蓮田 健一 / hacomono CEO

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蓮田 健一 / hacomono CEO

Founder and CEO, hacomono。 ブログはこちらに移行。https://kenhasuda.com/

マガジン

  • hacomonoマガジン

    • 21本

    スタジオ・ヨガのための予約・会員管理・決済システム「hacomono」が運営するマガジンです。フィットネス x テクノロジー。B2B。クラウドサービス。スタートアップ。 https://www.hacomono.jp/

  • リアル店舗進化論

    • 17本
  • Why Teambuilding?

    • 1本

    marchily企画・開発の理由。なぜ、チームビルディングのプロダクトを作ったのか?など、チームビルディング関連の情報発信を行っていきます。

最近の記事

会社という船の羅針盤。hacomono社のミッション・ビジョン・バリュー再策定までの道のり

会社は「船」のようなもの。 目指すべき遠い目的地があって、それを共有する仲間と共に、目的地に向かって船を漕ぐ。 行き先が遠ければ遠いほど、一人で漕ぐのは無理があり、優秀な仲間と力を合わせて漕いでいく必要がある。 強風の日や嵐の日もあるし、1歩進んで10歩下がる、そんな時も幾度となくやってくる可能性も。 会社にとって ミッション(M) ビジョン(V) バリュー(V) は仲間と共に船を進めるための羅針盤。 様々な意思決定がある中で判断の拠り所になるもの。 我々hacom

    • 資金調達・IR活動で参考になった記事まとめ

      スタートアップ界隈の素晴らしいエコシステムのおかげで、ファイナンスやIR経験が少なく、まだCFOがいない弊社hacomonoでも何とかシリーズAの資金調達までできました。(調達金額はここまで累計6億円) 今後の事業成長や次の調達に向けて、 ・終わりなきプロダクト開発 ・顧客満足度向上とトラクション作り ・採用 → 組織・体制作り・カルチャー形成 など、あらゆることをスピーディに進めていく状況は変わりませんが、 自粛期間中、学習時間・これまでの振り返り・整理する時間が取れた

      • EXPAND WELNESS. hacomonoはコンディショニングコーチを招き、ウェルネス経営に舵をきりました

        こちらのプレスリリースにある通り、 4月からhacomonoにコンディショニングコーチとして、中野ジェームズ修一さんが就任しました。(株式会社スポーツモチベーションに社員の健康に向けた企画・実践をお願いすることにしました) 中野さんといえば、あの青学駅伝チームを強豪チームに導いた青トレ生みの親で、青学以外にも多くのアスリートを指導する超有名フィジカルトレーナーです。 4月の就任から1ヶ月が経過し、定性的にも定量的にも効果を実感しているので、他の企業(特にリモートワークを

        • アーリーからミドルステージへ向かうスタートアップ経営で大事にしていく8つのテーマ

          hacomonoはシリーズA資金調達を完了し、製品・セールス・CSやサポートなど全方位的な強化を進めるべく採用強化し、40人近くになったチームが、1年で倍程度(以上)になる計画でいます。 次の成長に向け、この1年で大事にすべきテーマは大小無数にありますが、この2,3週間ほどは様々な書籍を読み、事業計画を作り、頭を整理しながら、経営面での大きなテーマを8つに絞ってみました。 今後、社内外のステークホルダーとの対話を通じてアップデートする前提ではありますが、CEOである自身の

        会社という船の羅針盤。hacomono社のミッション・ビジョン・バリュー再策定までの道のり

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          hacomono2周年、コロナから1年。フィットネス事業者の夢やロマンは絶対に終わらない。

