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テレビでほとんど流れない面白いニュース【4/6〜4/12】

1. 屋内で楽しむARゲーム

ポケモンGOやDQウォークなどのARゲームが新型コロナに対する自粛要請の影響に対応し、屋内でも十分に遊べる仕様に変更していくそうだ。

ポケモンGOを運営するNianticの公式ブログを見てみると、自宅などの屋内での歩数もゲームに反映されたり、目的地に行かなくてもイベントに参加できるようなソーシャル機能を強化していく予定。

DQウォークにおいてはARゲームの強みであるウォーク要素をなくし、移動せずに目的地にたどり着けるようになったり、家でも楽しめるようなアイテムを無料配布していたりと、自粛要請に伴ったゲーム仕様にしている。

先日、日本を襲った台風19号の際には、DQウォークがいち早く家で楽しめるイベントを実施していたが、今回の新型コロナは台風のような一時的対策で済まされない。

自分もポケモンGOをやっていた時期があるが、都心のような施設がたくさんある所であればある程、ゲーム内で特典を受け取れるスポットがたくさん受け取れる印象。レアなポケモンが出現すると、いまだにサラリーマンが周辺に集まり始める。

家で楽しめるとしても、やはり人々が密集しやすい機能が残る限り、危険に感じる部分がある。

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元々、運動不足気味の人たちが増えていることから、人々を外へ誘い、運動不足の解消やリアルな人との繋がりを背景として作られたARゲームにとって、今回の自粛要請はかなり痛手だろう…

2. BCGワクチンは、本当にコロナに効くのか

結核予防のために用いられているBCGワクチンがコロナ感染数と関連があるかという議論について述べられている記事。

世界のコロナ感染者数を比較してみると、BCGワクチンを定期接種している国はそうでない国と比べて感染者が少ないのではという仮説が立てられている。実際にデータを見てみると、そのような傾向は確かに見られる。

この記事で面白いと感じたのは、因果関係を整理しなくてはならないということだ。

BCGワクチンを接種している国がコロナ感染者数が少ない傾向だが、BCGワクチンがコロナ感染に効き目があるかといえば、そうとは限らず、他の因子がある可能性も考えられる。

例えば、結核という背景からマスクをつける習慣がついていたり、衛生の意識が高かったり、他のワクチンの接種によるものとも考えられる。

現時点では、まだ仮説段階である、ということ。日本では生後1年以内の赤ちゃんはBCGワクチンを受けるよう勧められている。実際に必要としている赤ちゃんを無視して、本来の使い道とは違った用途で流出させてはならない。

3. スペインがベーシックインカムを導入!?

新型コロナの死亡者数が世界2位に達したスペインが経済の立て直しに向け、国民全員に対して最低限の生活を送れるのに必要とする現金の支給をするベーシックインカム(BI)を導入すると発表したらしい。

が、現地メディアのページを見ると、支給はする方針であるものの「対象となる人口をどれくらいにするかを調整している」とのこと。

また、昨年に放送されたWEEKLY OCHIAIでは社会学者である西田先生によるBIの見解が述べられていたので、今回の件についてどのように思われているのか伺ってみた。

一方で、日本の検討を指示する声も多い。しかしコロナが拡大し、まだ数ヶ月といった段階で、経済政策も慎重に議論がされている中、BIのような新しい施策を導入するのは極めて難しいように感じる。成功事例も、まだフェインランドでの実験でしかない。働き方改革の推進とは訳が違う…

4. レモンの香りがする消毒液!?

新型コロナの広がりでアルコール消毒液の品薄状態が続いている。そんな中、アルコール消毒液と同じ度数のお酒が開発された。本来のアルコール消毒液は薬事法の許可をクリアしなくてはならないが、あくまでお酒であるため、問題はないそうだ。

また厚生労働省からは
「手指消毒用エタノールの供給が不足していることから、医療機関等において、やむを得ない場合に限り、高濃度エタノール製品を手指消毒用エタノールの代替品として用いることは差し支えない」
とのこと。

また、お酒である以上、酒税が発生し、財政危機に直面している政府にとってもありがたい話である。

5. テレワーク用BGM

自粛要請により、テレワークに移行している企業も増えている。しかし、急にテレワークが始まり、普段との違和感を感じ、落ち着かない人もいるはずだ。そんな人たちのために、オフィスの雑音を再現するサイトが登場した。

自分は使わないと思うが、多少なりとも需要はありそうだ。もしかすると、テレワークツールだけでなく、用途によって空間を適宜変えられるサービスはこれから普及するかもしれない。

6. iPhoneのPDF化機能

iPhoneの機能でメモや写真をPDF化する方法って知ってましたか!?

自分が使う時は別の会社がリリースしているアプリケーションしか知らなかったので、これは便利かもしれません笑

7. 広告の作成もAIで

広告の写真やグラフィックなどのデザインをAIを用いて作成するサービスを開発したOmnekyの記事。この会社の代表はなんと日本人だ。

過去に作成された広告と、それに対するエンゲージメント等の指標をデータ化し、それを元にAIがデザインの形や色などの最適解を提案する。
非常に革新的で面白い。

ただ、現時点でこれがクリエイティブを作る上での主軸になるとは思えない。クリエイティブは過去の事例を掛け合わせて新しく生まれてくる以上、AIによる過去のデータの分析は非常に大きな意味を持つ。

一方で、誰に対しても同じ思考を持つAIを使う人が増えれば、クリエイティブの均一化が生まれる可能性がある。また、クリエイティブは予測できない市場の動向によって方針が変わる可能性がある。

あくまでクリエイティブ領域において主軸は人間であり、AIはサポートし、共存していくというポジションが続くだろうと思う。

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