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JAMPの試行錯誤⓪:はじめに

前回の投稿では、日本資産運用基盤株式会社(JAMP)を2018年5月に創業してから半年間の振り返りをさせて頂きましたが、今日以降は何回かにわけて、現在私たちJAMPが考え、行なおうとしていることを、「JAMPの試行錯誤」として、お伝えしたいと思います。

前回の振り返りと同様に、応援して下さっているステークホルダーの皆さまに共有するひとつのメモとして、また、5年や10年が経った将来時点から振り返ったりする備忘録として、現時点で考えていることを、いつでも読み返せる形で書き記しておきたいというのがひとつの理由としてあります。

また、もうひとつの理由として、この一連の投稿をきっかけとする金融業界内外の様々な方々とのコミュニケーションを通じ、このタイトルの通り、一緒に「試行錯誤」しながら、より公共性の高い、より有益な社会的存在としてJAMPを運営することを目指したいと考えているということもあります。

オープンな「試行錯誤」のために

前回もお話した通り、私は、JAMPプラットフォームはなるべく公共性を持つエンティティであるべきという信念を持っており、当初想定とは異なった自己資金スキームで株式会社として設立したいまも、将来的には何らかの形で公共性を持ち、個人商店色をなるべく排除したエンティティを目指したいという考えを持っています。

そのため、まだ創業から半年しか経っておらず、登山口から二合目を目指し始めたばかりの今のうちから、将来のあるべき姿を模索し、それを目指すための準備を整えておきたいと考えています。

現時点ではJAMPは私が100%の株式を保有する個人商店色満載のエンティティです。ただ、将来ある時点で、もしくはある時点以降徐々になのか、それすらも今ははっきりしていませんが、より公共性のあるエンティティになることを目指したいと考えています。

そのときのJAMPがどういう形であるべきなのか、どういうスケジュール感で、どういうやり方でそこに至るべきなのか、考えなければならないことは多々あります。それを私ひとりだけでなく、チームメンバーやパートナー企業をはじめとするステークホルダーの皆さまと一緒に「試行錯誤」させて頂きたいと思っています。

このようなオープンな「試行錯誤」を行ない、ステークホルダーの皆さまとの双方向のコミュニケーションの機会を得ることが、いま目指している大きな方向性に進むために、最も効率的であり、合理的なやり方ではないかと考えてのものです。

「JAMPの試行錯誤」目次

次回以降は、以下の目次に沿って、JAMPプラットフォームのあり方や目指す方向について、私が現在考えていることをご紹介させて頂きます。

JAMPの試行錯誤①:ビジョンとミッションについて
JAMPの試行錯誤②:バリューについて
JAMPの試行錯誤③:JAMPの事業-ヒトとモノの最適化
JAMPの試行錯誤④:JAMPのカタチ-事業体・資本戦略について
JAMPの試行錯誤⑤:パブリックリレーションズについて
JAMPの試行錯誤⑥:組織人事戦略について

もしかすると、非常に青臭く、また、創業間もない会社が広げるにしては大き過ぎる風呂敷だと感じられる内容も多々含まれるかもしれません。そうしたご批判、ご意見も含めて、色々な視点の方々とのコミュニケーションがこの一連の投稿がきっかけに生まれることを心から楽しみにしています。

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