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哲学日記

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徒然考えちゃう哲学?っぽいこと日記
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鬱からの復帰 心境

鬱からの復帰 心境

はー、やっと復帰に漕ぎ着けるほど、症状が軟化してくれた。8ヶ月目。

贅沢な休業期間。本当に本当に、人生観は180度という単純な表現では足りないくらいに変化した。ありがたい時間だった。

岡田斗司夫先生の4タイプの考え方を知り、今まで自分が蔑ろにしていた健康や美意識、人間関係なんかをゆっくり見直す時間だった。

人間(生物としての自分)がかなりの欠陥を抱えた生物であるという自覚ももてたこもによって

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鬱になって色々気づいたので、今後はこんな風に生きてみたい、まとめ

鬱になって色々気づいたので、今後はこんな風に生きてみたい、まとめ

鬱発症して4ヶ月弱、現在までに考えたことをひとまずまとめメモ。
そのうちまた違う結論に変わるかもしれない。

1 鬱は、心の風邪というより心の怪我

鬱はストレスにより、脳が疲労して、セロトニンが極端に少なくなり引き起こる心身症らしい。

精神的な不具合も、身体への不具合と同じように、何かしらのダメージを負っている状態と捉えていいのだろう。

身体の怪我なら擦り傷なのか、骨折なのか、打撲なのか、痛

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己の今の状態は、人間故のバグの所為という結論に帰着しそう

とりあえず現時点の結論…。
あんまり明るいオチではないかも。あっけらかんとしていたいけど。

うつの症状にもだいぶ慣れてまあ回復に向かっているこの頃。

一連のどたばたお悩み劇は、まったくもって、単純で陳腐なオチに近づいている…ような気がする。

ギフテッドがどうとか、
育ち方がどうとか、
職場環境がどうとか、
たくさんの原因探しの末。

全てが確かに一因ではあるが、
根本的なのはやはり己の理性の

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空を見ながら思うこと。無価値な世界の好きと嫌いと無関心

空を見ながら思うこと。無価値な世界の好きと嫌いと無関心

悠然と広がる空が好きで、子どもの頃からよく眺めていた。

思春期の頃、学校からの帰り道、街路樹から舞う葉っぱ越しに見た夕焼けに染まり始める空。
不意に時々思い出す。

なんとなく寂しくて、なんとなく愛しい空。

『時の流れと空の色に何も望みはしないように
素直で泣いて笑う君にエナジーを燃やすだけなんです』
(椎名林檎,幸福論,1998)

見返りも何も望まずそこにただ悠然とある物に対する憧れ。生き

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