有馬記念 自信の本命馬
◎4枠7番クロノジェネシス
・非根幹距離重賞実績4-0-0-1 勝率80%
・中山 1-0-0-0
・先行力あり
・枠順○
ここまで揃ってしまうと本命にせざるを得ない。適性という部分においては、言うことはない。ただ、今年は超タフだった凱旋門賞を使っており状態は不安。事実馬体写真ではトモの筋肉もハリがなく小さく写り、冬毛も目立つ状態。昨年も同じような状態ではあったが、ローテーションは今回の方が確実にきついためそこがどうか。
動きに関しては、一週前の追い切りでラストもしっかり伸びているため、動ける態勢にはある。最終追い切りも見た感じだと、状態が上向いているとまでは言わないが、いい意味で平行線。一週前よりは前進している印象で、引退レースに向けて準備は万全とみる。
ピークアウトしていると巷では言われているが、今年はドバイシーマクラシックで厳しい展開の中ラヴズオンリーユーに勝利。また、宝塚記念ではラスト4Fを約11.5秒台で完走しており、前2頭の競馬だったのをあっさり交わし、さらに突き放す内容。ピークアウトしている馬が出せるパフォーマンスではない。
この馬自身先行力もあるが、後方からでもスパートをかけれるので注文がつかないタイプ。しかし2500は適距離ではないため、最後甘くなる可能性も…今年は怪物エフフォーリアがいるので隊列がどうなるかは見物だが、とりあえずエフフォーリアが前にいる場合かなりきつい。前目で競馬できれば勝ち負けだ。いい時と比べたら物足りないが、それでもここでは抜けた存在。
〜最強牝馬VS最強3歳世代〜
勝つのは最強牝馬に一票。
○エフフォーリア
6戦中4戦は上がり33秒台での勝利。今年の有馬記念はある程度流れてロンスパ戦が予想されるため本来の力を100%発揮できるとは思えない。ただ、小回り適性もあり、先行力もある。3歳の中でも抜けた存在である事は間違いない。クロノジェネシスより前で競馬する様なら勝っても不思議ない。距離不安と実績の差で本命級の対抗とする。
▲ディープボンド
今回この馬が最も得意とする消耗戦が予想されるため、好走する可能性が高い。
天皇賞・春1〜3着馬×道中流れたペースの有馬記念の成績は、1-2-1-6で複勝率40%(天皇賞・春で1番人気〜3番人気の馬だけに絞れば57%)
やはり最後キツくなった時に底力とスタミナが問われるため、3000m以上のレースを使ってきた馬が活きる展開になる。ディープボンドとタイトルホルダーで迷ったが、枠の並びでこちらを3番手にした。タイトルホルダーも枠以外に不安点がないため好走する余地は残されていると考える。
ディープボンドはズブく追ってもなかなか反応しないが、その反面なかなか垂れないしぶとさがある。ロンスパ戦になったら勝負にはなる。
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