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【商い】300年前の平賀源内と現代の恵方巻から学ぶ

寝坊の意味は、いい睡眠を取ることとポジティブに思ってます、けんです、おはようございます。

今日は、【商い】300年前の平賀源内と現代の恵方巻から学ぶのお話です

恵方巻

もうすぐ、節分ですね。
なんと、今年の節分は、1897年以来124年ぶりの2月2日だそうです。

節分といえば恵方巻ですよね。
僕も、毎年食べています。
恵方巻の起源は諸説あるようですが、1970年代に大阪ののり問屋が作成したポスターがきっかけとなり、そこからどんどん広がっていったようです。
以前から大阪にあった節分に恵方巻を食べる文化を、大々的に利用したのが1970年代の大阪の海苔問屋とお寿司屋さんだったようです。

今では、恵方巻の廃棄やノルマといった社会問題にもなるほど一般的になりました。
このように悪い側面もありますが、文化を利用して1つの市場を作り出したことは経済的にはいいことです。
#生き残り戦略

平賀源内

これに対して、自ら文化を作り出し1つの市場を築いた偉人がいました。
それが、平賀源内です。
知っている方もおられるとは思いますが、平賀源内は1700年代の江戸で活躍した人物です。
地質学者、医者、発明家など様々な肩書きを持っていました。
諸説ありますが、この平賀源内が土用の丑の日にうなぎ

を食べることを発案したとされています。
暑い時期のやせ細ったうなぎをどう販売するかを考え、精がつくと謳って土用の丑の日にうなぎを食べるように仕向けたのです。
#ちょっと言い方が悪くてごめんね

そのおかげで、ずっと、うなぎ屋さん、お魚屋さんは、その日に潤うことができるようになりました。
勿論、最初は、土用の丑の日にうなぎを食べることは文化ではなかったのですが、だんだんと文化になり、今では、1つのマーケットを作るまでになりました。
#何百年と続いている

文化と商いの融合

クリスマスケーキもクリスマスという文化とケーキを組み合わせているので商いの構造的には同じです。
他にも、お祭り、お花見、花火などの文化や風習と結びついた商売があります。
つまり、文化と融合できれば、その市場はとても強いものになります。

これからの時代も、新しい文化を作るか、今ある文化にあやかるかすれば商売的にうまくいくのではないでしょうか。

最近では、ハロウィンがいい例です。
今年も厳しいかもしれませんが、通常の状態であれば、ハロウィンの日には大勢の人が出歩き飲食店に訪問します。
コンビニでもお酒類やお菓子が売れたり、スーパーではパーティー用の食材が売れたり、〇〇ハンズやド〇キホーテでは仮装用の衣装が売れます。

恵方巻やうなぎなどは、特定の職種が1つになり文化を作り出しました(文化制作型商い

一方、ハロウィンは、1つの文化が様々な業種に恩恵をもたらしました(文化あやかり型商い

新しい文化を作るのか、今ある文化に入っていくかの2種類の文化との融合があります。

お菓子屋の顔を持つ僕は、この日に新しい文化を作ることを狙っています。

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