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育ちたいときに育つ

2022.5.12【111限目】

庭にはバラが咲き始めました。庭には四季折々の花が咲きます。花にとってちょうどよい時に咲きます。

人間も同じだと思っています。一生のうちに花が咲くように輝く時代があると思っています。どの年齢の時だったか、その期間はどれだけか、ずっと続いている人もいるし、短い人もいるかもしれません。

人それぞれ感じ方が違うと思います。また、同じことをしていても、輝いていると思っている人もいれば、そう思っていない人もいます。それは、人が考えるのではなく、自分が感じることだと思います。


私はここにいるよ

桜は、春になると「私はここにいるよ。」と、言っているみたいに、花いっぱいに美しく輝き、人の心を幸せな気持ちにしてくれます。

花が散ると、なんとなくもの寂しい気持ちになりますが、私は、桜の新緑が好きです。周りの木と同じ色になりホッとしている様な気がします。そして静かに一日一日いのちをつないで幸せそうに見えます。


子どもが輝く時

子どもが成長をしていく中で、輝く時を迎えますが、それをステキなことだと感じるためには、物事を前向きに、ポジティブに考えられる子どもの方が、同じことでも感じ方が大きいと思います。

ポジティブな子どもを育てるためには、いっぱい話を聞き、受け止め、寄り添う事で、子どもは自己肯定感を持つようになります。それが自信になり、より前向きに育っていきます。そして輝く時がいつか来ます。


家庭での会話が、輝く子を育てる

子どもは、特に幼児は好奇心が強く、親にいろいろと聞いてきます。その時に手を止めて、1つ1つ受け止めて聞くことで、子どもの言語能力が豊かに育っていきます。

家庭の中が明るいと、情緒も安定し、会話があると子どもの言語能力が発達し、知的に生き生きとした子どもに育っていきます。

育っていく中で、失敗や誤りを経験していきますが、そんな中で子どもの話を聞き励まして、しっかり受け止める中で、子どもは、また立ち直ります。

日頃からの家族の会話を持ち、心の通い合える家庭が、子どもの発達や成長に必要です。そんな会話のある日常の中で子どもが輝いて成長していきます。

子どもの話を聞くことの大切さ

子どもの話を聞く中で大切な事は、①子どもの話す内容を最後まで聞く。②相槌を打って聞く。③聞いた後に感想を伝える。(褒める・励ます等)

日常会話の中で、このようなことを心がけることによって、子どもは話をすることが楽しくなり、長い話もできるようになり、話のキャッチボールが出来るようになります。

読み聞かせも心のこもった大切な会話です。学校の宿題で、「本読み」と、いうのがありますが、それをゆっくり聞いてあげるのも、大切な会話だと思っています。

子どもは成長しながら、輝く時を迎えます、ちょうどいい時に輝きます。親は、ずっと輝いてほしいと思って、子どもへの要求が多くなる時がありますが、花がちょうどいい時に咲くまでは、水をやったり肥料を入れたりして待つというのも大切な事です。

育ちたいときに育ちます。


私の日常

私の年齢になると、輝くというよりも、一日一日を大切に、同じ日常が繰り返されていくことが、幸せなことだと思っています。一日が無事に楽しく暮らせことが素敵なことです。

今日は、母の日に息子から貰ったゴルフボールで、クラブの月例に雨の中ラウンドしてきました。今日もまた無事にプレーできたことに感謝しながら帰ってきました。

夕ご飯は夫が作ってくれていましたので、私は今、息子に送るnoteの原稿を仕上げている所です。今日も素敵な一日でした。


【編集担当より】
仕事において《人を育てる》ことは、様々な言葉で方法論で語られています。本屋に行くと、マネジメントや育成というテーマで、棚一つ占拠するぐらいに。

初めてマネジメントをすることになった時に、あまりにも相手の立場を考えずにハードな指導をしていました。結果的に、半年間メンバーの成績は伸び悩みました。今思うと、一方的にこちらの考えを押し付けていたように思います。

そこでいろいろな本を読みましたが、「人を動かす」を読み、これまでのやり方を180度変えたところ、一気にメンバーの成績が伸び、才能が花開いていくのを感じました。

育ちたいときに育つ”というのは、なかなか言い得て妙だなと思います。育ちたい気持ちを持てるように環境設定やコミュニケーションをとることが重要ですね。自分がマネジメントの本を書くとしたら、第一行目は、「まず我慢」でしょうか。

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