          おかげさまで予約・決済システム「hacomono」は2周年を迎えました。 フィットネスクラブ・スクールなど月額制店舗向けのSaaSシステムとして、業界特化で仕事をさせていただく中で、さまざまな店舗経営者と対話を重ねておりますが、この業界の方はポジティブで明るい方が多く、お客様への想い・お客様の心身や健康に対する真っ直ぐな姿勢を持っていて、何よりも夢やロマンを持って経営をされていることに感銘を受けておりました。 「運動は人をポジティブにする」 まさにその通りでした。 一

          hacomono2周年、コロナから1年。フィットネス事業者の夢やロマンは絶対に終わらない。

          5億円資金調達のお知らせと、hacomonoが目指すこれからの挑戦について

          株式会社hacomonoはALL STAR SAAS FUNDからシリーズAで5億円の資金調達を実施しました。 hacomono公式サイトはこちら 前田ヒロさん率いるALL STAR SAAS FUNDからはシードフェーズでも1億円出資いただいているので、これで累計6億円となり、深いパートナー関係を築かせて頂き、大変感謝しております。 2013年の起業から8年、hacomono発売からは2年、多くの失敗や挫折もありましたが、素晴らしい仲間達、そして多くのお客様に恵まれま

          5億円資金調達のお知らせと、hacomonoが目指すこれからの挑戦について

          アーリーステージのSaaSスタートアップで大切にしたいリーダーの心構え10選

          株式会社hacomonoの蓮田です。 hacomonoはシリーズAの調達を控えるアーリーステージの会社です。(2021年2月1日時点でメンバー数25名) 会社が今後50人・100人に向かう前に マネジメントブック<リーダーの心構え> を言語化しました。 高い目標に向かうことを前提としながら ・異なる能力・価値を持ったメンバーが価値交換し、 ・自主性・主体性高く働けるチーム ・オープンで透明性高く、 ・顧客からも社内からも取引先からも家族からも愛されるチーム を作りたいと

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          「経営とデザインのかけ算」を読んで、人とデザインを経営の主軸に置く意味を考えてみた

          hacomonoの蓮田です。 2020年年末に「経営とデザインのかけ算」という本を読みました。 本の中で、デザイン思考の出発点は「人」にあると書かれていますが、改めて思ったのは ・「人間」を起点としたデザインと、 ・「人間」を起点とした経営 がデザイン経営の根本であると言う点でした。 書評を兼ねて、「人」と「デザイン」を経営の主軸に置く意味を整理してみたいと思います。 2020年 hacomono選定理由 No.1は「デザイン性・操作性の良さ」 hacomonoはデザ

          「経営とデザインのかけ算」を読んで、人とデザインを経営の主軸に置く意味を考えてみた

          アーリーステージのSaaSスタートアップで働くことを考える7個の質問

          フィットネスクラブ・ヨガスタジオ・スクールなど月額制リアル店舗のための会員管理・予約・決済システムのSaaSプロダクト「hacomono」を開発する株式会社まちいろの代表、蓮田と申します。 2021年1月、株式会社まちいろは、株式会社hacomonoに商号変更いたします。 現在20〜25名のチームですが、今後さらに新しいメンバーを迎えて、50名→100名のチームに1,2年かけて進める事業計画を組み、近くシリーズAの資金調達も行います。 社名が変っても、創業当時の想いを無

          アーリーステージのSaaSスタートアップで働くことを考える7個の質問

          自宅がスタジオに!コロナでジム通いを抑制される中、自宅でフィットネスできるビジネスモデルをリサーチしてみました。

          コロナでジム通いを抑制される暗い世の中です。私もジムに通いたくて悶々としています。 海外のビジネスモデルを中心に、集まらないでできる自宅でフィットネスの新しい形をビジネス&テクノロジー視点で調査してみました。 MIRROR(US) 自宅に鏡を置いて、フィットネスクラスを受講できるスマートミラー 自宅の鏡も大きなスマホ端末みたいなもの。 ヨガもボクササイズも体幹・ファンクショナルトレーニングも。 利用していない時に姿鏡としてインテリア的にスタイリッシュなのがGood!

