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#法律

行政処分回避 行政相談対応の実務的留意点 〜リサイクル環境規制を例に〜

行政処分回避 行政相談対応の実務的留意点 〜リサイクル環境規制を例に〜

行政処分回避 行政相談対応の実務的留意点 〜リサイクル環境規制を例に〜2024年7月12日(金)12:00 〜 13:00

新規ビジネスの法令適合性審査・行政対応の各制度

弁護士 猿倉 健司 Kenji Sarukura

牛島総合法律事務所  Ushijima & Partners
E-mail: kenji.sarukura@ushijima-law.gr.jp
TEL: 03.551

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環境関連法令・条例の最新動向と実務への影響

環境関連法令・条例の最新動向と実務への影響

ビジネス法務2024年7月号(Vol.24)中央経済社
「環境関連法令・条例の最新動向と実務への影響」
猿倉健司(牛島総合法律事務所パートナー弁護士

弁護士 猿倉 健司 Kenji Sarukura

牛島総合法律事務所  Ushijima & Partners
E-mail: kenji.sarukura@ushijima-law.gr.jp
TEL: 03.5511.3244 (直通) 

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 SDGs・ESGと独占禁止法(Business Lawyers)

SDGs・ESGと独占禁止法(Business Lawyers)

牛島総合法律事務所 パートナー弁護士 猿倉健司

「温室効果ガス削減の基準を満たさない事業者との取引の打ち切り - SDGs・ESGと独占禁止法」事業者によるSDGs・ESGへの取組み

令和5年独禁法ガイドライン(グリーンガイドライン)

温室効果ガス削減を推進することを目的とした取引の拒絶

取引拒絶が独占禁止法に違反する場合(単独の拒絶)

優越的地位の濫用が問題となる場合

それが自社の社

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環境・廃棄物規制とビジネス上の盲点

環境・廃棄物規制とビジネス上の盲点

牛島総合法律事務所ニューズレター

弁護士 猿倉 健司 Kenji Sarukura
牛島総合法律事務所 Ushijima & Partners

E-mail: kenji.sarukura@ushijima-law.gr.jp
TEL: 03.5511.3244 (直通)  FAX: 03-5511-3258 (代表)
〒100-6114 東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタ

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2022年改正 PCB廃棄物(ポリ塩化ビフェニル廃棄物)の処分期限の留意点

2022年改正 PCB廃棄物(ポリ塩化ビフェニル廃棄物)の処分期限の留意点

牛島総合法律事務所 Client Alert 2022年8月31日号

環境法:
2022年改正 PCB廃棄物(ポリ塩化ビフェニル廃棄物)の処分期限の留意点

パートナー 猿倉 健司

ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法(以下「PCB特別措置法」という)においては、その事業活動に伴って高濃度PCB廃棄物を保管する事業者(PCB保管事業者)は、高濃度PCB廃棄物の種類や保管

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2023年4月施行改正省エネ法において留意すべき定期報告制度

2023年4月施行改正省エネ法において留意すべき定期報告制度

牛島総合法律事務所 Client Alert
2022年6月17日号

環境法:
2023年4月施行改正省エネ法において留意すべき定期報告制度

パートナー 猿倉 健司

2022年5月20日に、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」(以下「省エネ法」という。)の改正が公布されました(2023年4月1日施行)。

経済産業省から公表されている、改正省エネ法の主な改正点は、以下のとおりです。

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盛土規制法の改正案の公表(国土交通省令和4年4月21日)

盛土規制法の改正案の公表(国土交通省令和4年4月21日)

令和4年4月21に、 国土交通省 都市局都市安全課 水管理・国土保全局 砂防部砂防計画課から、『宅地造成等規制法の一部を改正する法律案』(通称、盛土規制法)についての資料が公表されました。

https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/saisei_kano_energy/pdf/001_06_00.pdf

改正案は、3月29日の衆院本

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条例改正対応のリスクと留意点 - 環境条例の管理ミス・トラブル事例を踏まえて

