〜自宅(実家)不動産の活用方法〜なぜ今考える必要があるのか??
立川市、国分寺市、国立市を中心に住生活アドバイザーとして活動している須崎です。
私が日々取り組んでいる事業でもあり、今後も増えていくであろう「空き家予備軍」の話しをnoteに書いてみたいと思います。
・そもそも、空き家予備軍とは!?
主に、65歳以上の高齢者(単身高齢者)しか住んでいない住宅を指している。
初めて、私のnoteをご覧いただいている方もおられるだろう。少し寄り道をし、私が経営している会社を紹介させて頂きます。
弊社では、以下の課題解決を掲げて事業をおこなっている。
◯社会問題となっている「空き家問題」や「高齢者・障害者の居住支援」
◯超高齢社会に向けた「住まいと介護・福祉の目線での住宅改修」
◯土地や住宅を取り巻く「相続対策」「ライフプランの相談」
不動産・住宅に特化したFPであり、FPというと金融・保険などをイメージしやすいが、私は不動産・相続が専門なので珍しいタイプなのかもしれない。
さて、話しを戻します。
国や自治体も「空き家」問題に関して啓蒙をしているが、結論から申し上げると不動産は需要と供給のバランスが重要であり、今後「買手が付かない(売れない)不動産が増え続ける可能性がある」ということ。
すなわち、「マイホームを持つことが夢」との時代からシェアをする時代へ変化してきており、身軽に生きていく価値観が一般的となった現代においては、不動産を持っておけば安心ということは考えにくい。
近年、空き家投資というブームもあってか、一般人の目利き力や情報力は高まっている。
特にSNS上での情報交換の早さには目を見張るものがあります。
しかし、、、
旧耐震基準の建物を見栄えを良くするだけのリフォームをして、人へ貸すという安易な考えや、儲かる築古投資術といったようなキャッチフレーズのみを信用してしまわないようにして欲しいと個人的には思っている。
私は団塊ジュニア世代だが、私の周りでも「不動産は所有しないもの」という価値観を持った人も実は少なくない。
昔からの、売買VS賃貸という堂々巡りの話題は置いておくとして、、
私は様々な価値観があって良いと思っているので、この部分をフォーカスすることはない。
それよりも我々の団塊ジュニア世代から上世代までの、いわゆる近い将来の相続人世代に「認知症」対策と自宅不動産の取扱いに関する知識や情報は拡がっていないと感じる事が多い。
〜〜まとめ〜〜
思うがままにダラダラと書いてしまったかもしれない、、、
過去にnote内で関連した内容を書いているので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
親が施設に入所する、または介護が必要になってきたタイミングにおいても、親が亡くなるまでは実家をそのままにしておこうという考えの方は少なくないでしょう。
もちろん、親への気遣いもあることは分かる。
しかし、現実的な話しとして認知症の発症は身近に捉えていた方が良いだろう。私含めて、相続人世代は他人事ではない。
時代や考え方の変化、人口減少、超高齢社会、認知症発症の割合増、物価高、金利上昇などと言い出したらキリは無いが、様々な要因から見た時に「利用していない不動産」または「利用しないと予測される不動産」については、早めに出口戦略を立てていく事が重要です。
出口戦略のなかには、自宅(実家)がまだ使えるうちに不動産(空き家予備軍)を上手く活用してもらえる人へ、早めにバトンを渡す事も選択肢の一つだろうと思っています。
引き続き、住宅業界の現場視点で書いていきます♪
~~ 企業情報 ~~
株式会社bluebird
〒190-0001 東京都立川市若葉町1-17-1
susaki@bluebird-akiya.com
築56年木造空き家・空き店舗を利活用した「オフィス兼アトリエ」を運営。
立川市協働型地域福祉アンテナショップ
<業務内容>
○古家・土地などの不動産査定
○相続対策、ライフプランの相談
○不動産会社、リフォーム会社の見積り相談
○住まいに関する悩みやトラブルの相談業務
○介護保険を利用した住宅改修工事の相談
○外装リフォーム(屋根外壁塗装、防水工事)
〇執筆、監修、取材対応
<エリア>
東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県(応相談)
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