ねこのおはなし

YouTubeチャンネル『愛猫ゲンのカウントダウン』の闘病備忘録など。

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愛猫ゲンが天国へと旅立ってしまいました【扁平上皮癌と慢性腎不全に散る】

2021年6月18日(水)16:18分。 今回は私の最愛の愛猫ゲンが、ファッキン扁平上皮癌とクレイジー慢性腎不全のせいで残念ながら天国へと旅立ってしまいましたというお話です。 文字数1万字超えの長文なのでいつも通りに記事数稼ぎで前編・後編、なんなら中編の3分割にしたいところですが今回ばかりはそんなみみっちー小技は使いません。 長文ですがなるべく湿っぽくならないように書いたつもりなので、どうぞごゆっくりとお読み頂けたらと思います。 尚、釘を刺すようで誠に恐縮ですが、万が一

    • 愛猫をデブ猫にしたら飼い主 即失格スペシャル?【ぽっちゃりはセーフ】

      今回は猫の体重・肥満についてのお話です。昨年2021年6月に亡くなった愛猫ゲンの最期の体重は3kgでした。 2021年1月中旬、ゲンに異変が発覚した頃の体重は5.5kg。ちなみに体重MAXは6.2kgでしたね。 その後ゲンの体重は扁平上皮癌や慢性腎不全が進行するにつれ、ゆっくりと減少して行き、分子標的薬パラディア投薬時は5.3kg程度でした。 獣医さん的には扁平上皮癌のお薬である分子標的薬パラディアは10mgではなく15mgを使いたいらしく、そのためには最低でも体重5k

      • 愛猫はペットか家族か?それはあなたぁ!次第です!

        今回は久々に猫のお話です。ダラダラと結論のない長文ですが何卒ご容赦くださいませ。 さて、先日6月16日は愛猫ゲンの一周忌でした。しかし特に何をした訳でもなく、ただただ平穏無事にその日を迎え、その日が過ぎるのを待っていた次第です。 ゲンが埋葬されているペット霊園は自宅から車で15分という近所ですが、お参りに行く気にはなれませんでしたし、これまでもただの一度もお参りには行っておりません。おそらくこれからも行くことはないでしょう。 ……季節はもうじき夏ですね。8月には盆休みが

        • 扁平上皮癌の猫。飼い主が決めた方針が正解!自然な形で逝かせたい!にイラッ!

          今回は久々に扁平上皮癌にかかった愛猫の看取りについてです。愛猫YouTubeがラストに近付いてくると、何か、こう…ウズウズしてきまして。まだ言い足りない、語り足りない感じが… さて、私は以前にも愛猫の看取り関連の記事をいくつか書いたことがあります。 愛猫の死から9ヶ月くらいの時が経ち、私の心境にも微妙な変化が現れておりますので、過去記事の内容と辻褄が合わない箇所があるかも知れませんがご容赦頂けたら幸いです。 今回は看取りは看取りでも、タイトルにあるように 「自然な形で

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        愛猫ゲンが天国へと旅立ってしまいました【扁平上皮癌と慢性腎不全に散る】

          愛猫の看取り。飼い主は完璧を目指すべきという持論は是か非か?

          ども。今回は近頃Twitterでムカついたことがあったんでリプしてやろうかと書き始めるも、お約束の140字越えの5連ツイくらいになっちゃったんでこっちに書きますわ。 そのムカついたツイートとは、平たく言えば愛猫の看取りについて「完璧」否定論です。もちろん私のことではなく一般論としてです。 早い話が「完璧」な看取りを目指す飼い主は自己満だの、誰が為の「完璧」なのか?といったものです。飼い主が勝手に「完璧」を目指したところで愛猫の為にはならない、みたいな話です。 何がどう愛

          愛猫の看取り。飼い主は完璧を目指すべきという持論は是か非か?

