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多角的な視点から競馬の予想をしています。 Twitterもやっていますが、そこには載せ…

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多角的な視点から競馬の予想をしています。 Twitterもやっていますが、そこには載せれない事を書こうと思いますので、ぜひ少しでも読んでいただけたら嬉しいです。

最近の記事

私の中の思考 競馬で勝つために

 競馬で回収率100%を超えているのは、競馬人口の約2%と言われている。ましてや、競馬で生活できている人なんかはごく一握り。2%という数値は多少なり誤差はあるだろうが、それなりに信憑性の高い数値と言える。競馬はギャンブルの中でも熱狂的なファンが多く、予想家という名の知識人も多く活躍されている。それなのに、この少ない数値なのは原因があるに違いない。今回は私なりの勝ち方をお話ししたいと思う。長くなるとは思うが、ぜひ一読して頂けたら嬉しい。         〜はじめに〜  私自

    • 有馬記念 自信の本命馬

      ◎4枠7番クロノジェネシス・非根幹距離重賞実績4-0-0-1 勝率80% ・中山 1-0-0-0 ・先行力あり ・枠順○  ここまで揃ってしまうと本命にせざるを得ない。適性という部分においては、言うことはない。ただ、今年は超タフだった凱旋門賞を使っており状態は不安。事実馬体写真ではトモの筋肉もハリがなく小さく写り、冬毛も目立つ状態。昨年も同じような状態ではあったが、ローテーションは今回の方が確実にきついためそこがどうか。  動きに関しては、一週前の追い切りでラストもしっか

      • 阪神C 注目馬

         今回の阪神CはG2ではあるが、G1メンバーと言ってもいいくらいメンバーが揃った一戦となりそうだ。阪神開催も今週で12週目で、内はかなり悪く外差しの馬場である。しかし外枠が良いというわけではなく、直線はバラけるため極端に外を回しても届かない。  1200〜1400質の基礎スピードとスピードを持続させられる力が求められる。また今回はタフな馬場での経験も生きると推測。 ◎ソングライン 関屋記念はスタート後の不利や展開が向かず3着に敗れたが、前走の富士Sが52キロだったとはいえ、

        • 有馬記念 出走馬診断

          有馬記念好走ポイント中山芝2500mで行われる有馬記念は、距離も長くコーナーを6つ回り急坂もある事から、小回り適性、最後の急坂を越えられる持続力・スタミナが求められるコース。スタートしてすぐにコーナーが来るため、スピードのない外枠の馬は後方に位置することになる。最初の位置どり争いでほぼ決まると言っても過言ではない。かなりトリッキーなコースであることから、経験や実績は必要だ。 下記の4点を今回は好走ポイントとして考えていく     ①非根幹距離での重賞実績     ②先行力

        私の中の思考 競馬で勝つために

          朝日杯FS 自信の本命馬

          ◎7枠13番ジオグリフ まず新馬戦のラスト4Fのタイムが化け物級だという事は周知の事実であり、数字だけ見ても今回のメンバーでは頭一つ抜けている。新馬戦2着馬のアサヒも東スポ杯2歳Sで2着と好走しており、メンバーレベルも高かったと言える。スピードの持続力と瞬発力を見せつけた非常に内容の濃ゆい一線であり、強い馬にしか出せないパフォーマンスであった。  2戦目の札幌2歳Sも12秒台前半のラップが坦々と続く中、出遅れたジオグリフは残り800mから進出を開始し、直線ではほぼ先頭の勢い

          朝日杯FS 自信の本命馬

          ターコイズS 注目馬

          中山競馬場の芝は、週中に雨が降った影響でクッション値8.7、含水率ゴール前12.9、4コーナー13.7で稍重。土曜日には良まで回復すると思うが、少なからず雨の影響は残ると考えられる。なので、先週ほどインが有利なトラックバイアスではなく、外も伸びるという前提で予想していきたい。またメンバー構成からも、前傾ラップを経験している点にも注視していきたい。 ◎クリノプレミアム 今回イベリスやスマイルカナみたいな逃げ馬がいるおかげで人気落ちしているが、まず53キロはかなり魅力的である。

          ターコイズS 注目馬

          朝日杯FS 出走馬診断

          はじめに 先週の阪神JFと同舞台で行われる、朝日杯FSは2歳マイル王を決めるレースで、今年はジオグリフ・セリフォス・ダノンスコーピオンの3強ムードである。しかし1400や1800路線から出走してくるアルナシーム・オタルエバーなども侮れない存在。どの馬が今の阪神の馬場に適性があるのかなど、いくつかのポイントごとに診断していきたい。 ✔︎ 1 右回りの経験右回りを経験している馬は右回り2歳G 1において、重要なポイントである。2歳という若駒はとにかく経験がものを言う。初めての

