Kenjo Mori

文章を書きたいと思いながらもあまり書けていません。

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今年まとめ〜法政編〜

ひょんなことから法政大学のスタッフに誘われた今年の3月。 元から応援してたチームということもあり、自分が果たして何かできるのだろうかという不安を抱えながらも参加したい、やってみたい!と思い、二つ返事で決まった。 目の前に来た列車に乗り込んだら特急列車だったような感覚。 年は近いけどみんな年下な環境で、とても刺激的な一年になった。 法政のイメージ結構怖めだったし、ホッケー始めて5年くらいの人間が受け入れられるのか不安だったけど、選手とたくさん話して、成長していく姿を見るのが本

    • エゾマツの木の下で「1を聞いて10を知る。」について、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの

      1を聞いて10を知るということわざがある。 物分かりのいいことの例えとして使われるが、本当に1を聞いて10を知るというのはいいことなのだろうか。 そもそも「知る」というのはどういうことかということから考えていきたい。 「知る」という行為はとても難しい行為である。 古文で「知る」というと、理解すると同じ意味である。 理解というのは人それぞれに解釈が入り込む余地がある。 色が、光の波長の反射しやすさで決まっているだけで、人々の目に入っている色が本当に同じ色とは限らない。 ト

      • アイスホッケーがくれたもの

        本日3月31日をもちまして、5年間通った東京大学文学部を卒業しました。浪人や留年と遠回りになりましたが、その分人との出会いや経験は多く、充実した時間を過ごせました。 ちょうど年度の変わり目ということもあり、軽く振り返ってみますと、アイスホッケーに捧げたような5年間でした。 アイスホッケー中心の生活5年間で総氷上はおそらく1000回は超えたんじゃないかというほど、アイスホッケーに没頭していました。氷の上で、スケートが滑れるのが前提の中、長いスティックを用いて小さいパックを扱う

        • 2月に触れたコンテンツ記録

          映画(23本)アメリカンビューティー 花束みたいな恋がしたい 市民ケーン Swallow プラットフォーム もう終わりにしよう マリッジストーリー 9人の翻訳家 ビューティインサイド 明日への地図を探して シャッターアイランド ニューシネマパラダイス 哀愁しんでれら ファーストラブ 銀魂 素晴らしき世界 エターナルサンシャイン マスク バッドジーニアス Usual Suspects Memento ドラゴンタトゥーの女 ゾディアック 今月は割と多め。 邦画はかなり豊作な月だ

        今年まとめ〜法政編〜

        • エゾマツの木の下で「1を聞いて10を知る。」について、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの

        • アイスホッケーがくれたもの

        • 2月に触れたコンテンツ記録

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        • アイスホッケー
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        記事

          自分の未熟さに嫌気がした時には

          生きてると、他人に迷惑をかけたり、失敗して落ち込んだりすることが多々ある。 それは大抵自分の未熟さゆえに判断を間違ったり、手放すべきでないものを手放してしまったことによるものである。 そんな未熟さゆえの失敗が続き、チャンスを不意にしてしまうと、自分が嫌になり、もっと大人になってからやろうとか、チャンスを無駄にしないようにちゃんと準備しようなどと、挑戦に対して臆病になってしまう。 今もそう。やりたい!と思って始めたことでも、思い通りにいかず、自分がもっと有能であったらとか、

          自分の未熟さに嫌気がした時には

          1月に触れたコンテンツまとめ【記録用】

          映画新解釈三国志 キングダム パラサイト 天使のくれた時間 Hustlers 好きだった君へのラブレター いつだってやめられる The Call 365日のシンプルライフ ファイトクラブ 時計仕掛けのオレンジ タクシードライバー キングオブコメディ インターンシップ この中で特におすすめは「ファイトクラブ」 誰もが騙される展開がすごすぎた。 これきっかけにサイコスリラー系の映画ハマり始めた。 人が喧嘩する話なんかなーってくらいの感覚だけで見てみてほしい。 あとは「キングオ

          1月に触れたコンテンツまとめ【記録用】

          花束と刹那【映画「花束みたいな恋をした」感想】

          花は「いま」を楽しむもので枯れる前が一番美しい。 そんなことを伝えてくれる映画だった。 以下ネタバレを含みます。 「花束みたいな恋をした」は菅田将暉と有村架純がW主演の映画。1月29日公開。 かなりTwitterなどで話題になっていたので気になって映画館へ。 あらすじ麦と絹の二人は、終電後の明大前駅で出会う。 サブカルという共通の趣味を持つ二人はすぐに意気投合し、3回のデートを重ね、付き合うことに。 二人の楽しい生活が続き、大学を卒業した後も、互いに趣味に生きていた。

          花束と刹那【映画「花束みたいな恋をした」感想】

          Clubhouseに対する個人的な感想

          Clubhouseとは?クラブハウスというアプリが最近ローンチして日本で流行し始めている。 クラブハウスというのは、音声版Twitterなどと呼ばれていて、音声コミュニケーションを取れるツールである。LINEのグループ通話をしている感じである。 何が違うのかというと、それが極めてオープンに行われているという点である。誰がどこで喋っているのか一目瞭然で、その会話に参加しようと思えばワンタップで参加可能だ。 さらに、Zoomのようなオンラインコミュニケーションツールであるが、

