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不登校、無登校、戦略的欠席...君たちには幸せになる権利がある。

不登校の中高生向けの勉強方法について簡単にnoteに書いてみたいと思います。

まず不登校は原則として「本人の甘え」でも「親の育て方」でも無い可能性が高いと考えています。あれだけ狭い教室に数十人の生徒を押し込めて管理教育を行えば犠牲者が出るのはある意味で十分に予見可能なことです。いじめやセクハラ、パワハラ、部活のカルト化....こういった様々な不登校の主因となり得る要因は効率化された管理教育の構造上発生する歪みであり、彼ら彼女らは歪んだ社会システムの被害者だと考えるようになりました。つまり不登校になったほとんどの子には何の罪も問題もないのです。(似たような構図は他の閉鎖的な社会集団にも特有に見られるそうです)。さて前置きはここまでにして、①不登校や無登校、②資格取得のための意図的な休学(例えば私は司法(予備)試験に専業するため休学中)によりそれぞれ勉強方法のアプローチが異なってくる可能性があるということです。今回は①について、さらに①-1中学生の不登校、①-2高校生の不登校に分けて勉強方法のアプローチを考えてみたいと思います。まず①-1については不登校のお子さんはごく一部を除き勉強のやる気が下がっていることがほとんどです。ですから大量の演習を課して学力を叩き上げる従来型の受験勉強対策は通用しません、かといって学校そのものに嫌悪感(ある意味持たれて当然です、管理教育なんて)を持っている場合には教科書そのものにも強い拒否反応を起こす可能性が高いと考えます。そこで私がおすすめしたいのはよくコンビニ等で販売している「中学3年間の〇〇を〜時間で復習する本」のような社会人向けの薄い啓発書です。あれはAmazonやフリマアプリで探せばほぼ5教科揃います。それを毎日5〜15分読むだけでも学力は目に見えて違ってきます。これは不登校が快復期(私は再登校を持って快復とはしません、夢に歩み出した事を持って快復とします。敢えて"回復"という単語を使わないのは不登校の方を病人扱いしたくないからです)に入ったときにすんなり勉強を受け入れる土壌、つまりレセプターを作る作業と考えています。これならわずか5000円で最低限の未来への光は見えてしまう、これがあるかないかで人生はその後大きく変わってくると思います。次に①-2高校生の不登校の場合はまず義務教育と違い高卒資格の取得が大きな課題となってきます。考えられる手段としては❶転校❷定時制❸通信制❹旧大検(現在の高卒認定試験)❺国際バカロレア&アビトゥア等です。❺は特殊過ぎるので省略します。一般的には❶❷❸を採ることがほとんどですが、いわゆる偏差値の低い通学制の定時制等では非行に染まってしまったり、逆にいじめのターゲットにされる危険性もあるので学校の進路担当や専門家の方々と綿密な連携を取るべきだと考えます。そして私が本当におすすめしたいのは❶❷❸の手段と併用し❹の教材一式を入手してしまうやり方です。高卒認定試験は受ける受けないに関わらず、最低限の高校で扱う基礎知識が網羅されており、あれさえ一式で勉強しておけば❶❷❸の手段を採用しても学校でそれなりについていけてしまうのです。また目の前に「これだけやれば学校でついていける/高卒と同じ学力が手に入る」と分かりやすい形で教材が提示されているのは心の安定にも繋がります。高卒認定試験対策の一式なら無数の合格者ブログが科目別の教材選定や勉強方法を細かく説明してくれています。しかし不登校になった直後ならわざわざブログで研究してまで高卒認定試験の勉強を始めるかは微妙です。そういった場合はユーキャンさんの高認講座などを利用するのも手です。新品が厳しいならフリマアプリ等でもけっこう出品されていたりします。要は勉強さえ毎日15分程度しておけば不登校はそこまで怖くない、例えば私も学校には通っていましたが小中高と学校の勉強に依拠した事は一度たりともありません、全て予備校と家庭教師の先生方、大半を独学で構築しました。そして現在は司法(予備)試験専業のため毎日かなりの時間勉強を維持するために戦略的法学部休学中の身です。ある意味戦略的無登校です笑。これをやった段階で就活も何もかも全ての可能性は消えました。それでも恐怖はありません、何十年かかっても、バイトのみで食い繋いでも必ずこの試験から生還して見せるから。話は若干逸れましたが、むしろ辛いときこそ笑いましょう、どうせ冬は必ず春となる。繰り返しになりますが中高生の不登校も医療者の先生方、予備校の先生方、カウンセラーさん、学校の先生方、家庭教師の先生方等の専門家の皆様と緊密なネットワークを構築し包括的なアプローチをする前提で毎日15分も勉強すれば恐れるに足らずだと思います。まず不登校になった子には「よく頑張った」「本当に偉かったね」と言いましょう。皆さん親御さんの教育は断じて間違えてなんかない、間違っているのは下手をすれば近代社会が形成してきた教育システムの構造(あるいはそこから外れる子を考慮せずに制度を構築してしまったこと)そのものです。by 不登校が絶対に許容されず学校に通い抜いてしまった学生より

ps.2023/8/29編集→<あくまで思考実験として>→AIにより仕事が奪われても(おそらくそれは杞憂に過ぎない、仕事が無ければ自力で起業形態を展開させればいいから)法曹・代書業の為に更に3万時間投入を決断した。(バイトしながら毎日9時間×11年間を予定)。理由はこの試験が唯一の生きる意味となっているからです。言語性145動作100の自閉症スペクトラム(ASD)として生まれ、最終合格率3.5%の試験の二次試験(論文試験)の合格最低ラインまで後15点。必ず完遂させる。生きて生きて生き抜いてやる。

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