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瞬間英作文×オンライン英会話で英語は話せるようになる

写真は昨年HSBCトーナメントが行われた会場です。上海にもこれくらい立派なゴルフ場があります。

私は、留学、駐在などの海外経験がなく、英会話の訓練を全くしたことがない状態から、瞬間英作文とオンライン英会話をやりこみ、大よそ2年程度でアメリカ、中国で働き、上司・部下、ビジネスパートナーとコミュニケーションが取れることが可能になりました。
 
私は仕事上、英文の契約書、各種裁判記録・法律文書を読み、訴訟戦略の立案、協議を行うことも多いのですが、少なくともこういった領域で不自由なく、コミュニケーションがとれるレベルには達しました(契約、法律は論理、理屈の世界なので、英語でのコミュニケーションが比較的取り易いかも知れませんね)。
 
今回は、具体的にどのようにして学習を進めたのか、オンライン英会話、瞬間英作文で得られた成果として得られた効果を振り返りつつ、紹介していきます。
 

1.オンライン英会話、瞬間英作文の効果

一回おさらいしてみます。
<オンライン英会話>
・「英語を話す自分」の違和感の解消、日常化
・外国人に対して、英語で話すことのハードルの低下
・瞬発力、反射神経の強化
・英作文能力、ライティングスキルの向上
・リスニング能力の向上
<瞬間英作文>
・インプットしていた文法知識の実践化。
・文章作成能力の向上
・英語を英語のまま考える思考回路の強化。
・リーディング、リスニングスキルの向上
 

2.勉強時間

・オンライン英会話:約250時間(291コマ)
・瞬間英作文:約400時間(500時間を超えているように思います。)
 
約2年間、平日、休日ともに、少なくとも2時間は費やしていたと思います。
いつも精神論で申し訳ありませんが、ある程度は勉強量を確保しないと、成果を得ることは難しいと思います。
もちろん『質』、勉強方法も大事ですが、特に語学において『量』の力は絶大です。
私もダレそうになる時期はありました。それでも自分と同じように22時頃まで仕事をして帰った後、毎晩12時、1時までは勉強しているという、他業界で活躍している先輩の話などを聞き、モチベーションを維持するようにしていました。
 

3.学習方法

オンライン英会話、瞬間英作文ともにアウトプットに活用できますが、私の場合、瞬間英作文をオンライン英会話に向けたインプットという位置づけで使用していました。
 
<オンライン英会話>
・一日最低1コマは受講する。週末等時間が確保できる場合、2コマ、3コマ受講する。
・フリートークまたは会話トピックのみ指定し、レッスンを受ける。
・レッスン中、単語、相槌ではなく、できる限り「フルセンテンス」を作って受け応えするようにする。

☆オンライン英会話のポイントはフルセンテンスで受け答えすること。


実は、相槌だけでも一定コミュニケーションを取ることは可能です。ですが、それでは会話に慣れるだけで話す力は伸びていきません。私もはじめは授業をこなすだけで満足していましたが、相槌力ばかり身に付き、中々、自分の意見を述べることができるようになりませんでした。
ゆっくりで良いので、文を組み立てて話すことが重要です。はじめのうちはI agree (don’t agree) with your opinion because… といった調子で「私はこう思う、なぜなら~」で文章を組み立てると話しやすいと思います。はじめは簡単な単語しか使えないでしょうし、短い文章になりがちだと思いますが、次第に、長いセンテンスで話せるようになっていきます。
会話という半強制的にプレッシャーのかかるなかで、シチュエーションに応じて、臨機応変に文を組み立てる訓練ができるのが、オンライン英会話の大きなメリットです。
 
 
<瞬間英作文>
・一見簡単に見えても、中学レベルの文法、構文知識の教材からはじめる。
・難単語は不要、知っている単語のみで構成されたテキストが使用しやすい。
・左に日本語、右に英文の見開型のテキストが使用しやすい。
・通勤電車、車の運転中、入浴中も音声教材を活用して、勉強できる。
・30分1セット、15分1セット等、スキマ時間を活用して学習しやすい。
・『話すための瞬間英作文トレーニング』は超優秀。
私の場合、『どんどん』、『(おかわり)どんどん』、『ポンポン』の3冊と、アプリをフル活用していました。特にアプリは、日本語が読み上げられた後、回答の英文が読み上げられるまで数秒間の間があるのですが、この時間内にリズミカルに回答していくのが良いでしょう。
・答えを書き出す必要はありません。家の中、車の中であれば、声に出して読み上げてみましょう。頭に浮かんだ文字を紙に書き起こす時間、労力が勿体ありません。(中国語の場合、たまに書く訓練をしないといざという時に書くことができないので、たまには書く練習をすることをお勧めします。)
・文法的にあやふやな箇所が見つかった場合、文法のテキストを読み直しましょう。
 

☆瞬間英作文のポイントは繰り返すこと。

瞬間英作文の目的は、英文を暗唱することではありません。むしろ初見の内容を、英文にしていくことでトレーニング効果が得られます。しかし、これは私の見解ですが、それまでに英作文や英会話の学習をしていない人は『文をつくる』ということ自体に慣れていません。『文をつくる』ことに慣れるために効果的なのは、簡単な文章を覚えてしまうくらいに何度も繰り返し読むことです。
日本語を見て(聞いて)、瞬間的に文章が作れるようになり、ほぼ暗唱した状態になるまで、何度も何度も繰り返しましょう。
 
TOEIC等である程度(個人的には600~700程度)成績が残せるようになったが、話すことができないという人(私のように900オーバーでも話せない人ももちろんです)は、この二つを英語学習の中心に据えてみてはいかがでしょうか。文章をつくる能力を鍛えると、リスニング、リーディングにも良い影響があり、英語力全体が底上げされますよ!
 
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
スキ、コメント、フォロー、メール等お待ちしております。一緒に勉強を頑張っていきましょう!
 
ではでは

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