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【自制心の欠如💦】"非合理"に満ち溢れたこの世の中で、どのように最適な行動を選択するか?💖行動経済学 No.2 2023/10/17

行動経済学が最強の学問である🎊

経済学部に通う私も
いよいよ大学「学部」最終年になり
学問に全力を注ぐ時間も限られてきました👍

「知は力なり」という言葉を信じて
残りの大学生生活を満喫したいと思います

学部レベルのマクロ経済学等は
個人的によく理解できたつもりです

しかしながら、本当の経済の動向を理解すること、そしてビジネスで活かせる知性を会得するには、学部レベルの知識ではお話になりません😥

現実の経済データを、理論モデルと当てはめ
正しい計量手法によって実証分析できる力を醸成したら
きっと将来どこかで活躍できる人財になれる可能性を高めることに繋がると思います
そのため、計量経済学の勉強にもトライし、現在も知見を深めていけるように努めています

しかし、いくら数字や計量分析の知識を会得しても「数字を読みとく力」「非合理的な行動への対応力」「ビジネスへの応用力」が無ければ、この知識を有効活用することはできません

だからこそ、私はこのタイミングで正しい行動経済学の知識や理論を会得しなければならないと自覚しました💦

なぜならば、実際の経済動向や政治と結びつけながら
応用できる能力がなければ
知識を持つ意義も小さくなってしまうからです💦

何事もアウトプット前提のインプットが
大事であると、noteで毎日発信してきました📣

これは、どのような内容で
あっても当てはまります👍

先行研究の論文を一概に読んでも
記憶に残っていなかったり
大切な観点を忘れてしまっていたりしたら
学習の進捗は滞ってしまうと思います

だからこそ、この「note」をフル活用して
自分の知識を1%でも、定着させ
誰にでもわかりやすい解説をアウトプットできるように努めていきたいと思います

以下では、私がこれから学習する
全世界で注目を集めている「行動経済学」について
アウトプットしていきたいと思います🔥

なお、本投稿作成における参考文献は以下の通りです

前回のお復習い📚

行動経済学を理解すること:Understanding Behavioral Economics

In an ideal world, people would always make optimal decisions that provide them with the greatest benefit and satisfaction.

In economics, rational choice theory states that when humans are presented with various options under the conditions of scarcity, they would choose the option that maximizes their individual satisfaction.

出所:Investopedia

理想的な世界、すなわち既存の経済学で想定されるモデルでは、人々は常に合理的であり、最大の利益と満足感をもたらす最適な決定を下すでしょう

経済学における合理的選択理論(rational choice theory states)とは、人間は希少性の条件下でさまざまな選択肢を提示されたとき、個人の満足度を最大化する選択肢を選択するだろうと主張します

This theory assumes that people, given their preferences and constraints, are capable of making rational decisions by effectively weighing the costs and benefits of each option available to them.
The final decision made will be the best choice for the individual.

The rational person has self-control and is unmoved by emotions and external factors and, hence, knows what is best for himself.

Alas, behavioral economics explains that humans are not rational and are incapable of making good decisions.

出所:Investopedia

この理論は、人々は好みと制約を考慮して、利用可能な各オプションのコストとメリットを効果的に比較検討することで合理的な決定を下すことができると仮定しています

最終的な決断は、その人にとって最善の選択となります

合理的な人は自制心があり、感情や外的要因に動かされないため、自分にとって何が最善であるかを知っています👀

しかし悲しいことに、行動経済学(behavioral economics)では、人間は合理的ではなく、適切な決定を下すことができないと説明しています💦

Because humans are emotional and easily distracted beings, they make decisions that are not in their self-interest.

For example, according to the rational choice theory, if Charles wants to lose weight and is equipped with information about the number of calories available in each edible product, he will opt only for food products with minimal calories.

出所:Investopedia

人間は感情的で気が散りやすい(easily distracted beings)生き物であるため、自分の利益にならない決断を下します

たとえば、合理的選択理論によれば、チャールズ(Charles)が体重を減らしたいと考えていて、各食用製品のカロリー数に関する情報を持っている場合、彼はカロリーが最小限の食品のみを選択するでしょう📝

Behavioral economics states that even if Charles wants to lose weight and sets his mind on eating healthy food going forward, his end behavior will be subject to cognitive bias, emotions, and social influences.

If a commercial on TV advertises a brand of ice cream at an attractive price and quotes that all human beings need 2,000 calories a day to function effectively after all, the mouth-watering ice cream image, price, and seemingly valid statistics may lead Charles to fall into the sweet temptation and fall off of the weight loss bandwagon, showing his lack of self-control.

出所:Investopedia

行動経済学によれば、たとえチャールズが体重を減らしたいと考え、今後は健康的な食べ物を食べることを決意したとしても、彼の最終的な行動は認知バイアス、感情、社会的影響の影響を受けるでしょう😂

テレビのコマーシャルが、魅力的な価格のアイスクリームのブランドを宣伝し、結局のところ、人間が効果的に機能するためには1日2,000カロリーが必要であると引用した場合、よだれが出そうなアイスクリームのイメージ、価格、および一見妥当な統計が、チャールズを次のようなことに導くかもしれません…

