、このようなビジネス界の要請を受けた世界のトップ大学が
次々と「行動経済学部」を新設し始めています
MBAのように、多くのビジネスパーソンが
行動経済学を学びに集まっているとのことです👏
このようなトレンドを考慮したら、もはや行動経済学は、「ビジネスパーソンが最も身につけるべき教養」となっているといっても過言ではありません
しかし、行動経済学は新しい学問であるが故に、これまで体系化されてこなかったことも事実です
用語や理論を一つ一つ丸暗記するしかなく、なかなか「本質」がつかめなかったことも事実でしょう💦
ここで、この投稿では、基礎知識をおさえた上で、本書からインプットした
「ナッジ理論」「プロスペクト理論」から「身体的認知」「アフェクト」「不確実性理論」「パワー・オブ・ビコーズ」まで「主要理論」をアウトプットすることで行動経済学を解説していくことにします🔥
What Is Behavioral Economics? Theories, Goals, and Applications
行動経済学とは何でしょう?
行動経済学は、個人や組織の経済的意思決定プロセスに関連する心理学の研究です
行動経済学は多くの場合、規範経済学(normative economics)と関連しています
この本では、心理学と経済学を活用して、人々が時折、非合理的な決定(irrational decisions)を下す理由、および人々の行動が経済モデルの予測に従わない理由とその仕組みを探ります📝
重要なポイントは以下の通りです📝
行動経済学は、人々が下す決定と、非合理的な選択が選ばれる理由を分析する心理学の研究です
行動経済学は、限定された合理性、選択の構造、認知バイアス、群集心理の影響を受けます
行動経済学は、フレーミングを含む多くの原則に基づいて作成されています
代表的な例は、ヒューリスティック、損失回避、サンクコストの誤謬などでしょうか
企業は、商品の価格設定、コマーシャルの作成、および製品のパッケージ化に行動経済学の情報を使用します
スターバックスの季節限定ドリンク、Amazon のライトニングセール、または「1つ買うと1つもらえる」 などといったプロモーションはすべて行動経済学に結びついていることがわかるのです📝
行動経済学を学ぶことが、ますます楽しみになってきたのではないでしょうか??💝
本日の解説は、以上とします📝
今後も様々な経済学理論集ならびに
社会課題に対する経済学的視点に基づく解説など
有意義な内容を発信できるように努めてまいりますので、何卒宜しくお願いします🥺
付録:私の卒論研究テーマについて🔖
私は「為替介入の実証分析」をテーマに
卒業論文を執筆しようと考えています📝
日本経済を考えたときに、為替レートによって
貿易取引や経常収支が変化したり
株や証券、債権といった金融資産の収益率が
変化したりと日本経済と為替レートとは
切っても切れない縁があるのです💝
(円💴だけに・・・)
経済ショックによって
為替レートが変化すると
その影響は私たちの生活に大きく影響します
だからこそ、為替レートの安定性を
担保するような為替介入はマクロ経済政策に
おいても非常に重要な意義を持っていると
推測しています
決して学部生が楽して執筆できる簡単なテーマを選択しているわけでは無いと信じています
ただ、この卒業論文をやり切ることが
私の学生生活の集大成となることは事実なので
最後までコツコツと取り組んで参ります🔥
おすすめマガジンのご紹介🔔
こちらに24卒としての私の就職活動体験記をまとめたマガジンをご紹介させていただきます👍
様々な観点から就職活動について考察していますので、ご一読いただけますと幸いです
改めて、就職活動は
本当に「ご縁」だと感じました🍀
だからこそ、ご縁を大切に
そして、選んだ道を正解にできるよう
これからも努力していきたいなと思います🔥
今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご愛読いただき誠に有難うございました!
あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏
この投稿をみてくださった方が
ほんの小さな事でも学びがあった!
考え方の引き出しが増えた!
読書から学べることが多い!
などなど、プラスの収穫があったのであれば
大変嬉しく思いますし、投稿作成の冥利に尽きます!!
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そして、お差し支えなければ
フォロー&シェアをお願いしたいです👍
今後とも何卒よろしくお願いいたします!
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