          朝日杯FS 出走馬診断

          阪神JF 自信の本命馬

          ◎5枠10番サークルオブライフ  新馬戦こそ3着に敗れたものの、これはかなり強い内容で、あの日終始内を通った馬で馬券に絡んだのはこの馬のみ。勝馬も東スポ杯勝馬イクイノックス、4着馬も土曜日に行われたエリカ賞の勝馬サトノヘリオスでレースレベルは高かったと言える。新潟新馬組×関東馬の2歳重賞成績も連対率55%とかなり良い結果となっている。  2戦目も出遅れて最後方からとなったが、捲っていき直線では2番手。あれだけ道中脚を使ったのにも関わらずラスト2F12.0-11.9と加速し2

          阪神JF 自信の本命馬

          中日新聞杯 注目馬

          先週から開催が始まった中京競馬場。 芝の状態は、 Aコース(内柵を最内に設置)を使用。第5回中京競馬終了後、コース内柵沿いの傷みが生じた箇所を中心に蹄跡補修作業を実施し、10月中旬にオーバーシードとして洋芝を播種した。その後、肥料散布・薬剤散布・芝刈り等の管理作業を行い、生育促進に努めた。芝の生育は順調で、概ね良好な状態。          ※netkeibaから引用  先週土曜日に行われた1勝クラス中京芝2000では、2:00.9の勝ちタイムが出ており、ある程度速い時

          中日新聞杯 注目馬

          チャンピオンズカップ 本命馬はこいつで間違いない!

          本命馬 ◎テーオーケインズ 前走は出遅れから早々動いていったが、最後は伸びを欠き4着という結果に。しかし、得意の左回りではなく、休み明けかつ内有利のトラックバイアスでチュウワウィザードと僅差は、G 1馬の意地を見せた内容。さらに初G1タイトルを挙げた帝王賞は圧巻の内容で、2:02.7の勝ちタイムは過去10年で見てもかなり優秀。ただただテーオーケインズが強かったレース。  今回得意の1800+左回り+2走目で舞台設定は申し分ない。また、人気馬の中でも内でしっかり競馬できる点や前

          チャンピオンズカップ 本命馬はこいつで間違いない!

          中央勢がなぜ苦戦気味なのか、中央と地方の砂厚やコース形態について [考察] +チャンピオンズカップ有力馬診断

          今年、地方勢の勢いがすごい。 川崎記念→カジノフォンテン 1着 かしわ記念→カジノフォンテン 1着 帝王賞→ノンコノユメ 2着 JBCクラシック→ミューチャリー 1着  地方G 1に限らず、G 2やG 3でも地方馬が勝利するというなんとも珍しい年になっている。そこには何らかの要因があるのではないかと思い、今回は個人的な考えを2点挙げさせてもらいたい。 「地方馬は本当に強いのか?」ここにフォーカスして考えていく。 コース形態について基本的に地方馬に負けている競馬場は、川崎

          中央勢がなぜ苦戦気味なのか、中央と地方の砂厚やコース形態について [考察] +チャンピオンズカップ有力馬診断

          ソダシはチャンピオンズカップを好走できるのか[考察]

           白毛馬として史上初めて芝の重賞勝利、GI勝利、牝馬クラシック初出走、初勝利を達成したソダシ。2020年度のJRA賞最優秀2歳牝馬である。アイドルホースとして多くの競馬ファンに愛されている。秋華賞では1番人気に推されながら、10着と敗れてしまった。しかし今回初ダートでチャンピオンズカップに出走する。  ソダシ第二章の幕開けとして今回の舞台に適性があるのか、様々な視点から考察していきたい。 血統について  父クロフネは芝ダートの二刀流として、まず初めに浮かぶ一頭だろう。伝説

          ソダシはチャンピオンズカップを好走できるのか[考察]

          ジャパンC 振り返り

          コントレイルは有終の美を飾りターフに別れを告げた。こんなに思いを強く寄せた馬は初めてであり、まだコントレイルがターフで飛び回る姿を見たいと思う。しかし、強い馬はレースで1番になって終わりではない。種牡馬としても1番にならなくてはならない。そういう宿命なのである。関係者を含め、調教師、厩舎スタッフ、福永騎手の思いも背負って名種牡馬になってほしい。 レース展開 振り返りキセキが後方からとなり、意外にもアリストテレスが逃げる形に。「行けるなら行こうと思っていました」逃げた経験がな

          ジャパンC 振り返り

          ジャパンC 全頭診断

          ムイトオブリガード 東京2400〜2500の距離実績はあるものの、戦ってきたメンバーが今回と比べて低すぎる。また追い込み馬なので展開次第だが、ほぼノーチャスだろう。トニービン持ちで1枠となると少し狙いたくなる気持ちも分かるが、ここでは厳しいと判断。 コントレイル 巷では「最弱無敗の3冠馬」と言われているが、それはこの馬の事を全然理解できていない。世代でみると確かにレベルは高くはない。3冠を取れた理由も世代レベルの低いことによるものだと言われても仕方ない。しかし全レースの

          ジャパンC 全頭診断