条例改正対応のリスクと留意点 - 環境条例の管理ミス・トラブル事例を踏まえて

お話しさせていただくことになりました。

『条例改正対応のリスクと留意点 - 環境条例の管理ミス・トラブル事例を踏まえて』ウエストロー・ジャパン株式会社 主催
BUSINESS LAWYERS・弁護士ドットコム株式会社 共催
2022年5月25日(水)13:00〜 14:00
猿倉健司(牛島総合法律事務所 パートナー弁護士)

各地に拠点を有する企業においては、法令のみならず各自治体の条例・指

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環境リスクと企業のサステナビリティ(SDGs・ESG)

環境リスクと企業のサステナビリティ(SDGs・ESG)

牛島総合法律事務所・特集記事
『環境リスクと企業のサステナビリティ(SDGs・ESG)』(1)環境汚染・廃棄物汚染のリスク環境汚染や廃棄物リスクは、決して“他人事”などではなく、どの企業にも降りかかりうる“現実的なリスク”です。特に、不動産取引・M&Aによって不動産の移転が生じる場面や製造メーカーによる工場操業等に際しては、常に環境汚染・廃棄物リスクがつきまといます。これらのリスクは近時大きな注目

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2022年プラスチック資源循環促進法の制定と事業者・企業に求められる責任・義務

2022年プラスチック資源循環促進法の制定と事業者・企業に求められる責任・義務

『2022年プラスチック資源循環促進法の制定と事業者・企業に求められる責任・義務』弁護士 猿倉健司(牛島総合法律事務所パ-トナー)



プラ資源循環促進法は、サーキュラーエコノミー(循環経済)に向けたものであり、プラスチックに係る資源循環(Reduce、Reuse、Recycleの3Rに加えてRenewable)の促進等を図るため、再商品化及び事業者による自主回収・再資源化(リサイクルの特例等

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産業廃棄物の不法投棄事案から考える、不正対応・再発防止策策定のポイント

産業廃棄物の不法投棄事案から考える、不正対応・再発防止策策定のポイント

Ⅰ 産業廃棄物の不法投棄事案から考える、不正の早期発見と調査のポイント

 近時、様々な企業・団体における不祥事が大きく報道されています。不祥事の内容のみならず、不祥事発覚後の対応にも大きな非難が集まり、その結果、当該企業等の信用が失墜することで、補償金や賠償金等の経済的損失にとどまらず顧客の流出をはじめ企業の存続に対して極めて甚大なダメージを受ける例も数多く見られます。また、罰金を科され、監督官

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M&A・不動産取引における環境デュー・ディリジェンスの重要性

M&A・不動産取引における環境デュー・ディリジェンスの重要性

BUSINESS LAWYERS
『M&A・不動産取引における環境デュー・ディリジェンスの重要性』
牛島総合法律事務所 パートナー弁護士 猿倉健司

 発見された汚染・廃棄物の除去費用が10億円を超えるような事例も多数みられるほか、取得した不動産から汚染が流出・拡散するリスクもあります。その一方で、取引の相手方に対する法的手続には時間とコストを要するうえ、請求額のすべてが回収できるとは限りません。

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牛島総合法律事務所 弁護士猿倉健司

牛島総合法律事務所 弁護士猿倉健司

猿倉 健司(牛島総合法律事務所 パートナー弁護士)

TEL: 03-5511-3244
Mail: kenji.sarukura@ushijima-law.gr.jp
(土日休日 24時間対応)

第二東京弁護士会所属 登録番号36093

・第二東京弁護士会環境法研究会
・Multilaw Real Estate Groups
・Multilaw Litigation Arbitration

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改正民法施行後の不動産実務(賃貸借・保証・売買)における大きな誤解・悩ましいポイントと他社事例

改正民法施行後の不動産実務(賃貸借・保証・売買)における大きな誤解・悩ましいポイントと他社事例

1.賃貸借実務の誤解・悩ましいポイント
  と他社事例
   ① 敷金・保証金の設定方法・承継方法の誤解

   ② 使用収益不能による賃料減額の減額期間・減額幅の実際

   ③ 貸主による借主(テナント)修繕権のコントロール手法

   ④ 原状回復時の毀損原因紛争とその予防策

   ⑤ 原状回復時に発覚する環境汚染と残置廃棄物

   ⑥ 契約解除に借主帰責性を求めるかどうかの

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