          猫の後ろ足の爪。前足の爪と同じ感覚で切っちゃうってアリなんだ…

          ども。さっきツイッターを見ていたところ、写真付きの猫の爪切り対策のつぶやきがありました。その写真は猫の後ろ足の爪を切っている様子を写したものです。 その対策自体は、へぇーと言いたくなるものでした。 がしかし、ちょっとイラッと来たのでリプはしないでこっちに書きます。 私なんで140字じゃ収まらないですしね。 私はよく、ゲンの爪を切っておくれ!でも足(後ろ足)の爪は切るんじゃないよぉ!などと昭和一桁生まれの母にクギを刺されていました。 後ろ足の爪を切っちゃうと踏ん張りが効

          猫の後ろ足の爪。前足の爪と同じ感覚で切っちゃうってアリなんだ…

          愛猫のオシッコがOKでも腎臓がOKとは必ずしも言えないのね

          ども。今回は猫にありがちな腎不全と膀胱炎のお話です。前回の記事で健康診断をおすすめしたこととも大いに関係があります。 皆さんは猫を飼う上で愛猫の腎臓の状態を気にかけていますよね? 私は愛猫の腎臓の状態について気にも留めていない方などまずいないと思っています。 猫を飼っているのであればどなたも、おしっこ・飲水量・フード・トイレには気を使っているかと思います。 もう少し具体的に言えば ・おしっこの回数や量の変化 ・水飲み場の高さの見直し ・新しい水への交換頻度を増やす ・

          愛猫のオシッコがOKでも腎臓がOKとは必ずしも言えないのね

          半年に1回は愛猫の健康診断をしなきゃダメ!ゼッタイ!

          ども。今回は久々に猫のお話です。私の愛猫ゲンが亡くなってからというもの、時の流れが早いのか?遅いのか? とにかく3ヶ月が過ぎました。 ゲンの遺品の整理、ゲンの闘病により中途になっていた母の遺品の整理もようやく目途がついたものの、いまだ私はペットロス・お袋ロスの真っただ中におります。 小比類巻かほるさんの「I'm Here」や「サナトリウム」、ブルース・スプリングスティーンのアルバム「THE RISING」に収録されている「You're Missing 」らの曲が私の心を捕

          半年に1回は愛猫の健康診断をしなきゃダメ!ゼッタイ!

          【有料級】愛猫を動物病院へ連れて行くのは大変だ問題はこれで解決

          ども。有料記事に興味津々なノザケンことノザキケンジです。 「有料級」というフレーズついては単に一度使ってみたかっただけですが、ある日突然、気まぐれでガチに有料化してしまうかも知れませんので無料でお読みなるのならお早めに。 更に私が提案する愛猫を動物病院へ連れて行くのは大変だ問題は、お金がかかるんですね。そういった意味でも「有料級」のお話だったりします。 うーん…でもやっぱKINDLE本にして出しゃー良かったかなぁ…まあいいでしょう。 さて、今回はですねぇ久々に猫につい

          【有料級】愛猫を動物病院へ連れて行くのは大変だ問題はこれで解決

          イラッ!ウチの猫は病院へ行く時おとなしいよアピール!

          現在の愛猫ゲンは扁平上皮癌であることは過去の記事で書きました。それはもう最低最悪と言いたくなる様な病気です。 そんな訳でゲンは食欲不振と緩和ケアのための胃ろうに挑戦のために動物病院に2回入院したことも以前の記事で書きました。 最近はゲンの通院ストレスを避けることもさることながら、今更検査もヘチマもない段階なので最早ゲンを動物病院に連れて行く理由は見当たりません。 ゲンは腎臓も悪く腎不全はステージⅢですが針を刺して血液検査をしたところで、それがどうした? だから何? なん

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          愛猫ゲン、右目失明!【ぜーんぶ扁平上皮癌のせいっ! 】

          今回の記事は、愛猫ゲンの右目が失明してしまいましたというものです。 毎度おなじみ以前の記事のおさらいですが、 右あご外側に出現した扁平上皮癌の腫瘍が皮膚の外側に向かうのではなく内側(口内)へと進み、更に眉間あたりまで上がって来ました。 そしてその腫瘍は眉間内側の肉を押し出し右目の半分くらいを隠してしまっていると書きました。 そしてその後その右目の目元から膿が出てくるようになりました。せめてなんとかとか拭き取ってあげたかったのですが右顔は痛むので一切触らせてくれません。

