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新型コロナで社会構造は変わる?こんな時こそコツコツ頑張ろう

今日は嬉しいことがありました。2カ月ぶりに中国の勤務先に出勤したのですが、チームメンバーから中国語が上手くなったと言われたのです。
在宅勤務期間中は、どうしてもメール、WeChatでのやり取りがメインとなり電話を使う機会は限られていましたが、久しぶりに再会したメンバーと『大変だったねぇ。』なんて話をしているなかで褒めてもらいました。

私は、この2カ月間の在宅勤務中、週4~5日×1時間のレッスンと予習・復習、毎日30分~1時間程度のリスニング、単語学習が、少しではありますが報われた瞬間でした(日本人の場合、リーディングはすぐに出来るようになりますよ)。

それでは、本題に入りたいと思います。

1. 社会構造が変われば、働き方が変わる。

これは私自身の考えがまだまとまっていないのですが、今回の騒動を受け、いろいろな点で社会構造が変わる可能性があると思っています。もう少し考えがまとまってきたら、改めて記事に書いていきたいと思います。

例えば、最近は、組織に属さない働き方がクローズアップされてきましたが、今後、組織に所属することのメリットが見直される可能性があると思います。但し、これも単純に昔と同じ形態に戻るのではなく、企業にも所属しつつ、メインはフリーランスというような働き方も出てくるかも知れません(表現的に矛盾していますが)。副業を持ったフリーランスというイメージでしょうか。

各企業が苦労していた『働き方改革』ですが、皮肉にも一気に進むかも知れません。直行直帰、在宅勤務を組み合わせた労働モデルが一気に浸透するかもしれません。特に具体的な理由もなく導入ができなかった業界はこれを機に進みそうです。

満員電車が忌避されるようになり『職住近接』がはやるかも知れません。ちなみに、電車に乗ることを避けるために自動車通勤が増える→自動車の販売台数増もある?なんてことも考えたことがありますが、中国を見ている限り、現時点ではそのような兆候はありません(仮に出来たとしても富裕層です)。

私のまわりでは、お客さん、コンサル等の専門家との打ち合わせも、ZOOM等のテレビ会議形式が定着しはじめているように思います(ちなみにZOOMには、一定期間モニターを見ていないと、それが主催者側に通知される機能があるのをご存知でしょうか?笑。在宅勤務に合わせてマイクロマネジメント(簡単にいえば監視機能)機能を持ったシステムもどんどん開発されてきています)。対面での打合せは少しづつ限られたものに変わっていくかも知れません。そうなると、わかりやすいところでいえば社用車の需要は下がりますし、出張についても、不要なもの、真に必要なものに区分されることになると思います。

グローバルなキャリアモデル、働き方も変わる可能性があります。特にトランプ大統領の誕生以降、経済面を意識しての、自国第一主義、ローカライゼーションが叫ばれるようになってきました。そんな状況下、今回の騒動で、公衆安全の観点で『自国民と外国人』がクローズアップされました。有事の際に、自国民に比べて、外国人の取扱いの難しさが顕在化されました。外国人人材を抱えることを敬遠する企業も増え、外資系企業の本社で勤務することは難しくなるかも知れません(一方、外資系企業の日本法人のトップに就ける可能性も高くなるかも知れません)。

2. 変化に対応できる軸を作ろう

上記でいろいろ例を挙げてみましたが、今後社会がどのように変わっていくのか(または変わらないのか)現時点ではわかりませんが、将来の見通しがきかない、不確実性の高い社会になりつつあるのは間違いありません。そんな不確実性が高まる中、より重要になってくるのは『個の能力』だと思います。
変化の波に乗っていくようなスキルを身に着けるのか、変化により縮小する領域でも生き残っていけるような専門性を身に着けるのか、さまざまな方向性、選択肢があると思いますが、いずれにも共通するものとして『個の能力』があるように思います。

もし今回の騒動を機に、多少余裕がある時間ができたのであれば、自身のスキル、経験、能力の棚卸しを行ったうえで、自分が今後どのような方向性に進みたいのか考えたうえで、今後身に着けるべきものを見極め、そして動き出すのに絶好の機会かもしれません。

私の場合、棚卸をした結果、専門領域の強化、日常業務に対応できる中国語の取得が、自身の差別化に繋がり、今後のキャリアに生きてくると判断しました。そこで、この2点について毎日1ページでも勉強するようにしています。これらの勉強が日々の実務にすぐに生きてくるとも思っていません。ただ、冒頭の話ではありませんが、毎日コツコツと勉強としていれば、多少とはいえ、目に見える成果も出てきますし、将来的に財産、武器になると思っています。地道ではありますが、引き続き、コツコツ積み上げていきたいと思います。

フワフワしがちな時節ですが、一歩一歩、地に足つけて頑張っていきましょう。

ではでは。

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