【スペイン巡礼①】Camino de Santiagoを歩くことにしました。巡礼の話の始まり

結婚した時に、二人で決めたことがありました。

子どもができる前に、長期の世界への旅に出ること。

二人ともたまたま過去に30カ国ぐらいずつを訪れたり住んだりしたことがあり、旅することは大好き。

「アニマル・サンクチュアリ」「紛争の調停」「パーマカルチャー」「平和構築」「エコビレッジ」「自然療法」「地球の一部として暮らす」こと「アヤワスカ」「インディアンの叡智」...など、
二人がそれぞれ興味があるテーマの現場をピックアップして、訪れたり、暮らしたり、ワークショップに参加したり。

地球を一周するかどうかはどっちでもよく、でも結果的に一周にもなりそうなスケジュールに。
でもガチガチに決めず、訪れる前兆をキャッチしながらフレキシブルに身をまかせる旅にしようと着々とプランして、仕事も退職してフリーランスになりました。

2020年春ごろに出発しようとしていた矢先、パンデミックが起きて延期に。同じように大イベントをキャンセルした方、多かったと思います。

それもタイミングやね、と解釈して、その分当時住んでいた面白い住まいでの暮らし（世田谷の田舎コミュニティでの生活。過去の記事にいくつかあります）を満喫しようと方向転換。

身を委ねたら結果、世田谷の暮らしもさることながら、実家のまわりや広島や沖縄など各地で大きなご縁に恵まれて、旅に出ていたら巡り会えなかった繋がりがたくさん生まれました。

それでも、旅に出れるタイミングがやってきたら出ようと画策しつづけていた我々。

もともとあった行きたい場所の中で「一番」行きたいのはどこかを４回、５回と話し合う中で、二人で一致した場所が、フランスからスペインの果てガリシアまで続く800kmの巡礼の道「Camino de Santiago」。

「何でかわからんけど、ずっと昔から惹かれ続けてるねん」と言う彼女。（13年前かららしい）

その話を聞いてから調べていくうちに、話に聞いたことはあるぐらいだった僕も「あーこの道は歩くことになってるんやなあ」となるぐらいしっくり、惹かれるようになったのでした。何故かはわかりません。

それからまた数ヶ月経ったある日、スペインに日本人が渡航できるようになったことを知った我々。
コロナの影響が続くこの世界の中で、自分たちがどうしたいのか、考えうる様々な面から話し合いました。

そして行くことを決め、発信についても悩みを聴き合い、そこからは急ピッチで準備にエネルギーを注ぐことに。

そして昨日、マドリードに無事、到着しました。

いろいろと心配があったり気を張ったりもあって、昨日は何もせず二人とも爆睡。
（学生時代やフィジー在住時よりやっぱり体力落ちてました...）

『不思議な力を持つカミーノ は、今やカトリックのためだけの道ではない。人類が歩くことを許された精神の道だ』とも言われるCamino de Santiago。

東洋哲学では、カミーノ にまつわるこんな話があるそう。

地球上の霊的な生命の力を「プラナ」と言い、プラナは銀河の配列に沿って通っている「レイ・ライン」と呼ばれる星々のエネルギーを反映した線上で特に強力になり、
その高い波動に人の意識が触れると、刺激で抑圧されていた気づきや情報が現れてくると。

カミーノ は、ちょうどそのラインが交差する地点に走っているそうな。

今このタイミングで我々が歩く意味。スピリチュアルな旅になる予感がするこの旅路の一歩一歩の中で見えるもの、降りてくる気づきをそのまんま、時間も内容もできるだけリアルで発信・共有していくことに決めました。

届く方に届くタイミングで届くはず、と思って目の前に集中しながらできることをやっていきますので、各媒体でのお返事はあまりできないかもしれません。

その分、note以外でも僕ららしい発信や相互交流のかたちを詳しくないながらにいろいろと考えているところですので、

こんな情報が欲しい、時差の朝日をリアルタイムで感じたいからライブ配信して欲しい、ラジオ的に聞き流せるのを垂れ流して欲しい、などリクエストもあればぜひください！（既にもらっているのは、我々が市場でランチするときの音＆喧騒のASMR笑）

旅の話がご無沙汰だったここnoteでも、またこれから、よろしくお願いします。

実際にCaminoを歩き出すのは、予定では９月上旬ごろ。
踏破には１ヶ月半くらいかかるかな、と見積もってますが実際わかりません。

予定不調和どんとこい。

同内容の動画も作りましたので、ぜひ！↓

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