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範疇を越える

先日ミーティングにて質問を受けました。「Aは太田さんの範疇ですか?」

範疇という言葉が、やけにしっくりきました。
範囲でもない、領域でもない、「範疇」である。


範疇(はんちゅう)とは、ある特定の領域や範囲を示す言葉である。 一般的には、ある事象や概念が属する領域、またはその事象や概念が及ぼす影響の範囲を指す。

実用日本語表現辞典


範疇があること

私のやりたいことの範疇は、どこからどこまでなのだろう。予期せぬ質問から、言語化が進みました。実現したい世界とその範疇が言語化されていれば、やるべきことに迷いません。

範疇がある。
範疇にまず集中する。
範疇に特化する。


範疇という安心

他者と関わる。他者にも範疇を共有するために、範疇を言語化します。

範疇は「安心」を醸成します。枠組みです。他者との協業では、枠組みが求められます。範疇・枠組みの言語化は、他者との協業を可能にします。

範疇が具体化される。範疇の解像度が上がる。範疇がコンフォートゾーンになる。範疇を創出したことで、範疇の外には「不安」が現れます。


範疇を越える

範疇は安心を生み出す。素晴らしいものです。しかし、範疇に固執してはいけません。

範疇の外へ視野を広げます。範疇内に集中するために、範疇外を見つめていく。範疇外が、範疇内に良い影響を与えていきます。


範疇を定めた後は、
範疇を越えよう。
越境しよう。


範疇以外に取組むことは、
範疇の価値を高め、
範疇を輝かせるでしょう。


自分の範疇を、拡張していきたい。




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