見出し画像

森岡毅さんの『苦しかったときの話をしようか』を読んでみた

どうも!気まましゃちょーのまつです!
今回は、独り言ビジネス本の要約です!

今回、読んだビジネス本は森岡さんの『辛かったときの話をしようか』です。

冒頭、読み始めて気づいたけど、俺が思っていた内容のものではない。
勝手にマーケティング系の本かと思ったら森岡さんが自身の娘さんに向けて書いた本だって・・・。
何かの巡り合わせだと思って読み進めることにしよう。

自分のやりたいこととは?
自分の得意なこととは?

このことを考えるために必要なことは『軸』であり、まず自分の中の軸を持たないことには何も決めることはできない。

これが冒頭に書いてあること。
その軸ってどうすれば見つかるのだろう・・・?

それを考える上で『平等』というワードを使っている。人間は生まれた瞬間から平等ではない。
本書の言葉をお借りすると『人間は、みんな違って、極めて不平等』という言葉がある。

この言葉に対して一切否定するつもりもないし、おっしゃる通りだと考えている。
人間は生まれた瞬間から不平等である。それと同時に人間は平等のチャンスを与えられている。このことにも同じくらい目をやらなければならない。

だってそうだろ?
義務教育中に関しては、あなたは頭が良いから特別にこの教科をやっていいよとか、あなたは運動ができるから特別に新しいことやっていいよなんて言われない。それこそ生徒会長や〇〇リーダーなんてのは、ほとんどの場合同じような条件の中で手を挙げた人だし、選ばれるような行動を取った人が選ばれている。

そういったことを考えると極めて平等な世の中なのではないかとも思う。

そんな中で森岡さんは、不平等な世の中において君がコントロールできる変数は
①己の特徴の理解
②それを磨く努力
③環境の選択
この3つしかないと書かれており、ほんとにおっしゃる通りだと感じる。

そして先ほど俺が感じたことも森岡さんは最低限の平等と定義しているけど、それが唯一の平等だとも感じるし、唯一のチャンスだと思う。

みんなはもう一つ平等だと思われているものが年収かもしれない。でも年収ですら平等ではないって話。
年収を決めるポイントとして下記のものが大きく左右される。
①職能の価値
②業界の構造
③成功度合いによる違い
この3つが年収のすべてであると言っても過言ではない。森岡さんも本書に書かれているが私自身も納得の内容だ。だからこそ大切なことは自分で決めるということだし、そのためには情弱であるということって罪になるのかもしれない。

そして、森岡さんが好きな言葉として紹介されている『Everything has cost』の言葉に対して私なりの解釈を伝えると、どの業界やポジションを選んだとしても何かしらの苦労がある。

その上で何をやりたいかよりも何の苦労だったら我慢できるかが大切なのかもしれない。
これが世の中の本質の一つのようにも感じたし、この価値が結果を出すために必要なポイントなのかも知れない。

そしてもう一つ価値を見出すためのポイントとして、
①需要②構造
この2つがこれからどう変化するかを考える必要がある。人口減少やテクノロジーの発展を考慮できると価値を出し続ける企業などが見えてくるかもしれない。そういった業界や企業を探したあとは、その業界で自分のの強みが活かせるかを考えるしかない。

じゃあ「自分の強み」って?
それが次の章である『自分の強みをどう知るか』で深く書かれている。

強みとは価値であり、その価値は『納得性と一貫性』だと考えられている。
この道を進めば必ず目的に近づくという納得性と
大きな意味でも方向性を目指して歩けば、向かう方向へは向かう一貫性。

だから、その自分らしさの見つけ方を聞きたいんだって思った方、すぐ後ろのページに書かれているのでご安心を。

『具体的な「こと」から発想するのではなく「どんな状態」であれば自分はハッピーだろうかという未来の理想「状態」から発送する』これを目的として考えることがベースとなる。

私も要望があればコーティングをやることがあり、そのときによく伝えるのは「名詞」ではなく「動詞」を探そうって伝える。
みんな名詞という言葉に引っ張られているケースが多く、そうなると人生をおいてのハッピーに近づいていけない可能性がある。

ただ勘違いしてはいけないことが、名詞が悪いとは伝えていないということ。イメージとして名詞は短期的なエネルギーやハッピーになるし、動詞は長期的なエネルギーやハッピーになるというような感じ。

目的が決まったら次は自分の資源は何があるかを考える。本書では『ビジネスではヒト、モノ、カネ、情報、時間、知的財産の主に6つ』と書かれており、この資源を認識することから始めなければならない。
これは自分の過去と向き合うこと、そしてその過去の経験が、今の時代に評価されるかどうかを考えると良いと思う。
要は内と外の往復をしながら強みを考えなければならないと思う!

