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幸せに思える心を育てる

2021.10.21【82限目】

幸せって 何だろう!

私は、よく「幸せやなあ!」と、ひとり言を言います。何が幸せって言わせるのかなあと考えて見ると、それは、ほんとうに些細なことなのです。ちょっとした記念日とか、頑張った日とかに、夫が、よくランチに誘ってくれます。

私のお気に入りは、くら寿司のランチで、8貫の握りずし・汁物のセットです。最後に、残してあるウナギを食べます。やわらかく大きなウナギで口の中が、おいしさの頂点に向かっていきます。それがたまらなく美味しいのです。食べ終わると「幸せやなあ!」と、言います。

朝起きて、お天気だと、洗濯物が乾く!幸せな気分。美味しい料理が作れた時、一日が終り、床に就く時、今日も一日、楽しく無事に過ごせたと、幸せを感じます。そんな平凡な日常にいくつもの幸せがあります。


子育ての幸せ

子どもは、家族の中で、人としてのベースが育くまれます。そして、広い社会に進み、そこで出会った人達や環境によって成長していきます。

『三つ子の魂 百まで』と、言いますが、生きていく中で、色んな場面で、その時その時に、決断し、選択して生きてきました。そんな時、決めるのは、育ってきたベースにある何かが、大きく働いているように思います。

子育ての中でも。美しいものに感動し、美味しいものを、「おいしい!」と、言い。嬉しいことがあれば喜び、共に感じる時間を持つことは、幸せな時間です。親が、その時々に表現して伝えることが、大切な事だったように思います。

母もそうでしたが、その時々の感情を豊かに表現していました。私は小さかった頃、常に母の横にいて、母の行動や考えが分かりやすかったし、安心し、また影響を大きく受けたように思います。

ちょっとしたことを、幸せに思える心を育てることで、前向きに、ポジティブに生きることが出来ると思っています。ちょっとした幸せの集まりが、人生を豊かにします。


感性を育てる

生活の中で、色々な出来事を前向きに感じる心を育てることは、大切な事だと思います。親がその時々に表現することで、子どもは、心のどこかでそれを受け止め、ベースになるものが、積み重なって心が育ちます。

これからは、社会・学校・家庭でも、AIの時代になっていきます。だからこそ、子育てを通して、人としての感性を育てていくことが大切になると思います。

人との関わりで大切にしたいことや、美しいものを見て感動したり、優しさに感謝したり、悲しいことに出合った時は寄り添い、励ますなど、同じ時間を過ごす中で、人としてのベースが育ち、感性が育ちます。


芸術の秋

今月の末に、絵画クラブの作品展があります。1年半に一度の作品展です。8人のメンバーが、各自4点出品します。今、作品展に向けて、仕上げをしています。

私は人物画を2点、静物画を2点出品する予定です。前回は、昨年の3月で、春。そして1年半後の秋に、今回の作品展があります。夫も4点出品するのですが、もう仕上げています。

作品展という目標が無いと、最後まで仕上げていない絵が、増えてしまいがちですが、一つの区切りとして、作品展があるのは、有難いです。

教室で、3時間ほど集中して絵を描いていると、普段使っていない脳を使うので、描き終わると、心地よい疲労感とともに、心が安定していて、心地いいです。自分の感性で自由に表現でき、充実した幸せを感じる時間です。

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【編集担当より】
秋も少しずつ(一気に?)深まり、来週からは飲食店の時間制限も解除されるようで、11月12月と年末まで楽しい季節になりそうです。来週は少し暖かいようですので、行楽地などもにぎわうことかと思います。夜の酔っぱらいの人たちに対しても、今は懐かしさを覚え寛容でいられます。今はまだ。

人によって幸せの感じ方というのは、違うものかと思います。新しい刺激や発見が好きな方、緻密な作業が好きな方、皆でお酒を酌み交わすのが好きな方。たくさんの幸せがあると毎日充実して過ごせます。これまで様々な欲求が抑圧されてきました。解放される今は、これまでと同じ幸せだけでなく、新しい幸せを探すチャンスかもしれませんね。

個人的に変な言い方ですが、自分の性癖をしっかりと理解している人は人生を楽しんでいると思っています。セクシャルなこともそうですが、物事に対して、何が・どんなパターンが自分が気持ちよい・楽しいと思うのか、それが理解できていれば、新しいモノ・ゴトをどんどん受け入れることができると思います。また、嫌い・不快なものを遠ざけることができます。

他の人がこうだから、これが流行っているからも大事ですが、自らの感性で物事と対峙できるとよいなと思います。自分の周りが幸せであふれているとよいですね。なかなかそうはいかないことが多いですが。

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