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停滞する経済と長期的な原油高:日本経済新聞 No.18

経済について理解を深めることは
世の中の動向を読み解くこと
💖


はじめに


この投稿は

私がもっと経済を学び、詳しくなることで
世の中の動向を理解できるようになりたい
🌈

と思う気持ちから取り組んでいきたいと
考えている記事の内容になる📝

それは、日本経済新聞シリーズである

私もまだまだ浅学非才な身であり
もっと世の中の動向について
知らなければならないと思う

この記事では、私がこの新聞を読んで
思うことや考えたこと
そして、学んだことをまとめていきたい❤️‍🔥


厳密な引用をしっかり行い
記事を参考にしながら
私の見解も添えて、述べていくことにする🍀

原油高の長期化と供給リスクへの意識


経済は、常に動き続けている
動学的に見て、効率的かどうか?

これは、これから私が経済学を
学んでいくなかで、深めていく知識だろう

なぜならば、現在時点の状況や期待が
将来の経済に大きく影響するからである

なぜ、日本がデフレから抜け出せないのか?

それは、人々がインフレを期待できていない
ということがひとつの要因として
挙げられるかもしれない🥹

将来に対するデフレ期待が高まることで
消費を控えたり、お金を借りることを控えたり

何かとデフレスパイラルに陥って
しまっているのではないかと考える

そのようななかで、本日の朝刊で
将来の経済動向に関する記事
掲載されていたので、着目していく!

この投稿を作成するにあたって
参考にする記事は、以下である📰

原油先物市場で高値の長期化を示唆するサインがともっている。5年先の期先は2021年10月末時点と比べ10ドル近く上昇している。期近と期先の価格を結んで描く「フォワードカーブ(先物曲線)」は上方にシフトした。ウクライナに侵攻したロシアへの制裁による供給減への懸念や、脱炭素による需給逼迫が懸念されているようだ。長期にわたって原油相場が高止まりしやすい構図になりつつある。
 原油の国際指標WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物の価格は足元で1バレル99ドル台で推移する。21年10月に比べ15ドル強高い。むしろ市場関係者が注目するのは5年先の期先物が同期間で9ドル以上も上昇したことだ。
 「期先の価格水準が以前と比べ大きく上がってきたことは重要な変化だ」。ニッセイ基礎研究所の佐久間誠氏は指摘する。投資家が活発に売買する期近物に対し、5年先などの中長期の期先物は生産者など実需家の損失リスク回避(ヘッジ)取引が中心で通常は期近ほど大きく動かない。価格水準も開発コストなど、一定の目安の水準に収れんすることが多かった。5~10年先など期先価格はこの1年間でも20ドル近くも上方に移動した。
 1カ月先、1年先といった様々な限月の価格をつないで描く先物曲線は、市場参加者の平均的な相場の見方を反映するとされる。曲線の形やその変化は相場の転換のサインとしても注目される。足元の現物の需給逼迫感が強く、現物に近い価格ほど相対的に高くなる右肩下がりの曲線が「バックワーデーション(逆ざや)」だ。現在はこの逆ざやの形状になっているが、この1年間で5年、10年先などの期先の価格もじりじりと上がっている。
 背景には長期的な供給リスクが強く意識されていることがある。欧州連合(EU)はウクライナに侵攻したロシアからの原油輸入の禁止を検討し始めている。禁輸が実現すれば、中長期的な需給の逼迫要因となると市場は警戒している。
 脱炭素の潮流も原油の供給に逆風だ。「金融機関や株主の姿勢が厳しくなり、高値でも化石燃料の開発が進みにくくなった」(日本総合研究所の松田健太郎氏)ことが構造的な需給引き締め要因として意識され始めている。高値になっても生産が増えないどころか、投資が停滞し供給が減るスピードを速めかねない。
 一方、新興国では脱炭素は速くは進まず、原油の需要は簡単には減りそうもない。5年や10年といった限月を含めた曲線が上方にシフトしたことは、市場が長期で需給が逼迫するリスクを織り込み始めたことを映す。
 消費国側は現状で打てる手が限られている。国際エネルギー機関(IEA)加盟国が実施する過去最大級の備蓄放出策は需給に与える効果は一時的だ。
 むしろ将来備蓄を回復させるためにいずれ買い戻しに転じるとの思惑が働きやすくなり、期先価格に対しては上昇圧力とも見なされかねない。過去を振り返ると、米国にハリケーン「カトリーナ」が直撃した05年9月や、リビア情勢が悪化した11年6月など備蓄放出の局面でも期先は大きく下がらない傾向がみられる。
 原油の高値が長期で定着すれば、家計に占める燃料費の割合が上がり、世界で個人消費が大きく冷え込みかねない。原油の先物曲線の上方シフトはインフレと景気減速が併存するスタグフレーションに見舞われるリスクを示唆している。
(コモディティーエディター 浜美佐)
2022/04/26 日本経済新聞 朝刊 11ページより引用

引用した記事を読んでいただいて
いかがだっただろうか?


まず、何より原油先物市場で
高値の長期化を示唆する兆候が見られた

なんと5年先の期先は
2021年10月末時点と比べて
10ドル近く上昇しているようだ

これは、期近と期先の価格を結んで描く
「フォワードカーブ(先物曲線)」は
上方にシフトしたという
経済モデルによって説明される‼️

この現象の直感的な理解としては

人々の期待や予測が将来に対して
現時点の状態と適応させている

考えても間違いないかもしれない👀

ウクライナに侵攻したロシアへの
経済制裁による供給減への懸念や

脱炭素による需給逼迫が懸念されているという
ことを私たちが察知して

これは、将来にわたっても続く可能性が
相対的に高まっているかもしれないと

推測する行動が、このような現象に
つながっていることが想起される‼️

ロシアとウクライナの戦争が、明日に
終わるはずもなく

明日から脱炭素の撤回を行う企業は
存在するはずもなく

少なくとも長期的な問題であると
誰もが考えていることだろう


このような現実の世界情勢が乱れたり
人々が将来への予想ができていたりと

長期にわたって原油相場が高止まりしやすい
という構図になりつつあること


理解するとともに、経済学的な視点から
説明できるようになることが
大切であると、私は考えている💛

私もまだまだ知識不足であり
将来の経済を予測できるほどの見識は
ないが、最低限の解釈しているつもりである

原油の高値が長期的に続くことになったら

家計の支出に占める燃料費の割合が上がり
世界で個人消費が大きく冷え込みかねない

これは、需要サイドにおける負のショックである

原油の先物曲線の上方シフトは
供給サイドからみたコストプッシュインフレと

上記で述べた需要サイドの負のショックからの
景気減速が併存するスタグフレーションに
見舞われるリスクを示唆しているという

この記事の結論に対して
私も完全に納得している👍

いったいこれから
私たちが直面していく
経済的なリスクはどれほどのものだろうか?

それに耐えうることができる
スキルやリテラシーを身に着け
最適な行動を見出していきたいと
心から思う次第である


最後までご高覧ありがとうございます!


あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが

その点に関しまして、ご了承ください🙏

私のnoteの投稿をみてくださった方が


ほんの小さな事でも学びがあった!
考え方の引き出しが増えた!
読書から学べることが多い!

などなど、プラスの収穫があったのであれば

大変嬉しく思いますし、冥利に尽きます!!


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