          Clubhouseに対する個人的な感想

          愛と金、どちらを選びますか?【天使のくれた時間感想】

          愛か金かの選択人生において、お金が大事か愛が大事かという話。 金か、愛かの究極の2択を迫られた時、あなたならどっちを選びますか? ロンドン行きの飛行機の搭乗口。ここから飛行機に乗り、ロンドンへ行くと、外資系金融マンとしてのキャリアがスタートし、一生お金に困らない生活ができる。そこで止めるのが最愛の女性。飛行機に乗ったら私たちは別れてしまうと泣きながら行かないでと懇願している。 これは映画「天使のくれた時間」のオープニングシーンである。 20年前の少し古い映画であるが、簡

          愛と金、どちらを選びますか?【天使のくれた時間感想】

          嫌われる勇気、幸せになる勇気、駄文を曝け出す勇気

          文章を書くメリット突然ですが、今年の抱負のひとつは 「文章をたくさん書くこと」。 文章を書くメリットは ・自分の考えが整理される ・人に自分がどんな人間かを伝えることができる ことがトップ2だと思っていた。 この2つの中で1番目の「自分の考えが整理される」というものは、今までもずっとやってきていた。 文章を書くこと自体は好きで、去年もiPadのメモやスケジュール帳にたくさん考えたことやアイデアを書き込んでいた。 でも、理路整然とした文章とか、伏線を張り巡らした面白い文章

          嫌われる勇気、幸せになる勇気、駄文を曝け出す勇気

          【サウナメモ】湯らっくす(熊本)

          1月9日、世間は三連休の初日。 鹿児島から5時間車を走らせ、疲れ切った体でたどり着いたのは、熊本県「湯らっくす」。 ここはサウナの聖地として知られている。 東の聖地が「サウナしきじ」、西の聖地がここ「湯らっくす」である。 今日は泊まりに来たため、湯らっくすコースを選択、深夜だったので2800円を支払い入場。 湯らっくすコースは、銭湯だけのコースとは違う更衣室で、専用の館内着を用意されている。 すぐにロッカーに向かい、着替え、すぐに脱衣所へ。 温泉前にある脱衣所は貴重品を

          【サウナメモ】湯らっくす(熊本)

          将棋についての自分なりの考察【天才型、秀才型とは】

          何年振りかの将棋年末年始、暇を持て余して家にあった将棋盤を持ち出して父親と将棋を指すことになった。 そもそもどうしてそうなったのかというと、まずクイーンズギャンビットにハマり、チェスを始めた僕が、暇さえあればチェスの対戦ゲームをやってるのをみて、「チェスはできないけど将棋ならできるけどやるか?」と父親に声をかけられたのがきっかけ。 僕は将棋に関しては、小学生の頃にルールを学び、祖父や父親を相手に特に何も理論を学ばず、適当に直感で対戦していたのだが、それ以来ほぼ触れずに大人

          将棋についての自分なりの考察【天才型、秀才型とは】

          【価値観2.0】今年読んで良かった本9選

          今年ももう年の瀬。1月は遥か遠い過去のように感じるし、今の世界とは全く違う世界だった。 自分にとって今年は勝負の一年だった。大学を留年し、自分と向き合うための時間を強引に作り出した。自分の理想とする人生はなんであろうか、自分はこれから何を大切にして生きていくのか、そして、自分はどのような人生を送るべきであるか、など今まで考えることを避けてきたことについて答えを求める一年にしようと心に決めていた。 この目標をもとに、年始に今年の抱負としてスケジュール帳に書いたのが、 ・自分の

          【価値観2.0】今年読んで良かった本9選

          東大生流自己肯定感の上げ方ver.1

          こんにちは。きまぐれnoteになってしまっていますが、とある発見をした気がするので久しぶりに書きます。 自己肯定感とは?最近"自己肯定感"という言葉をよく聞く。このSNS時代、他人と自分を否が応でも比べる機会が増えている。 他の人と自分を比べて、他の人の輝かしい人生を見て自信なくなったり、自分の生きていく意味を見失ったりする人が多くなっている。 そもそも自己肯定感ってなんだろうか。 人がよく使ってる言葉だし文字を見たまま、"自己"を"肯定"する"感情"とまあそのままでも十

          東大生流自己肯定感の上げ方ver.1

          Royal Road理論の罠【RRの目的化について】

          タイトルの話の前に、、、 質問箱にこんな質問が来たのでnoteで答えようと思います。 正直にいうと、都留文の試合は予選リーグの杏林大学戦と入替戦の二試合しか見ていません。 その中で思ったことなので、正確な分析ができているかというと微妙ですが、せっかくなので答えたいと思います。 質問者さんのおっしゃる通り、都留文はシステムがしっかりしていて、人数も多く、試合に出ている全員がある程度スケート力を持っているチームだなと感じました。 都留文について知っている情報を簡単に整理する

          Royal Road理論の罠【RRの目的化について】

          オールスター運営を通して見えてきたもの。

           2月11日に開催したオールスター戦から早3週間ほどが経とうとしている。当日に撮ってもらったビデオを久しぶりに見るともはや懐かしく感じる。 振り返ってみて、自分はなんでオールスターを開催したんだろう、とふと思ったので、頭の中にあることを少しでも残しておこうかなとnoteを書くことにした。 色々理由はあるけど、 「見たいことを開催すればいい」これこそがオールスターを開催した最大の動機である。 振り返ってみると、大学生活はほとんどホッケーに費やした。 3年生、4年生の時は

          オールスター運営を通して見えてきたもの。