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イラッ!ウチの猫は病院へ行く時おとなしいよアピール!

現在の愛猫ゲンは扁平上皮癌であることは過去の記事で書きました。それはもう最低最悪と言いたくなる様な病気です。

そんな訳でゲンは食欲不振と緩和ケアのための胃ろうに挑戦のために動物病院に2回入院したことも以前の記事で書きました。

最近はゲンの通院ストレスを避けることもさることながら、今更検査もヘチマもない段階なので最早ゲンを動物病院に連れて行く理由は見当たりません。

ゲンは腎臓も悪く腎不全はステージⅢですが針を刺して血液検査をしたところで、それがどうした? だから何? なんかやれんの?

ん?点滴入院?
それをしたところで退院して点滴辞めたら間もなく数値は元の悪いものに戻っちゃうんでしょ?

あと、扁平上皮癌が発覚だか確定だか発症だか知りませんが、その余命は1ヶ月~3ヶ月程度だとか。

私がゲンの異変に気づいたのは2021年1月中旬です。つまりもう5ヶ月以上経過していることもありXデーは近日中かなと覚悟しております。

その私的な裏付けとしては、腫瘍は右あご→口内→右目と頭方向に上がって来ている印象で、遂には右目は失明し頭のふらつきによるズッコケの頻発まで始まってしまいました。

そんなこんなで今やゲンを動物病院へ連れて行くことはなく、行くのは私一人で目的はお薬の相談や現状報告だったりします。

その際、私は会社員ですのでそれなりに会社に遅刻・早退・欠勤などの許可を頂く必要があります。しかし会社はそれを理解して下さっているので私はとても恵まれているなと思っています。

私の愛猫がそんな状況なので会社の同僚らと世間話的に猫の話をすることもしばしばあります。しかしこれは現在の会社に限ったことではありません。

私は会社員を30年以上やって来ているアラフィフのおっさんなので、これまでも数えきれないほどの猫好きの方と猫についてお話をさせて頂いたものです。

そういった時に本記事のタイトルの様なセリフを結構よく聞きます。

「ウチの猫は室内猫だから普段は外には一切出ないけど、動物病院へ行く時なんかはおとなしかったよ。行く途中も病院でもね」と。

そして私は、
「へー、それは羨ましいですね。終始大人しくしてくれていたら飼い主としてもホント助かりますもんね」などと当たり障りなく返す訳です。

実際、室内でも終始おとなしい猫はいますし、なんならまるで犬の様に飼い主さんと外に散歩に出かける猫もいるらしいですからね。

要は、ひと括りに猫と言ってもいろんな性格の猫がいる訳です。そんなこたぁー百も承知しております。

でもねぇ、私が出会ったことのある猫好きの方で、
「ウチの猫は動物病院を嫌がらないすごい良い子なの」などと自慢げに語っているほとんどの方には疑問を感じてしまいます。

その理由や原因としては

・私は疑り深く、人の話を素直に受け止められないへゾ曲がりである
・ウチの猫は動物病院・外出を嫌がらないと言っている人はなにか勘違いをしている

とまあ、概ねこの2つかなと考えております。

私がへそ曲がり云々については、何というか、人の話を素直に聞ける・受け止められる様にならなければなと反省するしかありませんね。

ですので「ウチの猫は動物病院を嫌がらない良い子なの」云々の発言をされる方についてに対しては、はなっからその発言を疑うのではなく私はそのリアクションとしてこう訊く様にしています。

「へぇー。そういう良い子だと獣医さんも助かりますよねぇ、何かとやりやすいですもんねぇ」などとね。

そして性格の悪い私は更にこうたたみ掛けるのです。
「で、その子は無事に回復されて元気になったと…」と。

すると相手の方は悲しげに首を横に振り、
「ううんっ、しばらくしたら死んじゃったよ…」と。

私は「あー、そうだったんですかぁ…」みたいな。これが私が数多く経験したやりとりです。

そこでそこはかとなく性格の悪いは私は、口には出しませんが心の中でこう思うのです。

それってさぁ、猫ちゃんが大人しかったんじゃなくて暴れるパワーも怒るパワーもない、グロッキーな状態だったんじゃねーの?

それってさぁ、動物病院へ連れて行くタイミング遅すぎなんじゃね?

だってその後無事に回復した訳じゃなく、しばらくってどんだけの期間だか知らないけど死んじゃったんでしょ? 少なくとも長生きは出来てないんでしょ?

こんな風に思う・考える私は間違いなくイヤなやーつでしょう。

でもね、イヤなやーつで上等、性格悪くて上等だぜって気持ちもあったりします。

だってグロッキーな状態になるまでウダウダしてて、猫が弱り切った状態になってようやく重い腰を上げて動物病院へ行くってさぁ…そりゃ猫も大人しくしてるだろうよ、とね。

最終的に動物病院へ連れて行くんならもっと早く行けや、薄々分かるだろ毎日見てればよぉ。ほんとイラっと来るわー。

そりゃーね、犬みたいに散歩がてらにブラーっと猫を動物病院へ連れてはいけないことくらい、連れて行くのを躊躇してしまうことくらいは普通に理解出来ますけどね。

あるいはそもそも動物病院へは連れて行かない主義の方もいる様ですが、それはそれでその飼い主さんの方針だから文句はありません。尊重します。はい。

しかし繰り返しにはなりますが最終的に動物病院へ駆け込むくらいなら、猫がグロッキーで大人しくなってしまう前に行くべきだとは思います。

だってその猫って家族の一員なんでしょ? 大切なんでしょ? ちげーの? って話です。

飼い主さんさぁ、察してやろうよ! 犬同様に猫も口きけないんだからさ、って話です。

ああでも、異変・予兆なしの突発的な急性疾患・事故などを除かなければいけませんね。

飼い主さんとしても察し様がないケースだってありますからね。大事なことなので付け加えておきます。

以上、イラッ!ウチの猫は病院へ行くんでもおとなしいよアピール!でした。ありがとうございました。


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