森岡さんなりの『強みの見つけ方を紹介している。それは好きなことを最低50個だして分類すること。T(Thinking)・C(Communication)・L(Leadership)に分けることができ、それによって何が得意か見えてくる。』

私個人的にはLとTが多いようなイメージがある。
詳しくは本書の3章にのっているから是非参考にしてほしい。

その上で自分をどうブランディングするかが重要で『「WHO:誰に買ってもらうのか?」「WHAT:何を買ってもらうのか?」「HOW:どうやって買ってもらうのか?」』
そして大切なことはどの順番で考えるのか。更には価値が十分強いかを改めて考える必要かある。

品質が向上しきった現代において何が価値になるかは冷静に考えなければならない。
そして絶対にずらしてはいけないこととして自分自身の本質と一致しているかどうかが重要になる。
どれだけ素晴らしい価値を提供できたとしてもその価値を提供する自分の本質とズレていてはいつしか価値ではなくなる可能性か高いのではないかと考えている。

その価値を提供できるかできないかを感替えている時間がもったいない。
そんな内容が本書にも書かれていてメチャクチャ共感したので共有。
『心配するな、早く出して、早く学んで、早く死ね!』これはマーケティングという観点で言われた言葉ではあるが私たちの人生においても大きな決断をさせるための言葉でもあると思う。

この言葉の理由はこうだ。
『早く出せば出すほど傷は小さくて済む』だってそうだろ?何年も温めて温めて番を期して出したものが全く評価されなかったら、それに費やした時間は無駄にしかならない。
だったら早く出して世の中、市場の声を聞いてPDCAをどれだけ早く回すかにかかっていないかな?

この言葉は行動に移せない人に対して、ホントの意味で背中を押す言葉に感じた。
ただ注意しなければならないことは、世の中に出すその商品を自分が出したくて出しているかどうかだという点。
もしそれができない環境なのであれば永遠と嘘を付く覚悟を持つか辞めるかの二択だと思っている。

要は自分で決めろって話。
俺がドライだって思われたっていい。世の中の人が口にしない真実を口にしただけなんだから!

そして最後にはタイトルである森岡さんの『辛かった時の話』そして『自分の弱さとどう向き合うのか』がまとめられている。
この内容に関しては本書と私が要約するよりも本書を読んで、森岡さんの気持ちが入った、実際に経験した人の言葉として受け取ってほしいのであえて要約はしない。

読むか読まないかは、この記事を最後まで読んてくれた君に任せる。
もし自分の将来とか、今の自分に対して自信がない人はぜひ読んでほしい作品の一つであることは保証する!
そして上から目線に聞こえたら申し訳ないけど、森岡さんは俺と同じような感覚を持っているからこそ真新しいような情報や考えは得られなかったけど、終始頷きながら読ませていただいた一冊だった。

いつか機会があれば一緒に仕事してみたいとも思う。(最後まで偉そうだなww)


最後まで読んでいただいてありがとーござい「まつ」。

この投稿を読んで頂いた方はどんな感想を持って頂けましたか。もしよろしければコメントください。また「共感」したり、「なるほど」って思った方、ぜひ「スキ」ボタンを押してほしいです。そして「フォロー」が最も欲しています!!

気まましゃちょーの経験を元に起業家さんを応援したい!起業家さんのための音声配信をほぼ毎日!

↓↓↓まつしゃちょーの笑っジオスタンドFM URL↓↓↓
https://stand.fm/channels/62e2993073ef6bc249f89de8

まつのnote投稿のお知らせは、こちらへ

↓↓↓ビジネス本の要約instagram URL↓↓↓
https://www.instagram.com/matsu__book

でわでわ!まつでした。またね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?