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欧州のエネルギー供給問題について:日本経済新聞 No.46

経済の動向を理解することは
私たちの社会について詳しくなること
🌟

毎日のアウトプットが
必ず将来につながると信じて
💛


はじめに


この投稿は
私がもっと経済を学び、詳しくなることで
世の中の動向を理解できるようになりたい
🌈

と思う気持ちから取り組んでいきたいと
考えている記事の内容になる📝

それは、日本経済新聞シリーズである

私もまだまだ浅学非才な身であり
もっと世の中の動向について
知らなければならないと思う

この記事では、私がこの新聞を読んで
思うことや考えたこと
そして、学んだことをまとめていきたい❤️‍🔥

厳密な引用をしっかり行い
記事を参考にしながら
私の見解も添えて、述べていくことにする🍀


経済学の視点からみるエネルギー問題


ロシア・ウクライナの紛争が
長期化していることは
ご存じであると思うが

この泥沼の長期戦が
もたらす経済学的な影響について
考えたことはあるだろうか??

経済学的な視点から考えると
この戦争がもたらす影響から
目を背けることはできないかも
しれないのである💦

今回は、世界経済が抱える
エネルギー問題について
一緒に考えていけたらと思う👍


今回の投稿するにおいて
参考にした記事は以下である📝

EUガス調達、中東に接近

脱ロシア依存急ぐ 
イスラエル産 エジプト経由
食糧支援見返りに

イスラエルとエジプトが天然ガスの欧州への輸出を拡大する。イスラエル沖の東地中海で生産するガスをエジプトに送って液化し、液化天然ガス(LNG)を欧州連合(EU)に供給する。EUはウクライナに侵攻したロシアのガスへの依存解消を急いでおり、調達の多様化に向けて中東への関与を深める。
 イスラエルとエジプト、EUは15日、欧州へのガスの安定供給を巡る覚書を交わした。イスラエルとエジプトのガスをエジプトのLNG施設を使って輸出すると確認し、両国でのガス開発・生産に欧州企業が投資するようEUが促すことも盛り込んだ。期間は当初3年間で、以後3年ずつ2回更新するとした。
 EUは2021年にロシアから全体の4割にあたる1550億立方メートルの天然ガスを輸入していた。イスラエルの生産能力は約200億立方メートルで、欧州への輸出量の目標は明らかではないが、部分的な穴埋めにとどまる。
 EUのフォンデアライエン欧州委員長は同日、イスラエルなどとの合意を受け「東地中海からEUへの天然ガスの安定供給へ協力する。我々のエネルギー安全保障に寄与する」とツイッターで強調した。
 EUはロシアによるウクライナ侵攻を受けて、ガスの調達先の多様化を急いでいる。米国とは3月、22年に150億立方メートルの米産LNGの追加供給を受けることで合意。カタールやナイジェリアなど資源国との関係強化を進めている。
 イスラエルはエネルギー資源に恵まれない国だったが、東地中海でみつかったガス田の開発で輸出国に急浮上した。ウクライナ危機で天然ガス相場が高騰するなか、EUの接近は市場獲得に強い追い風を吹かせる。イスラエルのエルハラル・エネルギー相はEUへの輸出について「小さな国が世界のエネルギー市場で大きな役割を果たす歴史的瞬間だ」と歓迎した。
 ただ欧州へはパイプラインがなく、輸出にはエジプトの液化施設を使ってLNGにする必要がある。既存の2国間のパイプラインに加えてイスラエルは3月、新たにヨルダン経由でのエジプトへの供給能力を拡大した。エジプト自体も産ガス国で、欧州に輸出実績があるが、生産量の多くを内需に回している。イスラエルのガスを欧州に送る拠点としてにわかに重みを増している。
 EUが同日、食糧確保でエジプトへの支援を打ち出したのは、事実上の見返りとみられる。フォンデアライエン氏はエジプトのシシ大統領と会談後、食糧安全保障のためとして1億ユーロ(約140億円)の緊急支援を供与すると述べた。エジプトが21年に輸入した小麦はロシアとウクライナに合計8割を頼っていた。ロシアによる海上封鎖で黒海からの小麦輸出が滞り、国際相場が上がるなか代替調達に苦慮している。
 EUは50年に域内の温暖化ガスを実質ゼロにする目標を掲げる。ロシア産エネルギーへの依存解消のため、再生可能エネルギーの普及に一段と力を入れるものの、短期間で全量を代替するのは難しい。短期的には化石燃料の消費が増えるのは避けられず、供給を確保するために資源国に接近している。
 地中海沿岸ではアフリカ最大の産ガス国アルジェリアが欧州への供給で大きな役割を果たしてきた。南欧とパイプラインで結ばれているが、隣国モロッコとの関係悪化を理由に昨年11月、モロッコ経由のスペインへのガス供給を停止した。外交的な緊張がエネルギー供給の不安を呼んでいる。
 同じく北アフリカのリビアからもイタリアにガスを送るパイプラインがあるが、長引く政情不安で生産が安定しない。相対的にイスラエルやエジプトは安定しており、ガス輸出では歴史が浅いが新たな供給元として価値が増しつつある。
2022/06/20 日本経済新聞 朝刊 5ページより引用

引用した記事を読んでいただいて
いかがだっただろうか?

まず、この記事の本題について

EU(ヨーロッパ連合)は
ウクライナに侵攻したロシアに対する

ガスへの依存解消を急いでおり
調達の多様化に向けて中東への関与を
深めようとしているということを
理解しておく必要がある!


また、ヨーロッパ諸国の特徴として
ロシアへのエネルギー依存が
相対的に高い国があるということ

そして、ロシアはエネルギー資源が
豊富な国家であることもおさらいしたい👍

しかし、現在、ロシアは
領土問題をめぐってウクライナに
侵攻していることや

EUのNATOとしての立場から
ロシアと対立する位置にある
ということも理解したいことだ

要するに、政治的には対立しても
経済的には依存しているという

経済と政治のジレンマに
直面しているのである…

ところで、EUは
2050年に域内の温暖化ガスを
実質ゼロにする目標を掲げていることは
ご存じだっただろうか??


ロシア産エネルギーへの依存解消のため
再生可能エネルギーの普及に
一段と力を入れるものの

短期間で全量を代替するのは難しい💦

短期的には、化石燃料の消費が
増えるのは避けられないはずだ


国内の経済の安定を確保するために
エネルギーを供給してくれる資源国との
関係を構築しようとしているのである

このような変化によって
資源を輸出する国にとっては
もしかしたらメリットがある
と言えるのかもしれない


また、ロシアのウクライナ侵攻によって
物流サイドにも影響を及ぼしている

ロシアによる海上封鎖で
黒海からの小麦輸出が滞った結果

国際相場が上がるなか
代替調達に苦慮しているのである

戦争の影響が、実態経済に
もたらす影響は、とても大きい

そして、グローバル化の進展によって
その波及度合いも相対的に高まっている
と考えられる

また、何を言おうと

我が国、日本はエネルギーを
海外からの調達に依存している
国であることを考えたら…

今回のロシア・ウクライナ問題からの
経済的なショックを大きく
受けてしまっているだろう

エネルギー問題から、経済を分析すると
学ぶことが多いような気がする🌟

最後までご愛読ありがとうございます💖


あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが

その点に関しまして、ご了承ください🙏

私のnoteの投稿をみてくださった方が

ほんの小さな事でも学びがあった!
考え方の引き出しが増えた!
読書から学べることが多い!

などなど、プラスの収穫があったのであれば
大変嬉しく思いますし、冥利に尽きます!!

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