これは、甘い誘惑に負けて減量の流行から外れ、自制心の欠如を示しているという点で非合理的な行動であると言えるのです

本日の解説は、以上とします📝
行動経済学を学ぶことが、ますます楽しみになってきたのではないでしょうか??💝

今後も様々な経済学理論集ならびに
社会課題に対する経済学的視点に基づく解説など
有意義な内容を発信できるように努めてまいりますので、何卒宜しくお願いします🥺

行動経済学を学ぶ意義について🔖

今、世界の名だたるトップ企業で、「行動経済学を学んだ人材」の争奪戦が繰り広げられています

この投稿は、参考資料からインプットした「主要理論」をアウトプットすることで、ビジネスパーソン必須の教養「行動経済学」を解説することにチャレンジしたいと思います🎊

本書によれば、ビジネスパーソンにとって行動経済学ほど「イケてる学問」はないと述べられています😍

出所:SB Creative

現に世界のビジネス界では「行動経済学の影響力」はますます強まっています

いま世界の名だたるトップ企業の間で「行動経済学を学んだ人材」の争奪戦が、頻繁に繰り広げられているそうです

行動経済学の知見に富んだ1人の人材獲得に何千万円もの資金が動き、
企業には「行動経済学チーム」までできているそうですね👀

また、このようなビジネス界の要請を受けた世界のトップ大学が
次々と「行動経済学部」を新設し始めています

MBAのように、多くのビジネスパーソンが
行動経済学を学びに集まっているとのことです👏

このようなトレンドを考慮したら、もはや行動経済学は、「ビジネスパーソンが最も身につけるべき教養」となっているといっても過言ではありません

しかし、行動経済学は新しい学問であるが故に、これまで体系化されてこなかったことも事実です

用語や理論を一つ一つ丸暗記するしかなく、なかなか「本質」がつかめなかったことも事実でしょう💦

ここで、この投稿では、基礎知識をおさえた上で、本書からインプットした
「ナッジ理論」「プロスペクト理論」から「身体的認知」「アフェクト」「不確実性理論」「パワー・オブ・ビコーズ」まで「主要理論」をアウトプットすることで行動経済学を解説していくことにします🔥

What Is Behavioral Economics? Theories, Goals, and Applications

What Is Behavioral Economics?
Behavioral Economics is the study of psychology as it relates to the economic decision-making processes of individuals and institutions.
Behavioral economics is often related with normative economics.

It draws on psychology and economics to explore why people sometimes make irrational decisions, and why and how their behavior does not follow the predictions of economic models.

出所:Investopedia

行動経済学とは何でしょう?

行動経済学は、個人や組織の経済的意思決定プロセスに関連する心理学の研究です

行動経済学は多くの場合、規範経済学(normative economics)と関連しています

この本では、心理学と経済学を活用して、人々が時折、非合理的な決定(irrational decisions)を下す理由、および人々の行動が経済モデルの予測に従わない理由とその仕組みを探ります📝

KEY TAKEAWAYS
Behavioral economics is the study of psychology that analyzes the decisions people make and why irrational choses are chosen.

Behavior economics is influenced by bounded rationality, an architecture of choices, cognitive biases, and herd mentality.

Behavior economics is crafted around many principles including framing, heuristics, loss aversion, and the sunk-cost fallacy.

Companies use information from behavioral economics to price their goods, craft their commercials, and package their products.

Starbucks' limited season drinks, Amazon's Lightning Deals, or "buy one, get one" promotions are all tied to behavioral economics.

出所:Investopedia

重要なポイントは以下の通りです📝

行動経済学は、人々が下す決定と、非合理的な選択が選ばれる理由を分析する心理学の研究です

行動経済学は、限定された合理性、選択の構造、認知バイアス、群集心理の影響を受けます

行動経済学は、フレーミングを含む多くの原則に基づいて作成されています
代表的な例は、ヒューリスティック、損失回避、サンクコストの誤謬などでしょうか

企業は、商品の価格設定、コマーシャルの作成、および製品のパッケージ化に行動経済学の情報を使用します

スターバックスの季節限定ドリンク、Amazon のライトニングセール、または「1つ買うと1つもらえる」 などといったプロモーションはすべて行動経済学に結びついていることがわかるのです📝

行動経済学は面白いですよね~~💗

付録:私の卒論研究テーマについて🔖

私は「為替介入の実証分析」をテーマに
卒業論文を執筆しようと考えています📝

日本経済を考えたときに、為替レートによって
貿易取引や経常収支が変化したり
株や証券、債権といった金融資産の収益率が
変化したりと日本経済と為替レートとは
切っても切れない縁があるのです💝
(円💴だけに・・・)

経済ショックによって
為替レートが変化すると
その影響は私たちの生活に大きく影響します

だからこそ、為替レートの安定性を
担保するような為替介入はマクロ経済政策に
おいても非常に重要な意義を持っていると
推測しています

決して学部生が楽して執筆できる簡単なテーマを選択しているわけでは無いと信じています

ただ、この卒業論文をやり切ることが
私の学生生活の集大成となることは事実なので
最後までコツコツと取り組んで参ります🔥

おすすめマガジンのご紹介🔔

こちらに24卒としての私の就職活動体験記をまとめたマガジンをご紹介させていただきます👍
様々な観点から就職活動について考察していますので、ご一読いただけますと幸いです

改めて、就職活動は
本当に「ご縁」だと感じました
🍀

だからこそ、ご縁を大切
そして、選んだ道を正解にできるよう
これからも努力していきたいなと思います🔥

今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚


最後までご愛読いただき誠に有難うございました!

あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏

この投稿をみてくださった方が
ほんの小さな事でも学びがあった!
考え方の引き出しが増えた!
読書から学べることが多い!
などなど、プラスの収穫があったのであれば

大変嬉しく思いますし、投稿作成の冥利に尽きます!!
お気軽にコメント、いいね「スキ」💖
そして、お差し支えなければ
フォロー&シェアをお願いしたいです👍
今後とも何卒よろしくお願いいたします!

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