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ほうれん草。 〜言葉にするということ。〜

『報連相』って言いますよね。
あれはどのくらい、誰が主体で必要なんでしょうか。また、どのようにすれば正解なんでしょうか。

こんにちは。
ケイジ4世のターンです。

社会人になって1番求められるのが『ほうれんそう』ですよね。

報告しろ、相談しろ、連絡しろ。

と言ってしまいます。
というか、求めてしまいますよね。


報告の主体は?

報告も相談も連絡も、立場や経験が下の人が上長に判断を求めるためにするものというのが一般的だと思いますが、そうなのでしょうか?

私が新人の頃、上司に言われた言葉。

「お前は判断できないんだから報告すればその仕事は終わりだ」

と。

でも、違いました。
こんなことがあったので。

私 :これこれこういうことがありまし
   た。どうしますか?
上司:わかった。

答えはそれだけだったので、私は放置しました。
それから数日後に事件がおこり、私の叱られました。

私 :だから、あの時報告しましたよね。
上司:は?じゃ、なんだ?俺が悪いのか?
私 :報告すれば終わりって言ってました
   よね?
上司:じゃぁ、俺が謝ればいいのか?

と、

意味不明でした。。。そんなことある?

そう、報告が欲しいのは上長で、メンバーにとってはそこまででもないのかも。。

でも、周りで起きている事象をきちんと報告することが必要で、それは大きな役目とも言えます。

報告したことにより、その時の判断を聞けたり、タイミングの良し悪しを学ぶためには本人のためになるので必要ではあると思います。


連絡の主体は?

連絡は情報を発信したり、共有したりすること。
なので、主体となるものはどっちでもないですかね。
ただ、出来るか否か。周りを巻き込めるか、という重要なスキルといえます。

現場では、1年目の監督でも数十人の(場所によっては100人以上の)作業員さんに様々な事を周知する必要があります。それらをきちんと告げること。また周知した事を確認して遂行することが毎日の業務としてあります。特に安全に関わることがそれです。

おそらく他業種でも、これは上下関係なく主体となる必須の能力、業務だと思います。


相談は?

相談はほとんどの場合は、メンバーが主体となるでしょう。

ここで必要なのは、やったこと、判断したことも報告する必要があるということ。
これは報告ですけど、「これであってますか?」という相談だと思います。

新人など特に若い、もしくは経験の浅いメンバーは上記のの内容も理解する必要があると私は思っています。
判断に困ったことや、わからないことは誰もが普通に相談すると思います。
ただ、上記の例は報告と相談の両方の側面があるという事です。


▶️『ほうれんそう』は必ずしもメンバーの仕事ではない

報連相=
『主体となる人が必要に応じてするもの』

ということで、必ずしも上司に対して下からするものではないとは思います。

ただ、その必要性や重要性、タイミング、スピード感などは上長がメンバーにチキンと教えてあげなくてはいけないし、メンバーも向上するために理解と行動をしていかないといけない。

片方だけではダメということになります。


これは、おそらく誰もが分かっているけど、メンバーに求めてしまって、メンバーのせいにしているケースがどうしてもあるのが実情でしょう。


▶️タイミングがわからないメンバーに対して

私は一応、メンバーに対しては『私が何をしていても基本的には自分のペースで話しかけていいよ』と言っています。

「今、忙しいのか見ればわかるだろう」と言ってしまっている人いませんか?

これは萎縮させるだけで成長の妨げになるだけなのでやめましょう。

「今、宜しいですか?」という言葉を添えることだけ教えましょう。

ただ、これだけが大切かな。と私は思います。


基本的に相手に合わせてあげるのは上長の仕事



心がけていきましょう。

一応、自分にも言い聞かせています!


では、また。

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