          自宅がスタジオに!コロナでジム通いを抑制される中、自宅でフィットネスできるビジネスモデルをリサーチしてみました。

          コロナ問題で苦戦しているかもしれないフィットネスクラブ、ヨガ・ピラティススタジオのマーケティング施策を行動デザイン視点で考えてみる

          フィットネスクラブ向け会員管理・予約・決済システムのSaasサービス「hacomono」を開発する株式会社まちいろの蓮田と申します。 コロナの影響で客足が遠ざかってしまったり、運営に苦労しているフィットネスクラブ、ヨガ・ピラティススタジオが多いことと思われます。 外部要因なので今は我慢の時かもしれません。 でも何かできることないかな?と悶々としている中、自分なりのアイデアをまとめてみました。 コロナ問題が落ち着いた後の入会施策を考える上で、一つでも参考になれば幸いです

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          見ているだけで楽しく、学びが多いAudiのデザインガイドライン

          デザイナー・エンジニア間でルールの認識合わせをしやすくしたり、コンポーネント化することでブランドらしい一貫性あるデザインにする目的で用意されるデザインガイドラインですが、Webの世界で仕事をする私たちは、デザインガイドラインといえば、Googleのマテリアルデザインを思い浮かべる人も多いかと思います。 Audiのデザインガイドラインは、Web系の会社が作るものに加えて、主張する主役が「自動車」という物理的なプロダクトである故に、写真レイアウト、メディアコミュニケーション、コ

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          ブランディング、モノづくり、理念経営を両立するスノーピークから学ぶ、ロマン経営

          私が最も好きな会社・ブランドの1つ「スノーピーク」。 キャンプ、アウトドア好きというのもあるが、経営スタイルや理念に共感する、地に足ついたやり方が好き、デザインやブランディングが好き。 そんなスノーピークの良さを経営トレース、マーケティングトレースしながら説明します。 スノーピークとは(私がスノーピークを尊敬する理由) ・ハイエンドなキャンプ用品、アウトドア用品のブランド。 ・ブルジョアキャンパー御用達ブランド ・アウトドアメーカーと言えばアメリカや北欧のメーカーが多い

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          美容家電"パナソニックビューティ"に見る、コアターゲットを明確にする重要性

          「ジャパン・アズ・ナンバーワン」といわれた技術大国日本も、今はアメリカ、中国、韓国から遅れを取っており、TOSHIBA、SANYO、SHARP、SONYといった家電メーカーの存在感も残念ながら世界的には薄れつつあるようです。 そしてパナソニックも同様。2019年末から2020年にかけて経営面での苦戦を伝える記事を多く目にします。 リストラ断行パナソニック、焦点は後継社長と成長戦略 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/2229

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          オーストラリア ゴールドコーストのフィットネスクラブ、ヨガスタジオ デジタルテクノロジー事情調査 2020年1月ver

          フィットネスクラブ向けSaasプロダクト「hacomono」開発会社の株式会社まちいろ蓮田です。 オーストラリア ゴールドコーストへ旅行がてら、現地のフィットネスクラブ、ヨガスタジオにおけるテクノロジーやDX関連を調査・一部体験してきました。 日本にこれから進出すると噂されている話題のフィットネスクラブから、現地のローカルクラブまで、オーストラリアのフィットネス X テクノロジー事情を肌で体感してきたまとめを共有いたします。 F45日本にも2020年3月?に浜松町でオー

          オーストラリア ゴールドコーストのフィットネスクラブ、ヨガスタジオ デジタルテクノロジー事情調査 2020年1月ver

          フィットネスクラブ業界分析【2019年 秋 vol.2】 〜 ヨガスタジオ・ピラティススタジオ編 〜

          こんにちは。株式会社まちいろの蓮田です。 前回のvol.1に続いて、今回はヨガスタジオ・ピラティススタジオの業界分析をまとめてみます。前回の記事は以下からどうぞ。 ヨガスタジオ業界について ヨガとしては、 ・常温ヨガ(通常のヨガ) ・ホットヨガ に大きく分類されます。 ホットヨガは、高温多湿の空間で汗をかきやすい状態で行うヨガで、大手では「LAVA」「CALDO(カルド)」「loive(ロイブ)」などがあります。 中でもLAVAは、日本全国420店舗以上(2019年1

          フィットネスクラブ業界分析【2019年 秋 vol.2】 〜 ヨガスタジオ・ピラティススタジオ編 〜