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詩 : 碧いレモンⅡ

「碧いレモンⅡ」

問わず 語らずの関係が理想の筈だった
でも今の 今でも
胸の奥の碧いレモンの様な物を
ずーっと仕舞い込んで
過ごしてきた

彼女のことを
見たり 思う度
ドキドキとキュンと息苦しい
一瞬 一瞬を
何度 繰り返して来ただろう
でも それが居心地良かったんだよ

ただ、その思いが
いつも 一人歩きで
不安と期待の他に
様々な思いと
喜怒哀楽が横切り
心が振り子の様に揺らぐ
相手に伝えられる言葉は
なんていう言葉で伝えたら
良いのだろう

ぐるぐる巡る思いは
余計な先の事まで考え過ぎて
巻き込んでいる自分がいる

変な格好つけた情報を
詰め込み過ぎで
余計に頭でっかちになり
本当に伝えたい思いだけは
判ってる筈なのに
言葉が見つからない

彼女は僕が持ちあわせない
爽やかな笑顔や芯の強さに
なぜか心が動いたことに
憧れ 時めき 
いつも傍に居たいと
立ち止まり
不思議な感覚に迷い込んだ

自分だけの宝石の
思い出の箱を開けた時
今の 今までも碧いレモンは
こんなにも 心地よく ほろ苦く
酸っぱいレモンに
熟していてくれるのだろうか

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