          愛猫ゲン、右目失明!【ぜーんぶ扁平上皮癌のせいっ! 】

          愛猫ゲン、過剰グルーミングが治まり服を脱ぐも容態は…私もガチヤバいです

          今回は扁平上皮癌と腎不全ステージⅢである愛猫ゲンの過剰グルーミングが治まった件と私事についての記事になります。 過剰グルーミングが始まった件については以前書きましたので詳細は省きますが、結論的なことを申しますと、 ・服を着させる ・精神安定サプリのジルケーン75mgを飲ませる ってことで1ヶ月ほど様子を見ていたところ過剰グルーミングが見事に治まりました。 しっかし過剰グルーミングが止まるやいなやどんどん毛が生えてくるのには驚きでしたね。 あれだけピンク色の皮膚がむき

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          愛猫・愛犬『看取る』って安易に言うのやめてもらっていいですか?

          何とも挑発的なタイトルにしてしまいました。 noteにも「看取り」についての記事がいくつかある様ですが、どなたかの記事を批判する意図は全くないことをはじめに記しておきます。 そもそもnoteに「看取り」についての記事があることは知りつつも、一記事たりとも読んでいませんしね。 なにせ私は「読むのが嫌いマン」なので…タイトルを読むのが限界です。 自分が書いた記事だって、推敲って言うんですか? 書いた文章のチェックみたいなこと、それすら苦痛だったりするので。しかも私はまあまあ

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          愛猫ゲンの『ふらつき』がヤバい!【前庭疾患?扁平上皮癌の腫瘍?】

          今回の記事は愛猫ゲンのふらつき問題についてです。 前回の「過剰グルーミング」の記事冒頭でも書きましたが、ゲンの右あごに出来た腫瘍は上方向へと進行し、目元あたりまで上がって来ていると思われます。 扁平上皮癌の治療としては分子標的薬パラディア錠15mgを週3錠をもうかれこれ12錠ほど服用させています。 しかしそれを飲んだところで腫瘍の進行を遅らせるくらいしか期待出来ないことは最初から承知しています。(腫瘍が消滅するケースも普通にある様ですが…) 眉間の裏側の肉が腫瘍によっ

          愛猫ゲンの『ふらつき』がヤバい!【前庭疾患?扁平上皮癌の腫瘍?】

          愛猫ゲンに過剰グルーミング問題勃発!

          現在の愛猫ゲンが扁平上皮癌に侵されている云々の話は、私の猫関係の記事をお読みになられた方でしたらご存知かと思います。 タイトルにある過剰グルーミング問題に入る前に例によってちょっとおさらいをさせて下さい。これまでのいきさつはあっちの記事を読んで下さい! なんて言いませんのでお許しを。 さて、猫の扁平上皮癌の余命は外科手術をしない場合、概ね1ヶ月~3ヶ月と言われているようです。 しかしその1ヶ月~3ヶ月とは一体どの時点から数えたものなのかは私にはよく分かりません。 目に

          愛猫ゲンに過剰グルーミング問題勃発!

          愛猫ゲンの扁平上皮癌が今更確定…分子標的薬パラディアに賭ける!

          本題に入る前に愛猫ゲンの扁平上皮癌に関する事柄を一旦整理させて下さい。 以前書いた様に愛猫ゲンは扁平上皮癌に侵されており、腎臓も中程度に悪い2021年で13歳になる高齢猫です。 今のところ腎臓についてはテルミサルタンと療法食でやり過ごしている感じです。 扁平上皮癌については、右あご丸ごと切除等の外科的治療は行わず、放射線治療や抗がん剤による治療も行っていません。 理由は一言で言えば予後の悪さです。 右あごを丸ごと切除したとしても根治は期待出来ず、転移・再発の可能性が

          愛猫ゲンの扁平上皮癌が今更確定…分子標的薬パラディアに賭ける!