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日ハム「ノンテンダー」案件:これまで経過と少しの所感
日本ハム球団から3選手が「ノンテンダー」となった件について、これからの論考と議論の参考資料にすることを目的に、これまでの経過と一次資料・関係者の証言と発言のまとめます。あとちょっとだけ所感を。
日本ハム球団「ノンテンダー」発表
2021年11月16日、日本ハム球団は当時同球団に所属していた西川・大田・秋吉の3選手について、「ノンテンダー」とし、保留手続きを行わないことを発表した。
「ファイタ
育成選手を制限選手にすることは可能か
コラスに次いで、アンディ・ロドリゲス亡命かソフトバンクの育成選手でキューバ出身のアンディ・ロドリゲスが亡命した可能性がESPNの記者Daniel de Malas氏によって報じられた。
本当に亡命したか否かは2021年6月6日時点では明らかではないものの、五輪予選のために訪れた米フロリダ州において失踪したことは事実の模様である。ソフトバンク球団は状況を確認している。
ソフトバンク所属のキューバ
野球協約:2018年度以降の改訂
野球協約とは?
「日本プロフェッショナル野球協約(通称:野球協約)」は日本のプロ野球であるNPB:日本野球機構という運営組織のルールを定めたものです。野球機構の組織の構成、選手との契約に関するルール、リーグ運営についてのルールなどが定められています。
なぜこの記事を書いたか?
この協約は、なぜかNPBは公開していません。私のような一般人がこの協約を参照するには、日本プロ野球選手会という選手の
順位決定方式「TQB」とは?
2020年のプロ野球が開幕して早1か月。開幕時には新型コロナウイルスの感染拡大も一時に比べて落ち着いてきた印象でしたが、ここに来てまた安心はできない状況になってまいりました。このままプロ野球シーズンも平穏に終わることができるのか、心配ですね。
そんな中、プロ野球のコロナウイルスの感染拡大への対応策として、7月6日の西日本スポーツの記事にこんな内容が出ていました
新型コロナウイルス感染拡大の
2020年のプロ野球特例まとめ
7/10から観客を入れての試合が始まった2020年のプロ野球ですが、例年とは異なる形式で運営されることになっています。わかりやすいところでは試合数が120試合とか、延長が10回までとか。ところが、NPBのWebには「主な特例事項」しか掲載してくれていません。細部や背景は、各種媒体にバラバラと記事になっているだけで、網羅的にまとめてくれていない。ならば私がまとめてあげましょう、というのがこの記事で
もっとみるプロ野球2020年特例:外国人枠拡大
2020年のNPBでは、さまざまな特例ルールが適用されています。その全貌については、以前に記事に書きました。
この記事の中では、特例の1つ「外国人枠拡大」は詳細を飛ばしました。この記事に詳細を書くと、ただでさえ長ったらしい記事が更に長くなりそうだったので(断じて面倒だったからではない)。
この拡大措置は、4名の枠が5名になる、という単純なものではありません。ところが例によってNPBのサイト