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テレビでほとんど流れない面白いニュース【3/9〜3/15】

1. Amazon Goの無人決済技術を外販

ECサイトで有名なAmazon。普段はECというネットの世界で活躍しているが、2016年からリアルな店舗も導入している。その名もAmazon Go。
ただの小売店とは違い、アプリを利用したレジなし決済が導入されている。

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先日、この「Just Walk Out」と名付けられたレジなし決済技術が外販されることになった。つまりAmazon Go以外の小売店でも無人決済技術がどんどん導入されていくということだ。

「AIによって人の仕事が奪われていく」つまり機械が人間の代わりに仕事をしていく、といった話をした時にとても分かりやすい事例かもしれない。
これから、このJust Walk Outが導入されたお店が増えると、今雇われている人の中で必要でなくなる人は間違いなく増えるだろう。

便利な技術が出ると、もう後戻りはできない。
先日、私のiPhoneのボタンが壊れ、指紋認証が使えなくなった。
つい数年前までは使えなくて当然だった機能だったが、いざ普及し、その後使えなくなると、かなり不便に感じる。
この無人レジシステムも後戻りはできず、どんどん世界に普及されていくことだろう。

また、AmazonにとってECやAWSに加えて驚異的なインフラ技術となるに違いない。

2. バーガーキングの戦略

ハンバーガー業界で世界1位(約3万5千店)の店舗数を誇る「マクドナルド」。そして2位(約 1万2千店)は「バーガーキング」だ。
また、2020年2月末時点の国内店舗数で比較すると、1位のマクドナルド は2906店舗、2位のバーガーキングが96店舗。

普段、東京に住んでいるせいか、想像以上に大きな差があると感じた。
バーガーキングの店舗はほとんど都心に集中していると言っていいだろう。

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2001年に一度完全撤退をしたバーガーキング。2007年に日本に再上陸したものの、昨年5月にが国内22店舗が閉店。ところが新たに制作を実施し、ここ7ヶ月程で20店舗以上増えている。

大量閉店から開店に至った理由として、バーガーキングのグローバルデザインコンセプトである"20/20 Prime"が大きく関係している。この"20/20 Prime"は、①手作り感、②立体感のあるデザイン、③明るいグラフィックアート、④大胆な色使いとアメリカンな表現という4つのコンセプトで店舗のリモデルを積極的に行っているそうだ。

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幅広い年齢層に幅広い店舗、価格で勝負するマクドナルド に対し、バーガーキングは高価格を支払えるターゲット層が多い大都市に絞る戦略。
この"20/20 Prime"が今後どのような結果になるか分からないが、マクドナルド と同じような戦略をとっていないということがよく分かる内容である。

3. 屋内フィットネスの需要

毎日報道されている新型コロナウイルス。テレワークの導入など、外出する頻度が減ってきており、人が集まるような場所も自粛ムードが漂っている。

トレーニングジムもそのひとつだ。ジムのような場所には行けないが、運動はしたい。そこで今注目されているのが任天堂のゲーム「リングフィットアドベンチャー」だ。

似たようなエクササイズゲームとして、2007年に発売されたWii Fitがあったが、動画を観たところリングフィットアドベンチャーは上半身の動きが加わったり、下半身の動きが活発になったように思える。

しかし製造元は中国。新型コロナウイルスの影響で、なかなか生産が追いついていないそうだ。

このような動向を見てみると、今回のコロナ騒動によって、テレワークだけに限らずあらゆるライフスタイルを家で完結できるサービスが今後増えていくかもしれない。

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